Jessy Lanza『Love Hallucination』
『DJ-Kicks』Mix Seriesの記憶も新しいJessy Lanzaのニュータイトル。 曲を出せば出すほどレベルが上がりすぎる彼女の今作は多彩なビートを使ってますが、上ネタやハイハットの感じはまさにJessy Lanza。キャリア最高傑作とも言われていますがここまで来たら何回リリースしても、常に最高傑作になってしまうのではないかとも思う。そして痒いところに手が届くような、丁度良い&気持ちが上がるクラブサウンド。
Georgia『Euphoric』
チャーリーXCX、カーリー・レイ・ジェプセン、クレイロらを手掛けるロスタムが共同プロデュースとかなり力の入った今作は、元々センスの塊のようなジョージアが敏腕プロデューサーとの共同制作ともあり業界がざわついた。そもそもムラ・マサ、ゴリラズとfeat. した時点でスターダムの階段を上っていた彼女ですが、その階段すら余裕で飛び越え、今じゃ新世代エレクトロ/シンセポップの女王の王冠すら手の届く位置。チェックして間違いのないアーティストです。
Post Malone『AUSTIN』
履いているスニーカーにビールを入れて飲む、床にマイクを置いて正座して歌う等、ネットミームにより、ちょっと面白い人みたいなポジションですが、ラッパー、シンガー・ソングライター、レコーディング・プロデューサー、ギターと何でもこなし、ジャンルの垣根を超え幅広い才能を持つアーティストとして活躍するPost Maloneの5作目。今作はやや大人の落ち着きが垣間見え、バウンスビート、ディスコ調で乗りこなす歌はいつもよりシック。総じて言える事はミュージシャンとして完成され、全てのジャンルを網羅したアルバム。
Ice Spice『Like..?』
アメリカのラジオ局で数多くプレイされ、ドレイクの目にも留まりNYドリルシーンに新たなスターとしてバズを起こし、見た目は超キュート。ただし今回は脱ドリル宣言をし、もっと高みを目指しスーパースターへなる為のEPと本人談。SNSでの流行りがトレンドの時代で一発屋が多いですがIce Spiceはむしろ強気の姿勢。という事でこのEPは相当な自信作で、無論内容もキッズから大人まで聴ける内容。ここからがNEW Ice Spiceのスタート。
Bambii『Infinity Club』
最近のミュージックシーンにおいてレゲエやレゲトンがリバイバルし、様々なアーティストがチャートを賑わしている中、BAMBIIは独自の路線でありつつもバランスよくアイランドミュージックとY2Kを織り交ぜている。 かと言ってジャングルでもなければハイパーポップでも無く、ニュースクール・アイランドミュージックと言えば良いのか、オリジナルで溢れている中に光る土着のバイブスはBAMBIIだからこそ。
Tensnake『Stimulate』
ドイツのDJ兼プロデューサー、そして基準を変える音楽を作り出し続けるTensnake。 アルバム内14曲は世界的に流行したパンデミックの経験を基に彼なりの過去、現在、未来の解釈を音楽化。 モダンなディスコ、ハウス、エレクトロニック・ポップの融合と豪華客演人が織りなす不屈のTensnakeスタイル。古い世界と新しい世界の間のギャップを埋める魅力的なサウンドが鼓膜を揺らす。ハウス・ミュージック界のビッグネームに相応しい安定、安心のアルバム。
Gabriels『Angels & Queens』
LAを拠点とするJacob、Ryan Hope、Ari Balouzianによるモダン・ソウル・トリオのGABRIELS。 過去にPRADAのカイエバッグを主役に制作されたフィルム・プロジェクト「The Delivery Man」に楽曲「Loyalty」がフィーチャーされたことから注目を集めた彼たちの評価はBBC Newsお墨付き。オールドスクールでレトロフューチャーなサウンドにハマる人が続出。イブチケットは速攻ソールドアウトしてしまう人気っぷりでファンの増加は止まる気配を知らない。
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