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選曲家の声
2021.08.04

鬼頭明里『Kaleidoscope』インタビュー――歌いこなせるとすごく気持ちいい

声優としてもアーティストとしても確かな存在感を示している鬼頭明里。1stミニアルバム『Kaleidoscope』をリリースする彼女に、アルバムの世界観と思い入れを聞きつつ、「OTORAKU -音・楽-」のために「Light of Music」というテーマでプレイリストを作ってもらった。

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――ミニアルバム『Kaleidoscope』は様々なタイプの楽曲が収録されていますが、リード曲の「No Continue」は、鬼頭さんにとっての初のアニメのオープニングテーマ曲となっているんですね。

「そうなんです。アニメ「出会って5秒でバトル」のオープニングテーマ曲となっているので、すごく気合いが入った曲となりました。ただ、最初にこの曲を頂いたときに、ものすごく難しい曲だなと思ったんです。でも、難しい曲ほど楽しいと思えるタイプなので、楽しみながらレコーディングをさせてもらいました!」



――すごくカッコいい曲ですよね。

「ありがとうございます。これまでもかっこいい曲は歌わせていただいていましたが、その時に自分の乗り越えるべき課題も見つかったんです。それを改善するためにいろんな曲を聴いて勉強していたことが、この曲で活かすことができてすごく良かったなと思っています」

――具体的にどんな課題が出て来ていたのでしょうか。

「私の声って、張り上げて歌うと、どうしてもカッコいいよりかわいらしい声になってしまうんです。でも、カッコいい曲にこの声質は合わないなと思って。なので、自分なりのカッコいい声の出し方を研究して挑みました」

――かなりの練習量が必要だったと思うのですが……。

「かなり練習しました。いろんなタイプの曲を聴いて、歌ってみて、このアーティストさんはどのように声を出しているんだろうと思いながら研究しました」

――どんなアーティストさんが参考になりましたか?

「特に参考にさせていただいたのがAimerさんです。Aimerさんの歌声は、高音でもしっかりと芯がある太い声だなと思って、そこがすごくカッコいいし、オシャレだなって思ったんです。そこを参考にしながら、自分らしい歌声を見つけていきました。ぜひその違いをこれまでの曲と聴き比べてもらえたら嬉しいです」

――ほかには、どんな曲が収録されますか?

「「深夜センチメンタル」は、今まで自分が歌ってこなかったようなジャンルの曲になっているんです。先ほどの歌い方にも通じることがあるんですが、今までのキャラソンでもソロ曲でもしたことのない歌い方で表現できたらいいなと思いながら歌ったので、これまで応援してくださっていた方も、“一味違うな”と思ってもらえると思います」



――基本的にチャレンジは好きなタイプなんですか?

「そうですね。いろんな楽曲を歌うのが好きですし、歌いこなせるとすごく気持ちが良いので、新しい挑戦ができた1枚になりました」

――選曲はどのようにしていったのでしょうか。

「最初に、スタッフさんたちに“どんな雰囲気の曲が歌いたい?”と聞かれたときに、“ブラスの入った曲を歌いたいです”と伝えました。さらに“シンセのエレクトロポップも歌ってみたいです”と伝えたので、それをスタッフさんが汲み取って選んでくれました。さらに、今回はいろんな楽器にフィーチャーして作っていただいたんです」

――ブラスバンドを入れた曲は「V!vace」になりますね。

「はい。すごくかわいらしい曲になりました。聴いていて元気が出ますし、それこそ出かける前や、移動中に聴いてもらったら良い気分になると思います」

――サウンドが今までとは違うからこそ、歌詞のメッセージ性も変化してきたと思うのですが、いかがでしょうか。

「そうですね。「Follow Me!」はすごくかわいらしい歌詞なんです。ガーリーで、大好きな人を思って歌っているような、少女マンガが原作のアニメのエンディングみたいな曲なんです」

――いまからでもタイアップが受け付けられますね!

「本当にそうです!いつでもオファーお待ちしています(笑)」

――そういった曲って、歌っている時も気持ちが変わってくると思うのですが、レコーディングはいかがでしたか?

「この曲を歌っていると、小中学生の少女の気持ちになるんです。歌うだけで心がキレイになる気がしました!」

――本当にいろんなタイプの曲が収録されているんですね。

「そうですね。かならずお気に入りの曲が1曲は見つかると思います」

――ちなみに、「No Continue」のMVはどのようなものに仕上がっているのでしょうか。

「カッコいい楽曲なので、映像もかなりカッコいいんです。「出会って5秒でバトル」の世界感と少しリンクしていて、ストーリー性のあるものになっています。ラストは、“あ、能力を手に入れたんだな……?”という終わり方をしているので、深読みもしてもらえたら嬉しいです」

――撮影はいかがでしたか?

「実は1stライブで一緒だったバンド「ONiGASH!MA」のメンバーのみなさんと撮影しました。それが本当に心強くて、すごく楽しかったです」

――バンドスタイルの映像を撮ると、ライブがしたくなりませんか?

「本当にしたいです! このバンドのメンバーの方々がすごく優しいですし、みなさんの反応もすごく嬉しいので、また早くライブがしたいですね」



──楽しみにしていますね。さて、今回は鬼頭さんにレコチョク×USENのコラボ企画として、「空間の音楽 by鬼頭明里――オープンテラスのカフェで聴きたくなる曲」というテーマで、店舗用BGMアプリ「OTORAKU -音・楽-」のオリジナルプレイリストを作成していただきました。どんなイメージでセレクトされましたか?

「テラス席のある、オシャレなカフェでかかっていたらいいなと思う曲を選びました。実は私、初めて行くお店はなかなか一人では入れないんです。以前誰かと一緒に入ったところなら何度でも行けるのですが……でも、これらの曲がかかっていたら、気持ちが楽になって入っていける気がするんです」

――どんなお店に良く行かれるんですか?

「カジュアルなチェーン店のカフェやファミレスが大好きなんです」

――そうだったんですね!もともと高い好感度がさらにあがりました(笑)。ちなみに、そういったお店や、街を歩いているときに気になって調べた音楽はありますか?

「前に原宿の竹下通りを歩いているときに、すごく気になる曲が流れていたんです。でも知らない曲だったので、歌詞をワンフレーズ聞き取って、スマホで検索をしたらDa-iCEさんの「TOKYO MERRY GO ROUND」だったんです。それからはしばらくこの曲ばかり聞いていました。私の曲も、この曲みたいに誰かに気になって聴いていただけたら嬉しいです。



――今回、曲をリストアップすることで、新たな発見はありましたか?

「基本的にポジティブになりたくて音楽を聴くことが多いので、これまであまりバラードを聞いてこなかったんです。でも、アーティスト活動をするなかで、勉強のために聴くようになったら、すごくすっと心に入ってくるようになりました」

――それは共感できるようになったのでしょうか。

「共感もありますが、なによりも“自分もこういう歌い方が出来るようになりたい”と思うようになったんです。アンニュイな曲って、一見暗く聴こえがちかもしれないですが、聴いてくれる人の心により寄り添うものになると思うので、これから自分の曲でも、そういった曲も歌っていけたらいいなと思っています」

(おわり)

取材・文/吉田可奈
写真/平野哲郎













鬼頭明里
鬼頭明里『Kaleidoscope』
2021年8月4日(水)発売
初回限定盤(CD+Blu-ray)/PCCG-2045/4,180円(税込)
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鬼頭明里『Kaleidoscope』
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