シンガーソングライター矢野顕子が、今年ソロデビュー40周年を迎える。「天才少女現る」と世間の耳目を集めた鮮烈なデビューアルバム『JAPANESE GIRL』が1976年7月25日に発売されてから40年となる。
2016年は一年を通じて様々な周年企画を展開していく予定で、矢野のより精力的な活動が期待される。その第一弾として、東京グローブ座での連続ソロ公演が決定した。かつて、渋谷公園通りにあった前衛小劇場、「ジァンジァン」で行っていたピアノ弾き語り公演に、日替わりでゲストを招いて行うライヴ。矢野顕子の原点とも言えるライブ・フォーマットだ。今回は、「ふたりでジャンボリー」と題し、以前より交流のあるミュージシャンを招いての5日間。3月28日の石川さゆりとの共演にはじまり、清水ミチコ、奥田民生、森山良子、大貫妙子と共にそれぞれ開催。チケットについての詳細は矢野顕子オフィシャルサイトをチェック。
また、『20世紀少年』『MASTERキートン』『MONSTER』などの作品で知られる漫画家、浦沢直樹の描き下ろしによる、40周年記念ロゴが完成した。かねてより浦沢の作品のファンであった矢野が直々にイメージを伝えて完成したものだ。そして、矢野顕子よりコメントも届いた。今後も何が飛び出すかわからない40周年プロジェクトに期待したい。
【ライヴ情報】
「矢野顕子 40th Anniversary 第1弾“ふたりでジャンボリー”」
東京グローブ座
3月28日(月)18:30/19:00 ※ゲスト:石川さゆり
3月30日(水)18:30/19:00 ※ゲスト:清水ミチコ
3月31日(木)18:30/19:00 ※ゲスト:奥田民生
4月2日(土)17:30/18:00 ※ゲスト:森山良子
4月3日(日)16:30/17:00 ※ゲスト:大貫妙子
チケット:全席指定:6,900円/ジーンズシート:4,500円(客席後方)
(問)DISK GARAGE:050-5533-0888 (平日12:00~19:00)