ジョン スメドレー京都店で開催されるうつわ作品の展示会「研鑚 study Exhibition vol.04」は、6月1日から17日まで。
現代まで受け継がれてきたジョン スメドレーの伝統と技術によるクラフトマンシップ。その精神性が感じられる展示をコンセプトに、現代的な解釈で美を追い続ける作家へ依頼し、展示・販売を行う。
職人たちは自らの心にある「美」を目指し、ただひたすらに技術を磨いている。それぞれ求める美は違えど、「研鑚 = study」の日々を重ねる。それぞれの作家がもつ十人十色の探究心と、日々の研鑽が生む多様な作品が並ぶ。
4回目となる本展は4人の作家と共に、伝統的なクラフトマンシップから生まれるニット同様、昼夜研鑚に励む作家の作品を手にとり、その研鑚のあとを体感できる機会となっている。
■研鑚 study Exhibition vol.04
期間:2024年6月1日(土) - 6月17日(月)
時間:11:00~20:00
会場: JOHN SMEDLEY 京都店
京都府京都市中京区場之町586-2 新風館1F
TEL:075-708-7878
出展作家:蠣﨑マコト / 小林徹也/ 芳賀龍一 / 岩田哲宏
■蠣﨑マコト
潔く透明でガラスの質感を全面に出したデザイン。
こだわりを持って制作する透明度の高いガラス作品はすべて宙吹きによる手仕事で作られる。
経験なくして作り得ない職人性と「らしさ」が活きるデザイン性が融合する作品。
■小林 徹也
自分の想う作品を目指し、伝統的な形を取り入れ自分のものにしていく。独自の存在感を放つ作品は「生活に寄り添う、使いやすいうつわを作りたい」との言葉の通り、道具としての使い良さも備えるうつわとなっている。
■芳賀龍一
荒々しくも使ってみたいと思わせる器。
作る過程も作品の一部と捉え、北関東の様々な土を自分で探し、掘り、陶土に仕上げ作陶。
自ら作った土や釉薬の反応で生まれる作品は、使い勝手だけではない面白みを持った魅力を持つ。
■岩田哲弘
直線と曲線で数値化されたようなデザインの作品。
半磁土を鋳込みや轆轤(ろくろ)で作られる作品はどれも、設計作図ソフトの3Dモデル空間からそのまま取り出したよう。不思議と冷たさではなく手仕事のぬくもりが伝わってくる。
■AELU
東京都渋谷区西原3-12-14 西原ビル4F
営業時間:11:30~12:30/13:30~18:00
定休日 :水・木曜日
東京、代々木上原にあるギャラリー。「まるで服を選ぶように」、お気に入りを選んでほしいという想いから使い手の好みや直観で選べるうつわを紹介する。作品とともに作り手の想いや考え、人柄を伝え、うつわを迎え入れたのちの日々の暮らしが楽しくなるよう、作り手と使い手を結ぶ場所。