孤独なドッグと、その元へやってきた友達ロボットとの友情を描いた映画『ロボット・ドリームズ』。せつないながらも温かく、観るものの心を揺さぶる類まれな傑作として、第96回アカデミー賞®長編アニメーション映画賞にノミネートを果たし、アニー賞、ヨーロッパ映画賞、ゴヤ賞ほか名だたる映画賞を席巻。日本では11月8日に全国ロードショー公開され、現在では公開館数も70館まで拡大し、ミニシアター系映画としては異例の大ヒットを記録しています。
そして、2025年1月29日に日本企画で『ロボット・ドリームズ』オリジナル・サウンドトラック(CD)が発売されることが決定しました。映画のサウンドトラック自体は2023年にデジタル配信されていましたが、CDで発売されるのは〈世界初〉となります。また、映画のメインテーマ的な楽曲:アース・ウインド&ファイアーの「セプテンバー」が〈追加収録〉されるのも日本だけの特別な仕様となります。また、ジャケットのアートワークは日本の劇場公開用のイメージに変更されます。さらに、〈初回生産限定〉の特典として「ドッグとロボット友達ステッカー」を封入します。なお、初回生産盤は数に限りがございます。CDショップ、オンラインストアなど販売店にお問い合わせ・ご予約ください。
劇中でドッグとロボットの友情を象徴する曲として流れるのが、1978年にリリースされたアース・ウインド&ファイアー「セプテンバー」。 “Do you remember, the 21st night of September?”(きみは覚えてる?9月21日の夜のことを)という一節から始まるこの歌は、ドッグとロボットのダンス・シーンをはじめさまざまな場面で流れ、観客に深い印象を与えました。パブロ・ベルヘル監督は、「「セプテンバー」はドッグとロボットという主人公2人の友情を表現したもの。脚本の第1稿から入っていて、“この曲を使いたい”という想いが、この映画を作りたい理由のひとつでもあった」と語っています。この映画の大ヒットを受けて、主要な音楽配信サービスで「セプテンバー」のストリーミング数が増加しています。
■アース・ウインド&ファイアー「セプテンバー」日本語字幕付きミュージックビデオ:
劇伴を担当しているのは、ベルヘル監督と3度目のコラボレーションとなるスペインの作曲家、アルフォンソ・デ・ヴィラロンガ。物語の舞台であるニューヨークを象徴する音楽としてジャズをベースにした、ソロピアノやドラム、ヴィブラフォン、アコーディオンなどを交えたコンボ編成のオリジナル曲で構成されています。柔らかいタッチのエレガントなジャズ・ピアノを軸にした演奏から、ヴィンス・ガラルディによる『スヌーピーとチャーリー・ブラウン』関連の作品を連想させますが、ベルヘル監督はウディ・アレン監督作品や『スヌーピーとチャーリー・ブラウン』でのジャズの使い方に影響を受けていると語っています。
■映画『ロボット・ドリームズ』プレイリスト(配給会社クロックワークス作成)
https://open.spotify.com/playlist/5ySeM6IX60XOxGyqoZJxtB?si=BlPFFa_jSGWpBcS0y3EmRw
『ロボット・ドリームズ』の大ヒットを受け「セプテンバー」に再び注目が集まっている絶好のタイミングで、アース・ウインド&ファイアーは8年ぶりとなる来日公演の開催を発表しました。ジャパン・ツアーは2025年4月19日から、横浜・大阪・名古屋の3都市で4公演が行われます。公演の詳細は下記の特設サイトでご確認ください。
■EARTH, WIND & FIRE JAPAN TOUR 2025 with Special Guest: NILE RODGERS & CHIC
https://www.creativeman.co.jp/artist/2025/ewf_chic/
映画『ロボット・ドリームズ』
〈あらすじ〉
大都会ニューヨーク。ひとりぼっちのドッグは、孤独感に押しつぶされそうになっていた。そんな物憂げな夜、ドッグはふと目にしたテレビCMに心を動かされる。数日後、ドッグの元に届けられた大きな箱―― それは友達ロボットだった。セントラルパーク、エンパイアステートビル、クイーンズボロ橋……ニューヨークの名所を巡りながら、深い友情を育んでいくドッグとロボット。ふたりの世界はリズミカルに色づき、輝きを増していく。
しかし、夏の終わり、海水浴を楽しんだ帰りにロボットが錆びて動けなくなり、ビーチも翌夏まで閉鎖されてしまう。離れ離れになったドッグとロボットは、再会を心待ちにしながら、それぞれの時を過ごす。
やがてまた巡りくる夏。ふたりを待ち受ける結末とは―― 。
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〈リンク〉
・映画『ロボット・ドリームズ』公式:https://klockworx-v.com/robotdreams/
・ソニーミュージック公式:https://www.sonymusic.co.jp/artist/EarthWindandFire/
〈商品情報〉
発売日:2025年1月29日
タイトル:『ロボット・ドリームズ』オリジナル・サウンドトラック(音楽:アルフォンソ・デ・ヴィラロンガ)
原題:Robot Dreams (Original Motion Picture Soundtrack) Music by Alfonso de Vilallonga
品番:SICP 31752
定価:2,970円(税抜価格2,700円)
●世界初CD化
●アース・ウインド&ファイアー「セプテンバー」を追加収録!
●初回仕様限定:封入特典「ドッグとロボット友達ステッカー」
●日本版ジャケット
●「セプテンバー」の歌詞・対訳付き
●解説:高橋芳朗
〈収録曲〉
1. セプテンバー/アース・ウインド&ファイアー
SEPTEMBER (BONUS FOR JAPAN) Performed by Earth, Wind & Fire
2. ドッグとティン、ビーチで
DOG AND TIN AT THE BEACH
3. ロボットを作ろう
BUILDING ROBOT
4. タクシーでビーチへ
TAXI TO THE BEACH
5. ダニー・ボーイを吹きながら
WHISTLING DANNY BOY
6. 錆びたロボット
RUSTY ROBOT
7. カード・プレーヤーズ
THE CARD PLAYERS
8. 意地悪な警官
MEAN COP
9. 夢だった?
WAS IT A DREAM?
10. セプテンバー風ピアノ
SEPTEMBERIZING PIANO
11. ビーチに雪
SNOW AT THE BEACH
12. ハロー・ブラックバード、グッバイ・ビーチ
HELLO BLACKBIRD, GOODBYE BEACH
13. ママの巣
MUMMY’S NEST
14. 花の園
FLOWERLAND
15. 公園のヴィヴァルディ
VIVALDING AT THE PARK
16. スロー・ボウリング
SLOW BOWLING
17. 凧あげ
KITES
18. 連絡なし
NO MAIL FOR DOG
19. バードとのお別れ
FAREWELL TO THE BIRDS
20. 解凍の歌
DEFROSTING SONG
21. 嫉妬深い夢
JEALOUS DREAM
22. 悲しきドッグ
THE DOG IS SAD
23. レスト・イン・ピーシズ
REST IN PIECES
24. 修理ラビット
MAINTENANCE RABBITS
25. カード・プレーヤーズ (PIANO TRIO BONUS)
THE CARD PLAYERS (PIANO TRIO BONUS)
26. 嫉妬深い夢 (BONUS)
JEALOUS DREAMS (BONUS)
27. カード・プレーヤーズ (SAX QUARTET BONUS)
THE CARD PLAYERS (SAX QUARTET BONUS)
28. タクシーでビーチへ (BONUS)
TAXI TO THE BEACH (BONUS)
29. 花の園 (TAP DANCE VERSION)
FLOWERLAND (TAP DANCE VERSION)
30. 大空の下でスキー
SKIING UNDER THE SKY
(2~30:アルフォンソ・デ・ヴィラロンガ)