東京都神保町にて2024年3月開廊、アートの新たな可能性を提案する気鋭のギャラリー New Gallery。当ギャラリーにて開催中の羊文学のフルアルバム『12 hugs (like butterflies)』を題材にした企画展「"ひみつの庭" inspired by 羊文学 - 12 hugs (like butterflies)」が、ご好評につき会期を7月7日(日)まで延長することが決定しました。

"ひみつの庭" inspired by 羊文学 - 12 hugs (like butterflies)は、フォトグラファー Nico Perezにより撮り下ろされた、本展示初公開となる羊文学の写真作品ほか、昨年12月にリリースされたフルアルバム『12 hugs (like butterflies)』のアートワークを担当したharu.(HUG)が、塩塚モエカより受け取ったセルフライナーノーツを辿りながら楽曲を再解釈し、さまざまな分野で活動するアーティストたちとともに、アルバムの世界観を表現した展示空間です。

変化し続けるバンドそのものを“庭”、それを耕すクリエイターやスタッフたちを“庭師”と定義したこの空間では、haru.(HUG)を筆頭にNico Perez、Ava、finaleflwr、Christopher Loden、konomad、アレキサンダー・ジュリアン、DODI™など様々な”庭師”が「ひみつの庭」を象ります。

そして本展示の為に楽曲をモチーフに創作されたアート作品や、フォトグラファー Nico Perezにより撮り下ろされた羊文学のオリジナルハンドプリントなどの写真作品の初販売も。更に、こちらも楽曲をモチーフに制作されたジャンプスーツやマルチクロスなどオリジナルグッズも販売中。作品、グッズともに本展でしか手に入らない貴重な機会となっておりますので、お見逃しなく。

なお、本展示はご入場にあたり日時指定の事前予約制としております。詳細はNew Galleryホームページもしくはイープラス購入ページをご覧ください。

また、本展オリジナルグッズの一部を本日6月18日(火)より羊文学Official Store (https://hitsujibungaku-store.jp/)にて販売開始いたします。会場で買い逃した方や、遠方で来場が叶わなかった方も、この機会にぜひお買い求めください。

羊文学はVo.Gt.塩塚モエカ、Ba.河西ゆりか、Dr.フクダヒロアからなる、繊細ながらも力強いサウンドが特徴のオルタナティブロックバンド。近年は人気TVアニメのEDテーマをつとめた「more than words」が国内ストリーミング1億回再生を突破したほか、FUJI ROCK FESTIVAL’23に出演し日中のGREEN STAGE出演アーティストとしては異例の動員数を記録。今年4月開催の横浜アリーナワンマン公演のチケットは発売開始後3分で即完。春に行った初のアジアツアーでは全会場ソールドアウトで完走するなど、アジアを起点に海外にも本格進出し、さらなる飛躍を目指して、しなやかに躍進を続ける彼女たち。

羊文学が生み出す音楽と、その世界観を拡張する庭師による"ひみつの庭"、是非ご高覧ください。

"ひみつの庭" inspired by 羊文学 - 12 hugs (like butterflies) ステートメント
「ひみつの庭」
 7年ほど前、モエカさんと最初に会ったとき、私は約束の場所にすごく遅れていた。
 東京の街にまだ馴染みもない頃、何かの媒体の取材で対談相手として私のことを選んでくれたのだった。そのときのことはあまり覚えていないが、彼女の憂を帯びた大きな瞳は印象に残っている。遅刻をしたにも関わらず堂々としている私の姿(最悪である)を見て、「これでもいいんだと思えた」と最近になって話してくれた。
 後にアートワークなどの制作に携わるようになり、初めてデザインした『若者たちへ』(2018)では、モエカさんの瞳に映る未来を覗き込みたくなるような一枚をジャケに選んだ。
 メンバーと関わるのは制作期間のみで、プライベートな話もあまりしないが、音楽への妥協や嘘がないからこそ、楽曲を聴けば今の彼らにとって大切なものを捉えることができる気がした。『our hope』(2022)、そして『12 hugs (like butterflies)』(2023)の制作も共にさせてもらい、ゆっくりと信頼関係を築いてきた。
 「ひみつの庭」は、『12 hugs (like butterflies)』の楽曲や世界観を私たちHUGが再解釈した展示空間となっている。
 変化し続けるバンドそのものを“庭”、それを耕すクリエイターやスタッフたちを“庭師”と定義したこの空間では、作品が生まれていく過程にある、夢をみる余白を大切にしたかった。
 展示のキービジュアルは、創造の扉をつなぐ蝶のかたちをした蝶番の写真を、サイアノタイプでプリントしている。まだ見ぬ未来への構想を練る、という意味で「青写真を描く」と表現することがあるが、この展示は自分のなかで形成されつつあった羊文学像を、一度解体するような作業だった。あえて輪郭をあやふやにすることで、きっとどんなものにも変化していけるから。
 さまざまな可能性を秘めている羊文学が、そしてメンバーの一人ひとりが、自由に表現を模索し続けていけることを願って。
クリエイティブ・ディレクター
haru. (HUG)

【展示概要】
"ひみつの庭" inspired by 羊文学 - 12 hugs (like butterflies)
2024年5月30日(木) ‒ 7月7日(日)12:00-20:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
会場:New Gallery | 東京都千代田区神田神保町1-28-1 mirio神保町 1階
URL:https://newgallery-tokyo.com/secretgarden/
グッズ販売:https://hitsujibungaku-store.jp/
主催:New Gallery
協力:株式会社次世代 / F.C.L.S.
展示ディレクション:HUG
企画サポート:CON_
デザイン:沖山哲弥
展示施工:DODI™ / アレキサンダー・ジュリアン

【チケット詳細】
入場券:1,000円 ※事前予約制
ご購入ページ:https://eplus.jp/himitsunoniwa/
※6歳未満未就学児入場無料
※本展示は入場日時指定制で、入場には電子チケットをスマートフォンで提示する必要があります。 
※入場可能時間=記載入場時間から1時間以内。入場可能時間内(例:12:00〜13:00)にお越しください。
※遅刻された場合、当日のみ入場可能ですが、混雑状況によりお待ちいただく可能性がございます。
※チケットの変更・払い戻し・再発行・転売不可

【羊文学オリジナルアルバム『12 hugs (like butterflies)』 作品概要】
羊文学にとって約1年半ぶりとなるオリジナルアルバム『12 hugs (like butterflies)』
不安や葛藤にあふれる社会の中で自分自身をハグする12曲
TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」EDテーマ「more than words」や、NTTドコモ「iPhone14/青春割」CMソング「永遠のブルー」、MBS/TBSドラマイズム「往生際の意味を知れ!」ED主題歌「FOOL」、首都医校CMソング「GO!!!」を含む全12曲収録。

■収録曲(全12曲)
1. Hug.m4a
2. more than words
3. Addiction
4. GO!!!
5. 永遠のブルー    
6. countdown
7. Flower
8. honestly
9. 深呼吸
10. 人魚
11. つづく
12. FOOL

CD:https://fcls.lnk.to/lUTn3d
LP:https://fcls.lnk.to/k1mvAk

【アーティストプロフィール】
羊文学
Vo.Gt.塩塚モエカ、Ba.河西ゆりか、Dr.フクダヒロアからなる、繊細ながらも力強いサウンドが特徴のオルタナティブロックバンド
2020年8月19日にF.C.L.S.(ソニー・ミュージックレーベルズ)よりメジャーデビュー。
2023年にアルバム「our hope」が、第15回CDショップ大賞2023 大賞<青>を受賞。
同年9月にリリースした、TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」のエンディングテーマ「more than words」 は国内1億ST再生を記録。
12月6日(水)には、同楽曲を収録したメジャー3rdフルアルバム「12 hugs (like butterflies)」リリース。
ライブではFUJI ROCK FESTIVAL’23に出演。日中のGREEN STAGE出演アーティストとしては異例の動員数を記録した。2024年4月に行ったキャリア史上最大規模となる横浜アリーナでのワンマンライブのチケットは発売開始直後3分で即完。さらに今年春には、ソウル、中国大陸、台北、バンコクの7か所を巡る初のアジアツアーを全会場ソールドアウトで完走。
アジアを中心に海外にも本格進出し、さらなる飛躍を目指して、しなやかに躍進中。

羊文学 Web

一覧へ戻る