芸人として数々の受賞歴を誇る傍ら、アーティストとしての活躍の場を広げ続けている粗品がバンドプロジェクトを始動。自身が作詞・作曲、そして初歌唱した楽曲「宙ぶらりん」が本日リリースとなった。

「宙ぶらりん」はバンド形態でのリリースとなり、粗品はヴォーカルとギターを担当。粗品歌唱曲のリリースは今作が初めてとなる。粗品の脇を固めるのは赤い公園で活動をしていたベースの藤本ひかり、ブランド「LISTLESS」のデザイナーとして活動する傍ら、セプテンバーミーを始め様々なバンドを経てサポートドラマーとして活動するドラムの岸波藍。この3人のスリーピースの構成となっている。

今作は現代音楽への挑戦、アンチテーゼとして「音数を少なく、なるべくシンプルに」がテーマとなっており、粗品が日々感じている鬱屈した想いを吐き出す1曲となっている。激しいビートに、粗品のメロディーセンスが光り、攻撃性のある歌詞、とどこをとっても粗品らしさが満載の楽曲に仕上がっている。

なお、この楽曲のMVでは粗品が初めて監督に挑戦。黒い革ジャンでロッカーの出で立ちの粗品ががむしゃらに歌い、金のギターをかき鳴らすロック感満載の内容に仕上がっている。1カメラ、1カットで構成されるこのMVは本日19:00に粗品Official Channelにてプレミア公開される予定となっている。

今回のMVに対して、粗品は
「MVの監督は初めてでしたが、とても楽しかったです。見どころはノーカットの1カメショーというところです。自分が主演して、自分が監督した純度100%の僕の作品が出来上がりました。普段の粗品とは違う粗品で皆さんびっくりするかもしれませんが、本気で音楽と向き合っているので、ぜひご覧下さい。」とコメントしている。

粗品 「宙ぶらりん」RELEASE INFO

11月22日(水) デジタルリリース

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粗品 プロフィール
1993年 大阪府生まれ。
2歳からピアノを始め、13歳からはギター、高校からはDTMに目覚める。
芸人として数々の受賞歴を誇る傍ら、アーティストとしての活動も広がり、2020年にはボカロ楽曲を発表。「#みどりの唄」は公開と同時にTwitterトレンド入りを果たすなど話題となった。2021年は音楽活動の本格化に向け、自身のレーベル“soshina”を設立。
同年3月にレーベル“soshina”第一弾楽曲「乱数調整のリバースシンデレラfeat.彩宮すう(CV: 竹達彩奈)」をリリース。アップされるや否や、タイトルとMVの主人公のキャラクター名がTwitterトレンドの7位と8位にそれぞれランクイン。MVは500万回再生を達成した。
また、2021年11月には太鼓の達人20周年アンバサダーに就任。太鼓の達人20周年記念ソング「大好きな太鼓の音 feat. どんちゃん」を書下ろし、話題を呼んだ。
2023年4月にリリースした「夕さりのカノン feat. 『ユイカ』」はEテレアニメ「青のオーケストラ」のエンディング曲に抜擢された。

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