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「ジュルナルクボッチのファッショントークサロン」by SMART USEN
第47回モード・イン・フランス展が2019年7月24日から26日までベルサール渋谷ファースト地下1階で開催される。今回はメンズブランドが10ブランド参加することが大きな話題となっている。
出展ブランドの内訳は、ウェア、バッグ、アクセサリー、水着、靴などメンズブランド10ブランドで、ウィメンズウェア24ブランド、ランジェリー1ブランド、ジュエリー10ブランド、バッグ、ストール、傘など服飾雑貨7ブランドなど合計44社50ブランド。うち初出展は13社15ブランドでフランスから41社、英国から3社が出展する。
一定のクリエイティビティーをキープしたセレクトゾーン「エスパス・ラベル」には主にメンズブランドを集結させており、その半数は「ピッティ・イマジネ・ウオモ(Pitti Immagine Uomo)」にも出展しているブランドだ。
また来年の開催スケジュールも決定しており、2020年2月5日から7日までが2020-21年秋冬コレクション、8月26日から28日までが21年春夏コレクション。会場はいずれもベルサール渋谷ファースト地下1階の予定。
取材・文/久保雅裕(encoremodeコントリビューティングエディター)
French Th?o (フレンチ・テオ)
「ロベール・クレルジュリー(Robert Clergerie)」で14年間デザイナーを務め、デザイン部門の責任者にもなったフィリップ・ジャグノが16年にスタート。ワークウェアの機能性と日常の中の詩的な美しさからインスピレーションを受け、ベーシックでありながら耐久性と履きやすさを兼ね備えた靴を生み出している。新作のテーマは、フランス大西洋岸にあるノワールムティエ島のノスタルジックな夏の思い出で、原色を用いた豊かなカラーバリエーションに、夏らしくメタリック加工を施したレザーのベーシックなサンダルが登場する。
Le Mont Saint Michel(ル・モン・サンミッシェル)
1913年創設の老舗ワークウェアで、98年にアレクサンドル・ミランの手によって、都会的なファッションブランドに生まれ変わった。1919年にアレクサンドルの曽祖母がブルターニュのモントランに工場を建設し、現在、ブランドのデザインスタジオは同じ地にあるそうだ。そこには数十年に渡って編み出されたデザインが大切に保管され、それらのモチーフ、グラフィックはコレクションの度に新たなインスピレーション源となっている。
Ocean Surplus(オセアン・シュルプリュス)
ビアリッツに拠点を持つ「レゴイスト(L’EGOISTE)」のステファン・ガフィーノが2010年に立ち上げたメンズブランド。迷彩、バンダナ、ジプシー、キリム、アロハなどストーリー性のあるモチーフとチノ、帆布、フィールドジャケット、ベストなどの素材やアイテムをミックスさせ、オーセンティックで洗練されたスタイルを表現している。
Sports d’?poque (スポール・デポック)
ファッションとスポーツを融合したメンズブランドで、ラグビーの本で見た昔のユニフォームに魅せられた兄弟が、当時のウェアを復活させようと2007年に立ち上げたのが始まりだ。現在は、パリのマレ地区にフラッグシップ・ショップを持ち、ユニフォームのレプリカであるレトロなコレクションはもちろん、現代的でありながら、スポーツ史からインスパイアされた刺繍や素材、カッティングなどを取り入れたラインも発表している。