ザ・ソフスは突然空から現れたんだ。
- ジェフ・トラヴィス、ジャネット・リー(Rough Trade Records)
〈Rough Trade Records〉が、ロサンゼルス出身の6人組バンドThe Sophs(ザ・ソフス)との契約を発表した。合わせて公開されたデビュー・シングル「SWEAT」のミュージック・ビデオでは、楽曲の持つ緊張感を描き出し、不快さの中にある美を捉えているデヴィッド・リンチを想起させるような映像で構成されている。また6月20日(金)には、B面に「At Your Worst (You Tried Your Best)」を収録した7インチが発売される。現在予約受付中。


The Sophs - SWEAT (Official Video)

配信リンク >>>  https://thesophs.ffm.to/sweat

バンドの率直すぎる誠実さ、激しいまでに露わな内面、そして多くのジャンルにまたがるサウンドが、名門レーベルの注意を即座に引きつけた。〈Rough Trade Records〉は、創造性と多様性、そして「媚びた振る舞いなんて期待しないで」というような姿勢を彼らの音楽に感じ取った。フロントマンのイーサン・ラモンを中心に、サム・ユウ(キーボード)、オースティン・パーカー・ジョーンズ(エレキ・ギター)、セス・スメイズ(アコースティック・ギター)、デヴィン・ラス(ドラムス)、コール・ボビット(ベース)というメンバー構成のザ・ソフスは、どんなステージにも立てるだけの魅力を持っていると言える。「郵送されてきたデモを聴いて心が高鳴り、その送り主を突き止めずにはいられなくなった...そんな経験は滅多にない。でも、イーサン・ラモンが送ってくれた音楽を聴いたとき、それが起こったんだ」と〈Rough Trade Records〉のジェフ・トラヴィスとジャネット・リーは語る。

「バンドとして初めて公の場に出る中で、〈Rough Trade Records〉との契約は、互いへの信頼を前提としたシンビオティック(共生的)な行為のように感じた。彼らは、私たちが彼らに抱いたのと同じくらい深い関心を、私たちに向けてくれたんだ。パブでの夜更けのひとときや、私たちの曲の元になった実際の出来事についての真剣な会話まで、レーベルは常に、本物の音楽愛にあふれた人々であり続けている。彼らを私たちのパートナーと呼べることは、名誉以外の何物でもない」と、ラモンは名門インディー・レーベルとの契約について語る。ラモンは「SWEAT」についてこのように続ける。「この曲は、悲しみを前にして過剰に取り繕おうとする試みのように感じられるんだ。でもそれは見事に失敗し、最後にはその悲しみに呑み込まれてしまう。僕は、緊張の糸が切れて、自分の感情をコントロールできなくなっていることに気づく、その瞬間を捉えようとした。自分が感情を支配しているのではなく、感情に支配されていると気づく。その気づきには、謙虚さを強いられるような感覚があるんだ」。

The Sophsは、5月30日にロサンゼルスのPermanent Records Roadhouseで地元ファンのための無料ライブを開催する。その後はこの夏、カリフォルニア各地で複数の公演を行い、秋にはニューヨークとロンドンでもライブを行う予定。8月にはイギリスのEnd of the Road Festivalにも出演が決まっている。

label: Rough Trade Records
artist: The Sophs
title: SWEAT
release date: Out now
https://thesophs.ffm.to/sweat

label: Rough Trade Records
artist: The Sophs
title: SWEAT
release date: 2025.06.20
7inch 輸入盤
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15083
TRACKLISTING
01. SWEAT
02. At Your Worst (You Tried Your Best)

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