──encore初登場のkiOraの皆さんです。まずはお一人ずつ自己紹介をお願いできますか?

4人「はい!」

OTO「kiOraの最年長、OTOです。最年長なので、みんなのお手本のような存在でいたいと思っています。あ、でも、メンバー同士は同級生みたいな感覚で普段から意見を出し合ってやっているので、リーダーではありません(笑)」

──(笑)。続いては…。

KYLA「はい! 年齢は上から2番目のKYLAです。小さい頃にアリアナ・グランデさんの歌を聴いて、ボーカルワークを真似したり、ミュージックビデオの真似をしたりしているうちに、“音楽活動を始めたい!”と思うようになりました。音楽が大好きです!」

OTO
KYLA

RUKA「RUKAです。上から3番目です(笑)。メンバーの中だと、私は記憶するのが得意なので、いつも、みんなでしたことや撮影の日のことなどを思い出す“思い出担当”をしています」

KYLA「“あれいつだったっけ?”ってなったら、だいたいRUKAが“○月○○日だよ”って(笑)」

OTO「いつも正解なんだよね!」

RUKA「自信あります(笑)」

──すごい! このインタビューでも“思い出担当”の活躍を期待しています(笑)。では、最後にYUさん、お願いします。

YU「最年少のYUです。私はOTOと同じ京都出身なんですけど、小さい頃から安室奈美恵さんが好きで、ミュージックビデオやライブ映像をずっと観ていました。5歳からダンスを始めて、今まで音楽が近くにある人生を送ってきたので、これからも音楽と一緒に歩んでいきたいです!」

RUKA
YU

──8月8日に「Coco」をリリースしてから数週間(※8月下旬取材)経ちました。1stシングルをリリースしたという実感は湧いていますか?

KYLA「私はあまり湧いていないです。今までコツコツ積み重ねてきた毎日の延長線上というか…まだ“いつも通り”って感じがしています」

OTO「実感は…“するときがある”って感じです(笑)。音楽配信サービスで自分たちの音楽が聴けるようになったとか、ミュージックビデオがYouTubeにアップされたとか、そういう場面で“遂に私たちの音楽をリリースすることができたんだ”という気持ちになりました」

──リリース前の8月1日には、マレーシアで開催された“CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2026”で初の海外ステージを経験されました。いかがでしたか?

RUKA「そこで初めて私たちのファーストシングル「Coco」を披露させていただきました。私たちの想像以上に一緒に歌ってくれたり、振りを真似して踊ってくださる方がいたり、すごい反応をいただけたので、楽しかったし、嬉しかったです」

OTO「とにかく熱気がすごかったです!」

YU「終わった後、ホッとしたっていうのもあって、全員ちょっとうるっとしていました(笑)」

KYLA「初めての海外でのパフォーマンスだったので、MCも英語で挑戦しました。緊張や不安もあったのですけど、皆さんが温かい声援をくださって、私もすごく温かい気持ちになりました」

──ファーストシングル「Coco」で、お気に入りのパートや“自分のココに注目してほしい!”と思うところを教えてください!

YU「私が注目してもらいたいのは、声です。普段、こうして喋っているときはハッピーな感じですけど、歌うときは曲の雰囲気や、歌詞の意味に寄り添った声にしています。「Coco」では私のパートからシティポップセクションに入っていって、そこから、曲の雰囲気が変わるところに注目してほしいです」

RUKA「私は練習生のときから声の低音部分を活かせる曲を練習していたので、そこが得意です。「Coco」で、KYLAが歌う後ろで“Yeah”と言っているパートがあって、そこはレコーディングのときに“ディープボイス、いいね”ってディレクターさんが言ってくださいました。小さく“Yeah”って入っているんですけど(笑)、注目して聴いてもらえたら嬉しいです」

KYLA「YUのシティポップセクションから私のソロパートに変わるところです。より引き込まれるように感じていただきたいです」

OTO「最初のほうで私が<Co Co いまここ>って歌っているパートがあるんですけど、そこはこの曲の核となる言葉が含まれています。曲が始まると同時に、私の声とダンスと表情から曲の世界観が広がるようなイメージでパフォーマンスしているので、そこに注目して見ていただきたいです」

──コレオの印象とか、お気に入りの振りはありますか?

OTO「振り付けをLAでしていただいたんですけど、すごくキャッチーだと思いました。可愛らしいけどパワフルですし、最後に出てくる“心”を指し示してる動きが、“in my core”を意味するこの曲にすごくピッタリで最高だと思いました」

YU「私のお気に入りは、4人で“COCO”をつくるところです。見ていても面白いですし、私たちのこの曲でしかできない振りなので、この部分は気合が入ります!(笑)」

RUKA「シティポップセクションに入るところで、YU以外の私たち3人が後ろを向いてゆっくり動くところがあって…世界観が一気に変わることを表現しているので好きなパートです」

KYLA「私はサビのパートで、自分を抱きしめる振り付けが好きです。歌ったり、踊ったりしながら、“自分のコアはここにある”って自分に言い聞かせることができる気がしています」

──「Coco」はミュージックビデオも話題ですね。和のテイストをふんだんに散りばめたユニークな仕上がりですが、撮影はどうでしたか? 印象に残っていることがあったら教えてください。

KYLA「枯山水で撮影した日がすごく暑くて! 薄紫のドレスを着ていたんですけど、撮影が終わった頃には濃い紫になってました(笑)」

YU「お寺の畳の部屋で踊るシーンも実はかなり暑くて、衣装も少し厚い生地だったので、さらに暑さが増して…。それを顔に出さないように、涼しい顔して踊るのが大変でした(笑)」

──暑さとの戦いだったんですね(笑)。

RUKA「そのお寺のシーンでは、私の衣装が大きなモコモコで。座ると埋もれちゃうんです(笑)。今までそんな大きな衣装を着たことがなかったので、踊るときも新しい感覚でした」

OTO「私は回転寿司をモチーフにした寿司ランウェイでの撮影が印象に残っています」

KYLA・RUKAYU「ああ〜!」

OTO「テーブルの高さが思ったより高くて! かなり動く振りもありましたし、いつもより高めのハイヒールを履いていたので、“落ちないかな!?という心配と怖さもありつつ、なんとか踊り切りました!」

──完成したミュージックビデオは、リリース日の8月8日にLAで開催された『HEAD IN THE CLOUDS Music & Arts Festival』で世界初上映されました。

OTO「私たちもそこで初めて完成したミュージックビデオを観たんです」

KYLA「そういう大きな会場で観たってこともすごく嬉しかったですし、完成したミュージックビデオも、3日間かけて撮影した中から本当にいいシーンを繋げていただいていて! 素敵なミュージックビデオになっていてとても嬉しかったです」

OTO「観終わった後、会場のお客さんが“フゥー!”みたいな感じで歓声を上げてくださっていて、それも嬉しかったです」

YU「“本当にkiOraとして世の中に出たんだ!”と実感が湧きました」

RUKA「上映後、会場では私たちのトレカを配らせていただいたんですけど、みなさん“良かったよ!”って声をかけてくださって。すごく嬉しかったです」

──素敵な初リリース当日を迎えられたんですね!

──楽曲を聴いたり、ミュージックビデオを拝見したりしていると、カッコよくてクールな印象のkiOraですが、ここからはもう少し皆さんの素顔や意外な一面に迫りたいです。そこで、“メンバーのこういうところをファンの方に知ってほしい!”と思うところを教えてください!

KYLA「OTOはいつもはしっかり者のお姉さんですけど、たまに“どうして!?”と思うようなことをします。この前も、お食事会があって、スタッフさんから“そこのボタンで店員さん呼んで”って言われたOTOが、あれ何?…コショウ?」

OTO「コショウ。胡椒の入れ物が少し尖っていたんです。それで、呼び出すボタンと間違えて“これ押すの?”って」

KYLA「みんな、“そんなわけないやん!”って言って(笑)」

OTO「いや〜、本当に恥ずかしかった(笑)」

YU「あと、OTOは道を覚えるのが苦手です(笑)。地図を見ながら歩いていても、絶対に違う方に行こうとして、1回通った道でも“ここ、初めて来た”と言ったりすることが多くて(笑)」

OTO「強化合宿で韓国に行っていた時に1人で迷子になったときがあって、すごく焦りました。そのときはたまたまYUと遭遇したのでよかったんですけど、YUと会えていなかったら本当に戻れなかったと思います(苦笑)」

RUKA「その韓国で思ったのが、OTOは辛いものがすごく得意なことです。あとKYLAも同じで、2人はずっと辛いものを食べているイメージがあります。私はそんなに得意ではないので、“ちょっと無理かも…”と思ったらOTOに食べてもらっています(笑)」

──KYLAさんの意外な一面は?

RUKA「KYLAは結構みんなにかまってほしいタイプです(笑)。ミュージックビデオだとすごくカッコいいんですけど、実はすごく寂しがり屋な一面があります」

YU「この前、夜中に地震があったときも、私たちのグループLINEに電話がかかってきて…“ねえYUKYLAの部屋に来て一緒に寝て。お願い!”って。そのときは、“大丈夫、YU1人で寝るから”って言いました(笑)」

RUKA「地震のとき以外でも、意外とすぐ電話がかかってきます(笑)」

OTO「KYLAはたまにTikTokとかSNSの動画の組体操系の動きがあるのを“一緒にやろう!”って言ってくるんですけど、これが前々から不思議でたまらなくて(笑)。“どうしてこれがやりたいんだろう?”って。みんなで協力しないと成り立たないような形だったり、動きだったりなので、よくスルーされています(笑)」

KYLA「1回やっただけで、それ以来やっていないよね?」

──いつかkiOraのSNSに組体操系の動画が上がるのを楽しみにしています(笑)。

OTO「やる?」

YU「いつか…? もしかしたら(笑)」

──(笑)。では、RUKAさんの意外なところは?

KYLA「RUKAは一見爽やかで明るそうなんですけど、演技のレッスンでは悪役がすごく似合うんです。悪役になったときのRUKARUKAではない(笑)」

YU「普段は見れないダークな一面が出てきます。でも、プライベートなことで言えば、エレベーターに乗るとき、上にいかないといけないときにだいたい下に乗ろうとしています(笑)。いつも“違うよ! 下だよ”って注意しています(笑)」

OTO「あと、RUKAは食事をしているときに、“ドラマのヒロインかな!?”って思うくらい、いい感じのところにご飯粒とか何かを付けています(笑)。しかも、よく付けていて、“おっちょこちょいだな”って思う一面もあります(笑)。みんなから“また付いてるぞ”って言われて、“どこ〜?”って絶対に違う場所を探すんです。そこも可愛らしくて面白いです(笑)」

──YUさんの意外な一面はどうでしょう?

OTO「kiOraの中で一番明るくて面白いYUですが、甘えん坊というか…“ちょっとあざといな〜”って思うときがあります(笑)。例えば、何かをお願いするときに“え〜、いいでしょ! お願い♡”みたいな」

YU「ええ〜!? 全く無自覚でした」

RUKA「あと、YUは即興で曲を作ってくれることが多いです(笑)。LAに行った時とか、お遊びみたいなテンションでその場で作って歌ってくれます。振り付けもありで(笑)」

YU「すごい適当ですけど(笑)。いつもと違う環境に行くと作りたくなってしまいます(笑)」

KYLA「それで言うと、意外かどうかわからないですけど、よくみんなの前で“あのギャグをやってあげて!”って無茶振りをされています(笑)。何個か持ちネタあるよね?」

YU「あります(笑)。スタッフさんたちとお食事に行ったときの乾杯の音頭とか…でも、ほとんどスベります(笑)」

KYLA「でも私、眼帯のネタ好き」

YU「ありがとう!」

──YUさんのギャグや即興ソングもいつかSNSに投稿される日を楽しみにしていますね(笑)。では最後に、kiOraとしての今後の目標を教えてください。

OTO「聴いてくださる、見てくださる方の“生活の一部”になる存在に私たちはなりたいです。私たち自身も、未完成ながらも日々いろんなものに挑戦して、成長していく姿を、パフォーマンスを通してお伝えしていきたいと思っています。それを見てくださった方が、“私も頑張ろう”と思えたり、私たちの曲を通して少しでも心が救われたり…心の拠りどころの一つにkiOraがなれたら嬉しいです。そして、日本から世界へ。“Japanese Heritage”を感じていただける楽曲を、これからたくさん世界中の方たちに届けていきたいです!」

(おわり)

取材・文/片貝久美子
ライブ写真/横山マサト / MMT

RELEASE INFORMATION

kiOra「Coco」

2026年88日(土)配信

kiOra「Coco」

kiOra 関連リンク

一覧へ戻る