独自の音楽表現で注目を集めるヒューマンビートシンガー、YAMORIが5月14日(水)、セルフプロデュースによる新曲「メランコリック・ラブ」をリリースする。

本作は、“自分が嫌いな自分”を少しだけ受け入れられるようになった瞬間と、それをくれた“特別な存在”への想いを、繊細に描いたビートラブソング。

メロウなグルーヴと叙情的なメロディに、飾らない言葉がそっと寄り添い、聴く人の心を静かに揺らす。YAMORI自身が奏でるしなやかなリズムワークと、世界一のビートボックスサウンドがボーカルと重なり合いながら、聴く人の記憶や感情にやわらかく触れてくる一曲に仕上がっている。

「むしろ、それが素直さなんじゃない?」

自分を否定し続けていたYAMORIが、ある人のひと言によって、自身の中に“素直さ”を見出し始める。そんな実体験をもとに、“もしあの時、あの人に恋をしていたら”という想像の世界が広がっていく。過去を肯定するように進む歌詞と、温度のある柔らかいサウンドが交差する「メランコリック・ラブ」は、YAMORIにとって新たなフェーズを示す楽曲だ。

メランコリック・ラブ

作詞・作曲YAMORI

ぶつかった肩越し
嫌な眼差し
ユニゾンで
舌打ちハイハット

心は♭気味
君が脳裏で笑う
あざとい顔で
「ご機嫌いかがですか?」

「素直になれないのも
君の素直でいいところ」
君にいつか言われたっけな
「そのままでいいよ」なんて
無邪気に笑いかけてくる
君に#してく心

不条理な世界に蔓延る
嫌味も妬みも
隠した自分でさえも
近頃前よりマシで
なんならちょっぴり輝いてる
その理由は
癪だけど、ぜんぶ、ぜんぶ

You×4
You×4
You×3
憂鬱なラブソングでゴメン
You×4
You×4
You×4
歌えば君だらけ

絡まったケーブルで
売れちゃったアーティスト
聴き捨てられたら
僕はどこへいってしまうの

ななめに打ち込む
僕のリズムと
踊り刻む
君のポリリズム

「ありのままの君なんて
どこにもいなくていいはずよ」
じゃあ今の君は何者ですか
「言葉にするほどきっと、
遠くなってしまうものでしょ」
ひねくれものはお互いさま

触れる日常茶飯事すべてが
僕の心くすぐる
ふざけた異常事態で
その目で世界を透かして
僕と重ね合わせながら
比べあって
笑ってたいのは
それは

You×4
You×4
You×3
憂鬱なラブソングでゴメン
You×4
You×4
You×4
歌えば君だらけ

<YAMORI>

■神奈川県横浜市出身。
2024年11月での世界大会Grand Beatbox Battleにてタッグ部門第1位と好成績を収め、シンガーだけでなくビートボックスでも国内外から注目を集めているYAMORI。
柔らかくも芯のある独特な声と、自身のルーツであるビートボックスをナチュラルに楽曲に落とし込み歌い上げる、“ヒューマンビートシンガー”。ビートボックスでは国内大会でも数多くの好成績を残すなど、その実力は国内外から高く評価されている。
2021年に1stシングル「タマムシイロ」をリリースしシンガーソングライターとしての活動をスタート。RUNG HYANGや向井太一とのコラボを経て、2023年5月に1st EP「ヒューマン」をリリースした。聴き手の生活に寄り添う絶妙な余白を残したリリックと、自身のサウンドプロデュースによる自由な音楽で、ポップながらも一筋縄ではいかない楽曲を生み出している。

YAMORI YouTube

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