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――INORANさん、Aijiさんは(LUNA SEAとPIERROT時代に)同じ事務所に所属されていたと思いますが、ファーストコンタクトは?
INORAN「いつでしたっけ?」
Aiji「LUNA SEAのライブを観させていただいたときにご挨拶させていただくぐらいだったんですが、初めてガッツリお話させていただいたのは香港で偶然お会いした時ですね。INORANさんもLM.Cも香港でちょうどライブをやっていて、一緒に飲ませていただく機会があって」
INORAN「そうだ!もう7年ぐらい前かもしれないですね」
――では、事務所時代はあまり接する機会がなかったんですね。
Aiji「お話したいという想いはあっても偉大すぎてなかなか」
INORAN「いや、いや(笑)」
Aiji「最初にLUNA SEAのライブを観たのは高校生の時だったんですよ。デビュー前のワンマンライブを(地元の)長野から東京に観に行って。前から4列目ぐらいでもみくちゃになりながら観てました(笑)」
INORAN「そうだったんだ」
Aiji「それが一方的な出会いですね。アルバム『MOTHER』のツアーの時は地元でライブを観させていただきました」
――そういう存在なら緊張してなかなか話しかけられないですよね。ちなみに香港ではどんな話をしたんですか?
INORAN「普通の他愛のない話ですよ。自分は音楽論とかギターについて語るほうではないというか、あまり、そういう話が好きじゃないんです。Aijiくんはギタリスト会の集まりでもSUGIZOに任命されて幹事とかやらされているみたいなんですけど(笑)」
Aiji「いや、いや、任命というか“ちょっとお店探しておいて”って頼まれるぐらいです」
――ちなみにギタリスト会っていつ頃、発足したんですか?
Aiji「定期的にやるようになったのは、たぶん3、4年前からだと思います」
INORAN「会長はSUGIZOなの?」
Aiji「SUGIZOさんとDAITA(SIAM SHADE)さんが中心ですね」
INORAN「ギタリストってギターとかアンプとかペダルについて語る人がけっこう多いけど、Aijiくんとはそういう話はしないですね。そういえばふたりで焼き鳥屋に行ったこともあるね」
Aiji「はい。香港で飲んだ後ですね。 “日本に帰ったらご一緒させてもらってもいいですか?” って」
――そこではどんな話で盛り上がったんですか?
INORAN「ごく日常的な会話だったと思いますけどね」
Aiji「やー、おそらく良い話をたくさんしていただいたと思うんですけど、緊張しちゃって飲みすぎちゃったんですよ。INORANさんはお酒強いのでペースに何となく合わせてたらつぶれて2軒目で一瞬、寝ちゃったんです」
INORAN「そうだっけ?」
Aiji「先輩の前で寝るなんてありえないですよね、本当。きっと楽しさと緊張とで飲みすぎちゃったんだと思います」
INORAN「でも、楽しかったよね」
Aiji「はい!」
――想像ですが、ふたりの共通点って旅好きなところではないですか?
Aiji「たぶん、そういう話もしたと思います」
INORAN「そうね。ある国のリゾートホテルをAijiくんに紹介してもらったこともあるし。けっこう旅してるよね?」
Aiji「最近あまり行けてないんですけどね。INORANさんはどうですか?」
INORAN「俺は旅好きというか、疲れたら逃亡します(笑)。曲作りも含めてですけど。旅にはフラッと行くタイプ?」
Aiji「自分はフラッとは行けないタイプでわりと計画を練りますね、狙い撃ちで休みをいただいてスケジュールを調整して行きます」
INORAN「じゃあ、フライトの予約も早めに?」
Aiji「早くて2ヵ月ぐらい前だと思います。ギリギリのときは2週間ぐらい前に決めて行くこともありますけどね」
INORAN「俺はギリギリ。前からチケットとっとけばいいのにと思うんですけどね。行く場所もすごく悩むし」
Aiji「自分も悩んじゃいます。生涯で行ける場所って恐らく限られてきていると思うので厳選したくなるんですよね。今も行きたい国がいくつかあるんですけど、どこにしようって」
INORAN「今の発言で性格がわかるよね。残りの人生の中であと、どれぐらい行けるんだろう?とか(笑)」
Aiji「だって1年に1回行けたとしても、おそらくあと30回とかですよね……」
INORAN「じゃあ、たまに1回で10ヵ国ぐらい行く機会を作ればいいんじゃない?。そうすれば、まだまだ限りなく行ける」
Aiji「ちょっと頑張ってみます(笑)」
――行きたい国の方向性は似ているんですか?
INORAN「似てるかもね。リゾート地とか」
Aiji「そうですね。基本的にあったかいところが」
INORAN「そう、そう」
Aiji「自然のある場所のほうが。INORANさんも都市より好きですか?」
INORAN「好きですね。空気吸いに行くことが多い」
Aiji「自分もそういう感覚ありますね。あと都市部は仕事で行けるっていうのもあるかもしれないですね」
INORAN「そうかもしれないね」
――焼き鳥屋さん以降もふたりで食事に行ったりしましたか?
INORAN「最近は行けてないよね。けっこう忙しそうだし」
Aiji「いや、いや。そんなことないんですよ。とにかくINORANさんは誘いにくいですね」
INORAN「なんで?」
Aiji「スケジュール見るとLUNA SEAやソロはもちろん、Muddy ApesやTourbillonもやってらっしゃるじゃないですか?1年中、曲作ってレコーディングしてるんじゃないかって想像しちゃうんです」
INORAN「と思うでしょ?そうでもないよ。分単位で動いてるわけじゃないし」
Aiji「でも1ヵ月に数日しか自由になる時間ないですよね?」
INORAN「そうですね。8月の休みは1日ぐらい」
Aiji「そう考えたら先輩優しいから、誘うと無理して時間作ってくれちゃうんじゃないかなって」
INORAN「そんなことないよ」
Aiji「甘えたいところもあるんですけどね」
(つづく)
取材・文/山本弘子
撮影/TOMO(TWEETY Inc.)
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