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2021.01.20

mzsrz(ミズシラズ)「夜明け」インタビュー――誰かと違ってもいい

エイベックス×テレビ東京によるオーディション企画「ヨルヤン」を勝ち抜いた大原きらり、作山由衣、実果、ゆゆん、よせいの5人からなるボーカルコレクティヴ=mzsrz(ミズシラズ)。ボーカロイドクリエイターのDECO*27がプロデュースするミクロミュージックとは?

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──みなさんは、“声”にフォーカスして開催されたヨルヤンのオーディションに合格して出会い、mzsrz(ミズシラズ)というグループとしてデビューしました。

よせい「グループ名が発表されたとき、正直、なんて読むんやろ?って思ったら、“ミズシラズ”でした。“見ず知らずだった私たちから、まだ見ず知らずのアナタへ”っていう意味を知って、素敵!って。きれいな水をイメージしたグループのテーマカラーも大好きです」


ミズシラズ

よせい



── mzsrz(ミズシラズ)としての活動がスタートした今、どんな気持ちですか?

よせい「オーディションに合格してデビューが決まったときは、まだあまり実感がありませんでした。でも、こうしてインタビューをしていただいたり、昨日はデビュー曲の「夜明け」のMVを撮影したりする中で、ようやくデビューを実感しています。なので、今はすごくワクワクしています」

ゆゆん「私は、自分がデビューすることに驚いているというか、今でもわからないというのが、正直な気持ちです。でも、デビュー曲のレコーディングをして、MVの撮影をして、こうして取材を受けて、私たちはたくさんの人に支えられているんだなって実感しています。実感したおかげで、自分は必要とされているんだと思えて、生きがいを見つけることができたし、これから私たちの音楽を一生懸命に世の中に届けていけたらいいなと思っています」

実果「私は、オーディションに参加している意識がなくて、nana(スマートフォンで歌や演奏を録音、投稿できる音楽アプリ)は気軽だし、ヨルヤンオーディションの審査員であり、課題曲の作詞作曲、プロデュースをしてくれたDECO*27さんも好きで、課題曲も好きだから単純に歌いたいなって。だから、気づいたらここにいた感じです。そしたら、知らない世界が広がっていて、夢の中にいるような、自分じゃない人の人生を歩んでいるような、よくわからない。もともと公務員になりたかったんですけど、全然違う方向に進んでいて、本当の自分ではあるんですけど、また別の自分がいるような感覚。やっぱり、よくわかんない状況です(笑)」


ミズシラズ

実果



──想像していなかった方向に進んでいる今は、楽しいですか?

実果「この4人に出会えたことが、幸せだなって思っています。毎日が楽しいです。なので、今はこの道で生きていければと思っています」

大原きらり「私も実果ちゃんと同じで、nanaのトップ賞が大好きなDECO*27さんの立ち会いレコーディング権だったので、投稿してみたんです。そしたら、テレビ局の人から連絡が来て、いろいろ見直してみたら、nanaに投稿した歌がヨルヤンのオーディションにもなっていて。それで、気づいたらここにいるって感じです」


ミズシラズ

大原きらり



──夢は、歌手以外だったんですか?

きらり「声優になりたくて、オーディションを受けたり、養成所に通ったりしていました。ずっと私は声優になるんだって信じて生きてきて、でも歌手になって、人生って面白いなって思います」

作山由衣「私は歌手になりたくて、デビューしたいなってずっと思っていました。なので、これまでもオーディションを受けてはいたんですけど、なんか芸能界って怖そうで(笑)、ちょっとあきらめていたところもあったんです。でも、mzsrz(ミズシラズ)のメンバーになったら、メンバーもスタッフさんもやさしくて、思っていた世界と違いました。今は、この5人の中で私が一番楽しんでいるって言えるぐらい、この活動を楽しめているなって思っています」


ミズシラズ

作山由衣



──歌手になりたかったのは?

由衣「歌うことが好きで、音楽に関わりながら日々を過ごせたら、楽しい人生を送れるかなって」

──デビュー曲の「夜明け」について教えてください。

きらり「悩んでいたり、つらいことがあったときにすっと寄り添えるような曲で、聴いてもらえたらちょっとは悩みも軽くなるんじゃないかと思います」

よせい「すごくいい歌詞は、DECO*27さんが私たち一人ひとりをイメージして描いてくれたので、自分の気持ちにピントが合ってるんです。私は、<逃げよう さあ今日がやってきた>という歌詞で、気持ちが楽になりました。あ、逃げてもいいんだって。子どもから大人まで、逃げたいときって絶対にあると思うんですけど、そういうときでも夜明けの希望を感じられる曲なんじゃないかなと思います」

由衣「寄り添う曲でもあるけど、背中を押してくれる曲でもあると、私は思っています。「夜明け」には、<誰かと違うから 指をさされ>っていう歌詞があるんですけど、それは自分でも悩んでいることだったんですよ。でも、MVでは全員が自由に自分だけの表現をしています。それは、誰かと違ってもいいんだっていうメッセージになっていると思っているんですけど」

きらり「MVではそれぞれが曲に没頭して、自分が考える自分なりの表現で、みんなが違った解釈をしながら身振り手振りをしています。その姿から、私たちの思いが伝わればいいなって思います」

由衣「「夜明け」の歌とMVの映像が合わさって、誰かを支えたり、助けられたらなっていう思いがあります」

──みなさんは10代ですけど、みんなと同じじゃなきゃいけないという、いわゆる同調圧力を感じることは多いですか?

ゆゆん「感じます。私は高校を中退しているんですけど、みんなが学校に行くことが当たり前だと思っている。でも、そうじゃない子が多くなってきていると思います。みんなと同じことを求められて、それができるのが当たり前だと思われて、でも当たり前のことができないから劣等感に包まれて、自分を責めてしまう。それで、自分で“自分”を殺してしまうんです。そうなると、精神的にも体力的にも何もできなくなります。以前の私が、まさにそんな感じでした。でも、高校を中退して、なんとなく応募したこのオーディションに合格して、今はこの場所にいて。だから、なんとなくの軽い気持ちでもいいので、何かに挑戦すること、やってみることは大事かなって思います。私の場合は奇跡のようなものなんですけど、こうやって人生が180度変わることもあるので、自分だからこそのメッセージを歌を通して伝えたいです」


ミズシラズ

ゆゆん



──ゆゆんさん以外のみなさんも、やはり悩みはありますか?

実果「同級生は、みんなメイクとか韓国のアイドルが好きで、その話をしているんですけど、私は話を振られてもわかんない。だから、自分の好きなものを一人で見て、その感想を自分の中に溜め込んでいるという寂しい状況で(笑)それが悩みかも……」

──実果さんは、どんなものが好きなんですか?

実果「歌ってみた界隈とかボカロ界隈が好きで、ニコニコ動画を見て、ニコニコしていました(笑)。Souさんや夏代孝明さん、Eveさん、ウォルピスカーターさんとかが好きです」

──好きなものが人と違うのは、すごくいいことだと思いますよ。由衣さんは、何か悩みはありますか?

由衣「私は、すぐに笑っちゃうことが悩みです。楽しくて笑うときはいいんですけど、笑っちゃいけないときも笑っちゃうんです。学校でも、先生がちょっと噛んだだけで笑ってしまって。家に帰って反省します。直したいです」

──でも、みんなが笑っていないから笑っちゃダメということはないし、人と違う何かを感じているということなので、表現者としてはいいことでもあると思います。きらりさんは?

きらり「悩みはとんでもなくたくさんあるんですけど(笑)、この5人でいるときはその悩みも忘れられます!みんな明るいし、楽しいし、やさしいし、かわいいし、もう第2の家族みたいな感じです!」

──5人で、これからの夢は話していたりしますか?

よせい「まだはっきりとした夢を深く話す時間がないんですけど、私が中国語を話せるのでまずは中国に進出! それからヨーロッパに行って、世界を目指す! おっきく夢を持っても、損はないので!」

──いいと思います。有言実行や言霊という言葉もありますから。

実果「私は、「ポケモン」の主題歌が歌いたいです」

きらり「私も、アニメの主題歌。声優としても出演できるように頑張りたいです!」

由衣「私は、ドラマの主題歌を歌ってみたいです。演技にも挑戦してみたいです」

ゆゆん「私は、影響を受けたアーティストさんとコラボしたいです。例えば、Adoさんとか」

──今後、音楽的な部分、表現の部分ではどんなグループになっていきたいと考えていますか?

よせい「私は、失恋系の歌を歌いたいです。私、失恋だけはプロっていうか、よく失恋するんです。ずーっと片思いして、いけそう?いけそう?無理なん!って(笑)。それで、失恋するたびにボロ泣きして、次の日にはケロンみたいな感じなんですけど。だから、失恋の歌は感情移入しやすいし、恋愛ソングにはお世話になっているので、mzsrz(ミズシラズ)でも失恋の歌を歌って、自分みたいに失恋した女の子に元気を与えたいです!」

由衣「世界に通用するというか、世界中の人が全員共感できるような歌を歌いたいです!」

きらり「よせいちゃんが中国語を話せるので、よせいちゃんを筆頭に世界進出を!」

実果「YouTubeの歌ってみた動画のコメント欄、ほぼほぼ英語で日本語の方が少なかったりするしね」

よせい「だから、発信次第で世界にも行けるかもって……」

きらり「私は、みんなの歌声の個性を活かした曲が歌いたいです。私たちって、みんな歌が似た感じじゃないんですよ。みんな声が違って、色とりどりなので」

──では、最後にその歌声について、よせいさんはゆゆんさん、ゆゆんさんは実果さん、実果さんは由衣さん、由衣さんはきらりさん、きらりさんはよせいさんという形で語ってもらえますか?

よせい「ゆゆんちゃんの歌は、男の子っぽい一面もあって、力強いんですよ。しかも、歌詞の内容によって自分の声を操ることができて、カメレオンみたいな魅力があります!」

ゆゆん「実果ちゃんの声は、癒しですね。しかも、儚くてかわいいんです。耳が幸せになります」

実果「私は、由衣ちゃんの歌を聴いたとき、白馬が思い浮かびました。おとぎ話の世界にもいるけど、現実の世界にもいて、そこにいるだけで目を奪われるようなきれいさがあって。それに、馬って走るのが速いじゃないですか。由衣ちゃんの歌は、そのスピード感もあるんです。届けたいところに向かって、一直線に走っていくような感じがあるっていうか。だから、実際にまっすぐ届いてくるし、キラキラしてるし、美しいです」

由衣「きらりちゃんの声はすごくやわらかいんですけど、声優を目指しているから基礎がしっかりしているので、歌が安定していて安心します。歌に演技力があるので、きらりちゃんの歌を聴いたら、何を感じて、どういう気持ちを歌いたいのかも、一瞬で伝わってきます!」

きらり「よせいちゃんって、やさしくてあったかい声なんですよ。それに、歌を聴いていると、近くにいる友だちが「大丈夫やで!」って励ましてくれる気がして。それが、すごく魅力的だなと思います!」

よせい「私、自分の声があったかいと思われてると思ってなかった! でも、もしあったかいと感じてもらえてるなら、もっとあったかさを出して、デビュー曲をリリースするこの冬をカイロいらずの冬にしていきたいと思います!」

(おわり)

取材・文/大久保和則



ミズシラズ

■Message from DECO*27/mzsrz(ミズシラズ)プロデューサー
デビューまでは各自で活動していた5人がオーディションを経てmzsrzとして活動していくことになったストーリーを、「夜明け」で彼女たちの歌声が曲後半にかけて重なっていく展開で表現しました。mzsrzのメンバーが今感じていることをヒアリングし作詞をしました。個々の歌唱パートとリンクする歌詞にも注目して聴いてみてください。 まずはデビュー曲を皆さんにお届けでき嬉しい気持ちでいます。今後は個々の表現と集合した時の変化を更に磨き上げ、第2弾、第3弾と制作をしていきますのでどうぞお楽しみに。改めてmzsrzデビューおめでとうございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします。





ミズシラズ
mzsrz(ミズシラズ)「夜明け」
2021年1月11日(火)配信
avex trax




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