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すでに松任谷由実、玉置浩二、久保田利伸など、豪華作家陣&ゲスト・アーティストが話題となっている『dolce』に、さらなる鈴木雅之流のサプライズ。
アンジェラ・アキの渡米前に、あるテレビの音楽番組で一緒になった鈴木雅之が「いつかもし、機会があれば俺に〈置き手紙〉っていう曲を書いてよ(笑)」とお願い。
その後、アンジェラは、2014年に日本での音楽活動を休止し、ロサンゼルスの音楽大学に留学したが、鈴木雅之が自身のソロ・デビュー30周年記念アルバムのためにアンジェラに楽曲提供を正式にオファー。アンジェラ自身も作家としての活動を考えていたタイミングだったことから、日本を代表するボーカリストとシンガー・ソングライターによる、まさに夢の企画が実現した。ちなみに、アンジェラ・アキが他のアーティストに楽曲提供するは今回が初の試みとなる(アンジェラ・アキは作家として楽曲提供のみで、レコーディングには参加していない)。
<鈴木雅之からのメッセージ>
「アンジェラは同じレコード会社の後輩で、2005年にデビューした時からすごく才能があるシンガー・ソングライターだなと、ずっと気になっていました。ソロ・デビュー30周年と還暦を迎えるこの節目の年に、いろんなシンガー・ソングライターと呼ばれる人たちの楽曲を自分色に染め上げるということが、鈴木雅之流ボーカリストとしての在り方だと思って、様々なアーティストの楽曲に挑戦してアルバムを制作していました。そんな中で、2014年にアンンジェラがアメリカに行く前のTV番組の収録で一緒になった時に、“いつかもし、機会があれば俺に〈置き手紙〉っていう曲を書いてよ(笑)”と話したことを思い出しました。そして、今回のソロ・デビュー30周年記念アルバムを作るにあたり、アンジェラに楽曲を提供してもらうことが、鈴木雅之の還暦へのご褒美かなという気持ちでオファーしました。
鈴木雅之というボーカリストというフィルターを通して描いた世界、その向こうにアンジェラがいて、“きっとこの人は歌を届けたいんだな、今、届けないといけないんだな”ということが楽曲から伝わってきました。この思いにも絶対に応えるという気持ちでマイクの前に立ちました」
<アンジェラ・アキからのメッセージ>
「ずっと同じレコード会社の大先輩として、本当に歌が上手い方だと感じていました。アメリカの大学に行って自分の引き出しを増やして、作家として活動していければいいなと思っていて、マーチンさんからオファーを頂いた時に“こんな高いレベルから、いきなりスタートなの!?”と思ったんですけど(笑)。2年間勉強してきて自分が得たものを全てマーチンさんが歌ってくれる楽曲に詰め込みたいなという気持ちがありました。
圧倒的な歌声のマーチンさんが、いろんな意味で節目の年に出されるアルバムに楽曲を提供させて頂くにあたり、“節目”っていうのが自分の中にありました。“節目”というのは、過去を見たり、今を見たり、未来を見たりと色んな角度から、色んな風景が見れるというイメージからあり、それを自分の頭の中で温めてからピアノに向かいました。
マーチンさんが歌った仮歌のデモテープを聞いた時に、そのあまりの完成度の高さに興奮しました(笑)。私が作った歌が、マーチンさんの歌になっていてそれがすごく嬉しかったです」
- 鈴木雅之『dolce』【初回生産限定盤】
- 7月13日(水)発売/ESCL 4644~5/5,093円(税別)/EPICレコード
- 鈴木雅之『dolce』【通常盤】
- 7月13日(水)発売/ESCL 4646 /3,241円(税別)/EPICレコード