00年代生まれのベッドルームアーティスト・とたが、2月1日(水)に配信リリースとなった「紡ぐ」のミュージックビデオが話題だ。

とたは、コロナ禍真っ只中の2021年春に活動を開始。ライブなどは一切行っておらず、自身の部屋で制作した楽曲を、YouTubeやTikTokなどの動画共有サービスに投稿。

そんなマイペースな活動がじわじわと注目を集め、「紡ぐ」のShort ver.が2021年6月に自身のアカウントで動画投稿されて以降、これまでに270万回以上再生され、TikTokやInstagramのリールでは27,000本以上のユーザー投稿動画でも楽曲使用されている。TikiTokでは総楽曲再生数が1,400万回を超え、「空が泣く〜」のフレーズで聞き馴染みのあるリスナーも多いのではないだろうか

ミュージックビデオは、「紡ぐ」やアルバム『oidaki』のアートワーク写真を手掛けた垂水佳菜が監督・撮影を務めた。ビデオにはとた本人が初めて出演している。抒情的な詩世界と透明感のある歌声に乗せて、とたの心象風景が美しい映像とともに綴られていく様は必見。是非ご覧いただきたい。

さらに、2月22日(水)には自身初となる1stアルバム『oidaki』をリリース。昨年6月にリリースされた1stシングル「君ニ詠ム。」から、「ブルーハワイ」「あしたてんき」、先月12月にリリースされた「せーかいせかい」「こうかいのさき」、そして「紡ぐ」含む全12曲を収録。物語を紡ぐかのように展開されていく「とた」の詩世界に、稀代の作家性を感じさせる処女作が完成した。

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【とた– プロフィール】

2000年代生まれのベッドルームアーティスト。 DAWを用いた楽曲制作に加え、アートワークや映像に至るまでセルフプロデュースを行い、等身大ながらも文学的な詞世界を表現する。
2021年2月、インターネット上にて自身のオリジナル楽曲やカバーの投稿を始める。 動画共有サイトやSNSのみでの活動にもかかわらず、同年6月に投稿した「紡ぐ Short Ver.」が一年足らずで合計270万回以上再生されるなど注目を集める。
2022年6月に初となる配信シングル「君ニ詠ム。」をリリース。さらに同年8月には 2作目の配信シングル「ブルーハワイ」をリリースしている。
一聴した際の説得力、音楽偏差値と歌詞世界観のクオリティの高さを感じる事の出来る楽曲群は「TikTok発」というアーティストが散見される昨今、頭一つ抜きん出たものを感じさせる。10代らしい等身大な恋愛の詩と言葉遊びをふんだんに盛り込んだ歌詞、耳にスッと馴染む透明感のある歌声は早耳のリスナーからも高い評価を得ている。

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