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You’re Gonna Make Me Lonesome When You Go

4月4日に渋谷オーチャードホールからスタートした2016年ネヴァーエンディング・ツアーのファーストレグ:日本ツアーは、今夜、このパシフィコ横浜のコンサートで最終日を迎える。今回は、東京、仙台、大阪、名古屋、横浜で計16回の公演をおこなったがわけだが、初来日の1978年2月20日日本武道館公演から数えると、今夜は通算100回目、記念すべき節目のコンサートだ。

今回の日本ツアーは、ボブの自作曲の間にグレート・アメリカン・ソングブックと称されるスタンダード曲が8曲も組み込まれている「ザ・セット」という固定セットリストでおこなわれた。これらのスタンダード曲のすべてをフランク・シナトラも歌っているので、シナトラ・カヴァー曲と指摘する声も一部にあるようだが、ボブはシナトラを意識しているわけではない。ロックが誕生する以前、50年代を中心にするプロの作詞作曲家たちがつくったすばらしい歌にスポットライトを当てて、みんなが忘れてしまわないように、伝えていきたいと思っているのだ。ボブがスタンダード曲を歌うなんて考えられないという人がいたかもしれないが、ボブはジャンルにとらわれずに好きな歌、気に入った曲を何度もなんども繰り返し聞き、そこから自作の歌をつくりだしてきたのだ。

ボブの新しい「ザ・セット」に対して、日本のファンがどのような反応を示すか楽しみだったが、全16公演を見たぼくの耳には、絶賛の声しか入ってこなかった。「いいね」「すごいな」「かっこいい」観客は興奮を抑えきれないように口々に感想を漏らしている。16公演、出来不出来の差がほとんどない。ファンの人に「どの日がよかってですか?」とよく聞かれたが、ぼくは「すべてよかった。あえて選ぶなら、あなたが見た日ですよ」と答えてきた。2016年日本ツアーのボブは、本当にすごかった。

さて、今夜のパシフィコ横浜のショーはどうだろう。ボブはワインカラーの刺繍飾りのついた黒のスーツで現れた。今夜も帽子をかぶっている。結局、今回の日本公演では、一度も帽子は取らなかった。バンドはグレーのスーツ。スチュがアコースティック・ギターで演奏する「フォギー・デュー」が第1幕の開始を告げる。

1曲目は「シングス・ハヴ・チェンジド」。2013年のツアーからオープニング曲としてこの歌を歌い続けている。ボブはステージセンターに設置されたマイクの前で歌う。歌い出しから調子の良さを感じる。フリー度のアップしたヴォーカルで「人々は狂気に取りつかれ、時代はおかしなことになっている/ぼくは厳重に閉じ込められ、射程外にいる/これまでは気にしていたけど、いろんなことが変わってしまった」と歌う。崩した歌い回しなど、「ボブ節」も飛び出してくる。世の中が変わってしまったことを嘆いているのか、自分が年老いてしまったことを嘆いているのか、いろいろと考えさせられる内容だ。

2曲目は「シー・ビロングス・トゥ・ミー」。「ザ・セット」で歌われる60年代の作品は、この歌とアンコールの「風に吹かれて」だけだ。「彼女は自分に必要なものを全て手にしてる/アーティストで、後ろを振り向かない/夜の中から闇を取り出し/昼を黒く塗りつぶすことができる」。ボブもドント・ルック・バック、後ろを振り向かないし、過去の栄光にすがることはない。常に変化しながら、前に向かって進み続けている。50年以上も前の歌だが、今日つくったと言われても信じてしまうだろう。ボブのハーモニカとチャーリーのギターが効果的なブレークを演出する。客席から大歓声が沸き起こる。

3曲目は、ボブがピアノに移動して歌う「ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシング」。ボブが「アイ・ラヴ・ユー・プリティ・ベイビー」と歌い出しただけでゾクッとしてしまう。今夜のボブは、ピアノでメロディアスなリフを繰り返しながら歌う。ボブのピアノに応じるようにチャーリーがギターですばらしいリフを奏でる。「この先には何もない/何もなさなれないし、何も語られない」と歌ったあと。短いジャムをくりひろげ、最後はボブがピアノから立ち上がってエンディングを決める。

4曲目は「 ホワットル・アイ・ドゥ」。ステージセンターのマイクの前に戻ったボブは、アメリカン・スタンダード曲をソフトな声でていねいに歌う。「わたしは何をしようか?/一枚の写真に向かってしか/この悩みを打ち明けられない時」。客席から拍手が起きた。スタンダード曲を歌うボブを、観客は歓迎しているのだ。昨年、ミュージッケアーズ授与式スピーチで、ボブは「わたしがつくる歌には先立つものがあった。わたしの歌は伝統的なフォーク・ミュージック、伝統的なロックンロール、伝統的なビッグ・バンドのスウィング・オーケストラ・ミュージックからきている」と語った。ボブは、スタンダード曲が消えてしまわないように、後世に伝えていきたいと考えているのだろう。ボブは自作曲と同じように、スタンダード曲の中に入り込み、心を込めて歌う。だからこそ、感動が聴き手に伝わるのだ。

5曲目は「デューケイン・ホイッスル」。ピアノに移動したボブは右足を大きく上下させてリズムを刻み、バレルハウス風ピアノを叩きながら「鳴り響くあのデュケーンの汽笛を聞いてみな/これが最後だというかのように鳴り響く」と歌う。この歌は疾走する列車のように力強いスピード感がみなぎっている。ピアノにチャーリー、スチュ、ドニーのトリプル・ギターが加わったジャム演奏は見事だ。観客も熱い。あちこちから掛け声が上がる。

6曲目は「メランコリー・ムード」。今夜もステージ背景に大粒の雪模様が投影され、幻想的な雰囲気に包まれる。長いイントロが流れる間、ボブは暗闇で上体を揺らして踊っている。ボブの好きなボクシングの動きを連想させるようなダンスだ。「あの人をわたしのもとに返しておくれ/ああ、物悲しいこの気分よ」思うようにならない恋に悩む男の悲哀を歌っていて、歌の主人公は憂鬱な気分だが、聞き手にはずっと聞いていたい気分になるほど心地よく響く。日本で先行発売された来日記念盤CDシングルの収録曲で、もちろん5月25日にリリースされるニューアルバム『フォールン・エンジェルズ』にも入っている。

7曲目は「ペイ・イン・ブラッド」はムードが一変して、ハード・ロッカー・ボブに変身する。軽くヘッドバンギングをしながらボブは力を込めて歌う。この歌は「戦争の親玉」を連想させるプロテスト・ソングだ。相手を指差して非難する。「わたしたちの国家は救済されて、自由に解放されなければならない/あなたは殺人罪で訴えられてきた、あなたはどんな弁明をするのだろう?こんな風にわたしは自分の日々を過ごしている/わたしは賞賛するためではなく、埋め去るためにやってきた/わたしは思う存分飲んで、ひとりぼっちで眠ろう/わたしは血で支払う、でもわたしの血ではない」また、「わたしの意識ははっきりしている、あなたはどうだ?」など、レコードとは歌詞が一部書き換えられている。“ボブ・ダンス”を交えて歌うボブに観客は熱狂する。最後は両手を大きく広げて、エンディング・ポーズを決めた。

8曲目は「アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー」“うっとりタイム”だ。ボブのヴォーカルがはじまると、客席は聞き惚れるのだろう、静かに聞き耳を立てて酔いしれる。「あなたをほしがるなんて愚かなわたし……でも正しかろうが間違っていようが/わたしはあなたなしではやっていけないんだ」。こんなことばを聞かされたら、今夜もウルウルする人も大勢いただろう。それにしても、ボブの間の取り方は絶妙だ。タメを取り込んだ間の取り方が、感情の高まりを見事に表現する。愛の前では、男なんて愚かなものなのだと、ひしひしと同感する。3千人近い観客が集まっているのに、まるでボブがすぐそばで歌いかけてくれる気になる。ぼくは『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』収録曲のなかで、この歌が一番気に入っている。

9曲目は「ザット・オールド・ブラック・マジック」。スローな曲調の歌が多い中で、この歌はラテン風のリズムを取り入れた軽快な歌だ。来日記念ニューシングルCD収録曲だが、今夜の観客はこの歌に大きな拍手を送り、歓声をあげる。ボブも機嫌良さそうに、リズムに合わせて手で合図を送り続ける。楽しそうだ。「わたしは愛のきりもみ状態の真ただ中/愛というあのおなじみの黒魔術の魔法にかけられて」ツアー前半と比べると、ボブはどんどん自分流に崩して歌うようになっている。ことばの入れ方、シンコペーションの効かせ方、タイミングの取り方など、自作曲と同じようにディラン節が炸裂する。

第1幕を締めくくる10曲目は「ブルーにこんがらがって」。今夜は歌の出だしから、とてもドラマティックに歌っている。500曲を超えるボブの自作曲の中で、ライヴで歌われた回数がもっとも多いのがこの歌だ。75年の傑作『血の轍(ブラッド・オン・ザ・トラックス)』の収録曲だが、ボブはライヴでいろいろと書き換えて歌い続けている。完成形いつできあがるのだろう。「ライク・ア・ローリング・ストーン」に匹敵する曲なので、いっしょに歌いたいファンも大勢いるだろう。でも、無理だ。ボブといっしょに歌うなんて、だれにもできない。ボブのリズム感、タイミング、フレージング、ことばの入れ方を真似ることはできない。特にボブはリズムの天才だ。ステージセンターでヴァースを3番歌い、見事なハーモニカを吹きまくったあと、ピアノに移動して「ぼくらはいつでも同じように感じていた/ただものの見方が違っていただけさ/ブルーにこんがらがって」と最後のヴァースを歌う。ピアノが先導するジャムもいい。

「ミナサン、ドウモアリガトウ。ステージを離れるけど、すぐに戻ってくるよ」

歌い終わったボブが“ひょこひょこ”歩いてステージセンターのマイクの前に移動して、スムーズな日本語を交えて観客に告げた。

20分の休憩が終わり、スチュがエレクトリックギターで演奏する「Eのブルース」が第2幕の開幕を告げる。

11曲目は「ハイ・ウォーター」。今夜のボブは手でいろいろなジェスチャーを交えて歌う。両手の指先で合図を出したり、上体でボクシングのダッキングのような動きをしたり、体の動きが軽やかだ。絶え間なく鳴り響くドニーのバンジョーが迫り来る洪水の切迫感を煽る。「水かさがどんどん増して、おれの頭上15センチにも達している/とにかくめちゃくちゃなことになっている/いたるところ洪水だ」最後は、ボブが両腕を高く上げてエンディングを決める。

12曲目は「ホワイ・トライ・トゥ・チェンジ・ミー・ナウ」。今夜もソフトな声でていねいに歌う。「わたしはどうしてもっとありきたりの人間になれないのだろう/でもやっぱり自分には向いていない/どうして今わたしを心変わりさせようとするの?」もちろんスタンダード曲なので、ボブが書いたわけではないが、自分のことを歌っているように聞こえる。ボブの心を変えることなんて、だれにもできないことだ。スローで静かな歌だが、間奏のたびにボブはちょこちょこ歩き回る。落ち着かない人だ。

13曲目はピアノに移動して「アーリー・ローマン・キングズ」。想像を超える薄暗い照明のステージが続く中で、この歌は比較的明るい照明が当てられる。それでも、すべてのライトがステージの背後や上部から照らされ、ボブの顔を直接照らす照明はひとつもない。「わたしはまだ死んでいない、わたしの鐘はまだ鳴り続けている/わたしは指を重ねて幸運を祈り続けている、あのうんと昔のローマの王様たちのように」古代ローマの王様を引き合いに、現代を含む様々な時代のことを歌う。ボブは時折客席に視線を送りながら、最後はたちあがってエンディングを決める。

14曲目は「ザ・ナイト・ウィ・コールド・イット・ア・デイ」。ステージセンターのマイクの前に立つボブの姿は、夜の人影だ。ボブはソフトな高音で心を込めて歌う。ソフィスティケートな雰囲気、ハードボイルドの世界が広がるような気分がする。「月は沈んで星も消え去ってしまった/でも夜明けとともに太陽は昇らなかった/言い残したことはもう何もなかった/二人がおしまいにしたその夜に」

15曲目はピアノに移動して「スピリット・オン・ザ・ウォーター」。シンコペーション、スタッカート、3連音符を強調したコードをピアノで弾きながら、ボブは淡々とストーリーを展開する。よほどボブはこの歌を気に入っているんだろう。もう何年もライヴで歌い続けている。最後のヴァース「わたしが歳をとりすぎてるってあなたは思っているんだね/もう盛りの時を過ぎてしまったと考えているんだね/あなたに何があるのか見せておくれ/わたしたちはとんでもなく素晴らしい時をいっしょに過ごせるよ」と歌うと、その一語一句に観客は熱い反応で答える。ステージと客席が一体となる瞬間だ。最後は、ピアノからたちあがってエンディングを決めた。

16曲目はステージセンターに移動して「スカーレット・タウン」。今夜のボブは両拳を胸に当てて歌う。「スカーレット・タウンで、終末は近づいていた/世界の七不思議がここにはある/善と悪とが隣り合わせ/あらゆる人の姿は全て賞賛されるみたい。もし恋が罪なら、美しさは犯罪となるだろう/人々の時間の中では何もかもが美しい/黒と白、黄色に褐色の肌の人/ここスカーレット・タウンでは、あなたのためにすべてがある」。ボブの最大の魅力のひとつは、ストーリーテラーにあるとぼくは思っている。果たしてスカーレット・タウンは終末の世界なのか、神秘の庭なのか、パラダイスなのか、世界の七不思議が集まる場所とは、聴き手を物語の世界に引きずり込んでいくボブの歌唱に脱帽するしかない。すごいな。ぼくはこの歌が大好きだ。両手を大きく広げてエンディングのポーズを決めるボブに、客席から大きな拍手に混じって、「ビューティフル!」と声もかかる。

17曲目は「オール・オア・ナッシング・アット・オール」。小さなジャズクラブにいるような感じにさせるボブの軽妙なヴォーカルと、ミュートを効かせたチャーリーのギターが心地よく響く。「すべてかまったく何もなしか/愛の場合、その中間はない」とどちらかを選べと迫る。その通りだ。恋には、時にはおどしも必要だということだろう。来日に合わせて発売されたばかりの新曲だが、歌の途中で客席から拍手も上がる。AARP誌のインタヴューで「ロマンスは廃れない」と語ったボブのことばが真実であることが証明された気がする。

18曲目は「ロング・アンド・ウェイステッド・イヤーズ」。今夜は力強い変形ラップのような仕上がりだ。ややダミ声を交え、シャウトするように短いメロディを繰り返す。ひとつのヴァースが終わるたびに、観客は歓声をあげる。二つの列車が並走するシーンで「わたしはあなたのもとへとやって来たんだ/だってあなたはわたしの友だちなのだから」とボブが歌うと、客席から一段と大きな声で「ワー!」と歓声が湧き上がる。最後に「冷え切って霜で覆われた朝にわたしたちは泣き叫んだ/わたしたちの魂が引き裂かれたから泣き叫んだんだ/涙はもうこれまで/長く無駄に費やされた歳月はもはやここまで」と締めくくる。歌い終えるとボブは両手を大きく広げて「どうだ」のポーズで決める。かっこいいよ、ボブ。

第2幕を締めくくる19曲目は「枯葉」。興奮を沈めるように、ボブのヴォーカルが生々しく会場に広がる。「でも何よりも恋しく思うのは、愛しい人よ、あなた/枯葉が舞い落ち始めると」ボブのヴォーカルに合わせ、ペダルスティールとギターがゆらゆらと木の葉の揺れを奏でる。1枚の木の葉が地上に落ちた瞬間、バンドがピタリと演奏を止め、同時に照明が落とされる。ボブとミュージシャンたちは無言でステージを去っていく。完璧な終幕に心を奪われていた観客は、ふと我に返って、一斉に拍手を送り、アンコールを要求する。

アンコール1曲目(通算20曲目)はピアノを弾きながら「風に吹かれて」。ギター1本で歌われるオリジナルを忘れてしまうほど、今のアレンジはいい。単音を主体にしたピアノから次第にジャムに移っていく。最後はたちあがってエンディングを決める。だれもが知っている歌なので、いっしょに歌おうとする観客もいるだろう。でも、あきらめたほうがいい。ボブといっしょに歌える人はいない。ボブのリズム感とタイミングの取り方は天性のものであり、ボブが天才と言われる要素のひとつだ。ボブのヴォーカルは真似することができない。この曲は衰えることなく、将来に歌い継がれていく。

アンコール2曲目(通算21曲目)は「ラヴ・シック」。最後の曲はヘヴィロッカー・ボブだ。スチュのギターが鋭いナイフのようにリズムを刻む。ジョージのボンゴが効果的に鳴り響く。照明もじつに効果的だ。ボブはダンスを交えながら、会場のあちこちに視線を送る。「わたしは恋の病をわずらっている、あなたになんか会わなければよかった/わたしは恋にはもううんざりなんだ。必死になってあなたのことを忘れてしまおうとしている」ボブはフレーズに合わせて指でリズムを刻み続ける。どうしようもないやるせなさ、心の痛手、悲しさ、辛さがひしひしと伝わってくる。最後は「何をすればいいのかまるで見当がつかないんだ/あなたといっしょにいられるのなら、わたしは何もかも投げ出してしまうよ」と締めくくる。このことばは、観客に向かって投げかけているようにも聞こえる。ドラマティックな終わりだ。ありがとう、ボブ

いつものように、ステージ上ではボブを中央に、メンバーたちも横に並んで観客の声援に応える。ことばは発しない。ボブは何度か両手を挙げながら、会場のあちこちに視線を送り、華客の表情を観察する。しばらくすると、満足した表情を浮かべてステージから去って行った。

ボブとバンドがステージを去っても観客の拍手はやまない。もしかするとアンコール3曲目が実現するのか? しかし、淡い期待を打ち消すように場内の明かりが点灯し、ストラヴィンスキーの「春の祭典」が流れはじめる。その調べに送られて、観客は会場を後にした。

2016年、ボブ・ディラン日本ツアーの16公演がすべて終わった。寂しさもあるが、それ以上に喜びと満足感が残った。ありがとう。ドウモアリガトウ。

Forever Young

追記:会場で多くの人が、ぼくに声をかけてくれた。このレポートを読んでいると言ってくれた人も大勢いた。この場で感謝する。一部で「ボブ・ロス」ということばも聞こえてきたが、ぼくは使わない。「ロス」は死んだ相手に使うことばだ。ボブは、まだまだ元気だ。きっとまた日本に来て歌ってくれるだろう。だからぼくは「ミナサン。101回目のコンサートで、また会いましょう」と言うことにした。ありがとう。

取材・文/菅野ヘッケル
撮影/土居政則



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