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2021.03.06

竜馬四重奏『connecting』インタビュー――オリジナルを超えられないんだったらやらないほうがいい!

“これがSAMURAI MUSIC”……ヴァイオリンと和楽器のクロスオーバーバンドともいえる竜馬四重奏の最新作『connecting』が、国境を越え、言語の壁も超えて響き渡る。世界中が断絶の危機に直面しているいま、彼らの奏でる音楽がつながることの大切さを訴えかける。竜馬、翠、雅勝、仁に訊く確固たる意志と思い。

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――3rdアルバム『connecting』がリリースされました。“つなぐ”という意味のタイトルですが、どのような意図を持ってこの1枚を制作したのでしょうか?

竜馬「2020年、2021年はコロナ禍の影響が世界中にあって、僕らもふだんは出来ているライブが出来なくなってしまったんですね。みなさんに直接お会いする機会が、本当に失われてしまった。でも、直接会うことはできないけれども音楽でつながることは出来ると思いますし、こんなときだからこそ、みなさんが元気になれるようなアルバムを作りたいよねっていうことを去年の夏くらいに話していたんです。だから、それをテーマにメンバーそれぞれが楽曲を制作し始めました。『connecting』というタイトルとおり、音楽で世界中の人々と改めてつながっていこうというようなイメージのアルバムになっていますね」

――導入のタイトル曲に続く2曲目の「Stand Up」はアッパーな楽曲ですが、そこにパワーや熱い気持ちを伝えたいというリスナーへの思いを感じました。

竜馬「元気にしたいとか元気になるようにっていうのは、いろいろな考え方があると思うんですよ。「Stand Up」は僕が作った曲で、立ち上がれ!っていうイメージの曲になっていますけど、アルバムには寄り添うようなスタイルの曲もありますし、みんなで盛り上がれるような曲もあります。だから、メンバーそれぞれが思いを持って書き下ろしていった感じです」


――その「Stand Up」の次は雅勝さんが手掛けた「HANABI」。華やかさと哀愁が融合している印象を受けました。

雅勝「この曲は最初から「HANABI」というタイトルで作っていたんですよ。サビに爆発するイメージがあって、それが花火っぽいなと思っていたので。そしたら、それを墨田区観光協会の方が見つけてくださって、「すみだ千客万来」というPR動画のテーマソングにしたいというお話をいただいたいんです」

――隅田川花火大会は夏の風物詩ですからね。雅勝さんは、もう1曲「VIVA! NIPPON」も作曲していますが、こちらは、とてもリズミカルで気分が上がる楽曲になっていますね。

雅勝「もともとは2020年がオリンピックイヤーだったので、アスリートを応援することをテーマに書いていたんです。でも、こういう状況で東京オリンピックは延期されてしまったので、途中で日本全体を応援する方向にテーマを切り替えました。そもそも和楽器を通じて日本ってカッコイイよね、日本って素晴らしいよねということを伝えたいというのが竜馬四重奏自体のテーマでもありますから」


――聴いていて自然に笑顔になれる曲だと思います。対して翠さんが作曲した「雨」はノスタルジックな雰囲気。

翠「僕は日本の楽器のメロディーを生かしたバラードというのをテーマにしていて、これまでもそういった曲を何曲か作っているんです。今回は日本の雨の情景がテーマ。日本語には雨を現す言葉がたくさんありますし、いろんな季節の雨がある。だから、それをどうにか曲で表現できないかと思ったんです。それに加えて、今はこういう状況下で大変な方がたくさんいるので、そういった方々に寄り添うような優しい雨のイメージにしたいということも考えました。それにアルバムコンセプトが決まったとき、竜馬は底から沸き立つような元気な曲、雅勝くんは盛り上がる曲を作ってくるだろうなと想像できたんですね。でも、僕はじとっとした応援の仕方をするタイプなので(笑)。静と動とか陰と陽のようなコントラストがある曲を作ろうかなと思ったんです」

――でも、翠さん作のもう1曲、「星・月・夜」は、じとっとしてないですよ(笑)。とてもかわいらしくてファンタジック。

翠「この曲は最初もっと大げさなバラードだったんですけど、アレンジャーさんの力で、みんなで星を見に行くようなロマンチックな仕上がりになったんです。おじさんたちがやるのにはちょっとかわいすぎないか?とも思ったんですけどね(笑)」

仁「戸惑いはあったよね(笑)」

翠「最初はね。実際に4人で星を見に行くことなんてないんですけど、でも、この曲を演奏していると、寂しがり屋の竜馬が星を見に行くのにつきあっているような気持ちになるんですよ(笑)」

雅勝「僕のこの曲に対するイメージは、おもちゃ箱。2月の江東区文化センターでのライブでも演奏したんですけど、そのときは、“俺、ブリキのおもちゃなんじゃないか?”っていう気持ちになって楽しかったです」

翠「そういう感じもあるよね。ディズニーランドで遊んだあとって、こんな感じで帰るよなっていうか……ちょっと童心に返る」

仁「これは僕の持論なんですけど、竜馬四重奏は楽器の特性もあって、すごく個性が強いんですね。だから、どんな曲調の曲が来ても、四重奏がその曲をジャックしてしまう。そんなつもりで僕はいたんです。でも、この「星・月・夜」に関してはジャックできなかった。ファンタジーに負けたっていう感じがありましたね。結果、いい意味で四重奏っぽくないポップな感じになった気がします」


――私もそのライブで聴かせていただきましたけど、新鮮で楽しかったです。

仁「ああ、それならよかったです」

――そして竜馬さんが作曲した「Sekai-Japan-connecting ver.-」は、晴れやかでハッピー。2019年から2020年までテレビ朝日系「スーパーJチャンネル」のテーマソングにもなっていた曲ですね。

竜馬「はい。番組用に書き下ろさせてもらいました。そのとき番組側から“世界の中の日本”をテーマに報道していきたいというお話をお聞きしていたんですよ。僕たちも日本の文化や歴史、伝統を世界に発信していきたいと考えていましたし、世界の中の日本だからこそ、それを発信する意味があると思っていたんですね。世界の文化と日本の文化の違いがあるからこそ面白いわけですから。だから、「スーパーJチャンネル」のテーマは僕らととてもリンクしているなと思っていました。ただ、やはり報道番組というのはいい部分も悪い部分も伝えていくものだと思うので、さわやかだけど、少しマイナーなところもある。そういう感じで作っていったんです」

――どの楽曲もそうなんですが、1曲の中に緩急がありますよね。

竜馬「メンバーの人としての個性やカラーというのも楽曲には出やすいと思うんですけど、やっぱり誰でも前向きで元気なときもあれば、そうじゃないときもありますからね。さっき静と動、陰と陽という話が出ましたけど、僕の「Stand Up」っていう曲なんかは、動なんだけど陰だと思いますし、この「Sekai-Japan~」は動であり陽だと思うんです。そういういろんな組み合わせが、それぞれの曲にあると思いますね。そして、そこにはたぶん人の心の移り変わりということも影響している。この『connecting』が僕らにとって3枚目のアルバムになるんですけど、1枚目のとき、2枚目のとき、3枚目のとき、そのそれぞれで全部自分たちの心情や環境は変わっていますから」

――年齢を重ねることや環境の変化って、心情にも反映しますからね。

竜馬「そうですね。だから、このアルバムに入っている曲も今の時代だからこそ作れた曲だと思います。前のアルバムを出したのは2016年で、もう5年前。つまり今より5歳若いわけで(笑)、当然その頃の自分とは変わってきているでしょうから」

翠「前のアルバムって、自分たちのやりたいことをやるっていう感じだったんですよ。もちろん聴いてくれる人を意識してはいるんですけど、まず自分たちが何をしたいのか?自分たちがやってこなかったことは何なのか?っていうのを考えてアプローチしていったと思いますから」

――発信することが第一という感じ?

翠「そうですね。発信側だった。それに対して今回は“届ける”っていう意識が、すごく大きかったアルバムだと思います。だから、1枚通して聴いていると何かが伝わってくると思いますし、そこが前作との大きな違いになっていますね。これは僕の個人的な感想ですけど、前のアルバムは曲と曲が、どうだ !?って主張し合っていた気がするんですけど、今回のアルバムは、曲と曲が引き立て合っているというか。アルバムの流れで聴いていたら他の曲のためにこの曲があるっていう感じがしましたね」

雅勝「個人個人がひとり歩きしているのが前回のアルバムだとしたら、今回はチームとしてバランスがいい感じがします」

仁「コロナ禍の中で作っていたからっていうのもあったのかもね」

雅勝「確かに。最初からコンセプトを持って始まったから。前回は別にコンセプトもなく、お前ら、曲作ってこい!って言われて曲をバーッと出したっていう(笑)」

仁「そうそう。これがSAMURAI MUSICや!って(笑)」

翠「それもそれでよかったと思うんですけど、まとまりは今回のほうがありますね」

竜馬「コンセプトアルバムですからね」


――そういった竜馬四重奏のオリジナル曲に加え、「あんたがたどこさ」、「ハナミズキ」、「情熱大陸」といったカバー曲も収録されています。

竜馬「カバー曲は毎回アルバムに何曲か入れさせていただくんですけど、そのときによって観点は違うんです。今回の場合は、先ほども言ったように、とにかくみなさんに元気になっていただきたいというのがいちばん。今までのカバーに関しては、みんなが知っている曲というより自分たちが好きな曲という傾向が強かったんですけど、今回は老若男女問わずに知っている馴染みのある曲を、というのがひとつのテーマでした。その中で最初に決まったのが「ハナミズキ」。この曲は9・11のあとに作られた楽曲で、誰かを思うという部分では、今回のコンセプトとすごくリンクしますし、何よりみなさんが知っている曲でもありますからね。そして、「ハナミズキ」がバラードだったので、もう1曲は“動”のイメージの元気な曲を、と思って選んだのが「情熱大陸」。いろんな候補があったんですけど、この曲も誰もが知っている曲ですから。ただ「情熱大陸」は葉加瀬太郎さんの曲なので、同じバイオリニストの楽曲をやるの?というところでは、僕は最初ちょっと反対したんですけどね(笑)」

仁「そうだったね」

竜馬「でも、これはどの曲にも言えることなんですけど、カバーするからにはオリジナルを超えるくらいのカッコイイものにすべき。オリジナルを超えられないんだったら、やらないほうがいいと思いますから。そしたら上がってきたアレンジがめちゃくちゃカッコよかったので、ああ、これならいいなと思いましたし、今は難しいですけど、そのうち街中で演奏するようなイベントに参加させていただけるようになったとき、この楽曲なら、みなさんに足を止めていただけると思うので、そういった意味でもこの2曲が選ばれたんです」

――この「情熱大陸」はオリジナルよりもイケイケですよね。

竜馬「僕たちのほうが葉加瀬太郎さんよりちょっと若いからですかね(笑)」

――「あんたがたどこさ」に至っては、すごくアレンジが大胆。メロディが入ってくるまで何の曲かわからなかったです。

竜馬「大きく変わりましたからね。「あんたがたどこさ」は熊本発祥の曲ということで、熊本市とコラボレーションしたんです。熊本城が地震で崩落してしまい、その再建が熊本市の命題なんですね。だから、この曲のアレンジも力強く壮大。熊本のいいところを表現しつつ、まだまだ立ち上がっていくぞ!という意識もある感じになっていると思います」


――先ほど“オリジナルを超えられないとカバーする意味がない”と言っていましたが、和楽器の響きと相まって、よりじんわり響いてくる印象がありました。

竜馬「ありがとうございます」

――「ハナミズキ」はライブでも演奏されていましたが、雅勝さんのオリジナル三味線“SHAMIKO”を使っているんですよね。

雅勝「そうです。ちょっと音色が変わって面白いのかなって思ったので」

――津軽三味線ってわりとバッキングというか、どちらかというと打楽器に近い印象があったので、きれいなメロディを奏でているのが新鮮でした。

雅勝「メロディは、バンド的には竜馬と翠が王様なので(笑)。でも、津軽三味線も何でもできるといえば出来るんですよ。メロディ楽器にもなり得るので。ただ、どちらかというと単独でメロを取るというよりは、本来は歌い手の後ろで伴奏をつけているほうが気持ちいいんです。津軽三味線を使う民謡って、もろにユニゾンなので。それにバイオリンって、ちょうど民謡で言うところの歌の太さに似てるんですね。だから、バイオリンのメロディに当てると気持ちいいんですよ」

――弦楽器が人間の声に近いとは聞きますけど、ふだんポップスなどで聴くストリングスにはアクセント的なイメージが強いじゃないですか。でも、こうやってメインの楽器として存在すると、それとはまた違った聴こえ方がしますよね。

竜馬「そうですね。特に歌ものをやると、そのへんは如実に出るのかなと思います。僕は高校のときに歌の先生からレッスンを受ける機会があったんですよ。歌ってブレスがありますし、笛にももちろんブレスがある。でも、バイオリンってブレスしなくても出来る楽器なんですね。だから、ブレスをしないと、すごく楽器的になるんです。でも、バイオリンで敢えてブレスをして演奏していくと、すごく歌っぽくなる。より人間的になるんです。それを高校時代に学んだので、それが自分のパフォーマンスのひとつの原点にもなっていますね」

――なるほど!その先生はすごいですね。

竜馬「僕も忘れられないです。だから、それはバイオリンをやる上で、とても意識しているところですね。特に「ハナミズキ」のような歌ものは、聴いてくださっている方が歌詞を意識する。だから、まるで歌っているかのように演奏するということは心がけています」

――歌えるという意味では、篠笛にも感動しました。

翠「今、竜馬が言ったブレスを取るという意味でも歌に近いところはあると思いますし、言葉の文字数を意識すると歌っぽくなるなっていうのは、僕も感じています」

――仁さんの鼓の響きも素晴らしくて、一音でぐっとと引き付けられました。それに鼓はもちろんですけど、ライブのときはパーカッション的な立ち位置というか、いろいろな楽器を担当なさるんですね。

翠「効果音担当だよね」

竜馬「彼はパフォーマーです」

――まさにライブのときはそうでした!

仁「ライブでちゃんと演奏するのは当たり前じゃないですか。だから、それよりもライブのときの僕の役職は、お客さんを乗せることだと思っているんです」

翠「別に頼んでないけどね(笑)」

仁「でも、3人はしっかり演奏しないと音がズレちゃいますけど、鼓は、なくてもいいところがあると思うんですよ(笑)。メジャーになって大勢の方の前で演奏するようになったとき、これは鼓打っている場合じゃないな!って思いましたからね。だから、お客さんが乗れる曲のときは盛り上げることに特化して、みなさんをもっと楽しいところに連れて行こうと思っています」

雅勝「たまに、僕らをほったらかしにして行くときもありますけどね(笑)」

翠「そうそう!自分とお客さんだけの世界になっちゃう(笑)」

仁「だって、お客さんを盛り上げているときが演奏よりも楽しいんだもの」

雅勝「だから、諸刃の剣なんです(笑)。でも、仁さんには会場を一体化させる力があると思いますね」

――それにみなさんが作り出す音楽はインストゥルメンタルなので、本当に言葉を必要とせずにつながれるじゃないですか。だから、海外の人も楽しめますよね。

仁「どこに行っても盛り上がっていただけるっていうのはありますね」


――とはいえ、コロナウイルスのせいで、海外どころか今までと同じような活動は難しくなりました。でも、だからこそ気づいたことや、改めて考えたことはありますか?

翠「1回全部がゼロになった感じはありますよね。それまでの自分を脱ぎ去って、もう一度自分を見つめ直す時間になった。その結果、等身大の飾らない自分を発信できたり、飾らない人たちを見ることも出来たんですよ。だから、特別なことだけじゃなく、普通なことっていいなって、いろいろな活動の中で感じることもできました。そのひとつがライブ。久しぶりにやったら、お客さんが来てくれたので、今までは普通だと思っていたけど、実はこんなに幸せなことだったんだなって感じましたね。それだけにこれからはそういう気持ちも大事にしながら、また何か新しい活動を探していきたいと思っています」

竜馬「僕も同じで一時期は音楽家としての存在意義も含めてゼロになった気がしたので、そのことに当初は悩んでいましたね。でも、当然のごとくとても時間が出来たので、自分と向き合う時間が出来ましたし、それは15歳のとき以来だったんです。僕は高校受験で浪人しているので、1年間の猶予を与えられたそのときにも、本当にとことん自分と向き合いましたから。そこで自分の弱いところも強いところも再認識した。そして、その1年間がここまでの自分を作ってきたと思っているんです。それからちょうど20年経ったとき、またそういう1年間がやってきた。だから、今回のこともこれからの自分のためになるような有意義な時間になったかなって思っていますね」

――こういうことでもないと日々の忙しさに追われて、立ち止まらないまま進むだけだったかもしれないですしね。

竜馬「そうなんですよ。僕なんて、特に休みが苦手な人でしたからね。時間を持て余すのが本当に嫌で」

――竜馬さんはマグロ体質ですね(笑)。

竜馬「そうなんです(笑)。何かしらやっていないと気が済まない。だから、自分からどんどんスケジュールを入れていくタイプだったんです。でも、今回のことでオフの充実のさせ方を学びましたね。それは今後オンが忙しくなったとしても生かせると思いますし、結局はそれが心のバランスにもつながると思うのですごくよかったです」

仁「僕も緊急事態宣言が出たとき、竜馬は大変だろうなって思ってましたね」

雅勝「それは、みんな心配してたと思う」

仁「僕ら3人はインドア派なので、ずっと家にいても大丈夫なんですよ。だから、僕はここぞとばかりに好きなことをしようと思って朝までゲームをして、早朝に犬の散歩に行き、その帰りに朝マックを買って帰って食べて寝る……みたいな(笑)」

竜馬「すげえな(笑)」

仁「もともと楽観的な性格なので、こんなこと人生に何度もないんだから、それを楽しもうって思ってました。ただ、困ったのは自分のスキルが落ちること。声を使わなくなりますからね。僕、カラオケが好きなんですけど、カラオケ店も閉まっちゃったので、それがいちばんつらかったです。しかも、カラオケ店もお客さんが来なかったらつぶれちゃうかもしれないじゃないですか。だから、僕が週に1回そのカラオケ店を借り切って、そこで撮ったパフォーマンスをSNSで発信したりしていました」

――カラオケ店は助かりますね。

仁「助け合いですよね。僕は僕で仕事がなくなったので、それを知っている馴染みのお店の方が、ごはん食べに来いって言ってくれたりしましたから。だから、そういうことからも人と人とのつながりのありがたさを改めて感じました」

雅勝「僕は個人のYouTubeを頑張りました」

仁「もともと頑張ってたんだよね」

雅勝「そうなんですけど、去年の3月からは週1で生配信を始めたんですよ。だから、そんなこんなで日が暮れました(笑)。それに生配信したことでいろんな人からも感謝されましたし、僕も楽しかった。本当にいろんな方の支えがあって、自分は活動できているんだなと思い返した1年でしたね」


――少しでも早く状況が好転することを祈るばかりです。そして、竜馬四重奏としては、アニメ「美少女戦士セーラームーン」の主題歌「ムーンライト伝説」のカバーを配信中です。しかし、すごい選曲ですね!

仁「アニソンの候補がたくさんある中で、これに落ち着いたという感じです」

翠「雅勝くん曰く、これは、おじさんが演奏することによる歪(ひずみ)を楽しむカバーだそうですよ(笑)」

雅勝「今の時代、歪は大切なんですよ(笑)。この人がこれをやるの !?っていう意外性がバズったりするので。だから、そういう意味でもいいと思いますね」

竜馬「カバーの良さには、ふだん僕たちの音楽に触れていない方たちにも触れていただけるという点もあると思うんですよ。そういった意味では「ムーンライト伝説」がきっかけになって、また新しく僕らに興味を持ってくださる方が現れるといいなと思っています」

(おわり)

取材・文/高橋栄理子
写真/桜井友里



竜馬四重奏
竜馬四重奏『connecting』
2021年2月3日(水)発売
PCCA-06009/3,300円(税込)
ポニーキャニオン




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