■アーティスト:GINGER ROOT(ジンジャー・ルート)

■タイトル:SHINBANGUMI(シンバングミ)

■品番:GI443JCD[CD]GI443JLP-C1[LP/国内流通仕様]

■定価:¥2,500+税[CD]¥6.200+税[LP/国内流通仕様]

■その他:

世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック収録[CD]

世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、限定カラー盤[LP/国内流通仕様]

■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ

■収録曲目:

1. Welcome

2. No Problems

3. Better Than Monday

4. There Was A Time

5. All Night

6. CM

7. Only You

8. Kaze

9. Giddy Up

10. Think Cool

11. Show 10

12. Take Me Back (Owakare No Jikan)

13. Pre-Giddy Up Demo*

*日本盤ボーナス・トラック(CD)

●Ginger Rootは、南カリフォルニア出身のマルチインストゥルメンタリスト、プロデューサー、ソングライター、ヴィジュアル・アーティストであるCameron Lewのプロジェクトだ。
自らが「aggressive elevator soul(アグレッシブ・エレベーター・ソウル)」と呼ぶ作品を2017年に初めてリリースして以来、Lewは、ハンドメイドでありながら完璧に洗練されたシンセ・ポップ、オルタナティヴ・ディスコ、ブギー、ソウルを作り続けている。
これらは、1970年代と80年代の音楽、特に「日本のシティ・ポップと、フレンチ・ポップ、フィリー・ソウル、『Ram』時代のPaul McCartneyといった西洋の音楽との創造的で文化的な対話」に夢中になって育ったアジア系アメリカ人である彼のレンズを通して形作られている。
Lewは、レトロからの影響を紡ぎ出し、今を積極的に増殖させる。そして、ソングライターのウィット、エディターとしての目、プロデューサーのリソースを統合し、唯一無二のコンテンポラリーなものを作り上げるのだ。
Ginger Rootは待望のサード・アルバム『SHINBANGUMI』をリリースする。これは、彼の新たなレーベル、Ghostly Internationalからは初のリリースとなる。
ヴィジュアル・アルバムのコンポーネントを含むこの作品は、大まかに言えば、ドラマの新シーズンに相当する。この人生の新たなチャプターにおいて、Lewは、自らが、これまで以上に安定し、特異で、意図的であることに気づいた。
「Ginger Rootはどうあるべきか、ということがわかったんだ。楽器編成と音楽性という点において、すべては何から構成されるべきなのか、ということに強い自信を持つことができ、しかも、それを心地よいと感じた初めての作品だ。個人的なことを言えば、この4年間、曲を書き、ツアーをしながら、僕は別人として生きてきた。『SHINBANGUMI』は、新しい自分を見せるためのプラットフォームなんだ」と彼は語る。
曲と彼の現実のアーティスト・ストーリーと並行して、Lewは、一連のミュージック・ビデオのシリーズを展開しながら、2022年のEP『Nisemono』の続きを描いたコンセプチュアルな物語を再開させる。
この物語は、1987年にミュージック・スーパーバイザーをクビになったばかりのGinger Rootが、自身のメディア複合企業「Ginger Root Productions(ジンジャー・ルート・プロダクション)」を立ち上げるまでを描いている。
「ミュージック・ビデオを1作目から8作目まで観ると、伝統的な映画に匹敵するようなストーリーが展開されるんだ。僕がいつも試してみたかったこと」と彼は語る。
セッションは、日本とオレンジカウンティに分かれて行われた。Lewは『SHINBANGUMI』のトラック・アレンジに細心の注意を払い、彼のライヴ・バンドのメンバーや、長年のビデオ・コラボレーターであるDavid Gutelなど、親しい人たちに意見を求めた。
また、Lewは、アルバムの弧を複数の幕で捉え、時系列で聴けるようにマッピングしている。「フロントエンドのパンチのようなものをちょうどいい加減にして、それから息抜きさせ、中間部ではさらに速く聴かせる、といった具合に・・・。いい意味で襟首を掴ん で、最後の曲まで離さないようにしたかったんだ」と彼は語る。

◤『SHINBANGUMI(シンバングミ)』ビジュアル・ストーリー◢

時は1987年、ジンジャー・ルートは設立されたばかりのテレビ局、「十番テレビ」で音楽スーパーバイザーの契約社員として働いていた。彼が解雇されるまでは・・・。この出来事に直面したキャメロンは、自らの手でメディア複合企業を立ち上げる。「ジンジャー・ルート・プロダクション」だ。さて問題は、彼らは何を作っていくのか?

前回までのあらすじ・・・

ジンジャー・ルートが2022年に発表したEPタイトル『Nisemono』は、広義で「詐欺や偽物」と訳され、また別の宇宙の一部である。『Nisemono』は、ジンジャー・ルートが日本最大のスター、竹口希美子の最新プロジェクトを実現させる役割を果たしたというストーリーだ。ジンジャー・ルートは、彼女のアメリカでのデビューに先立ち、彼女のビジョンを作り上げ、その音楽に命を吹き込むために呼ばれた。このプロジェクトは、彼女を世界へと送り出す位置付けにあり、アーティストのキャリアに計り知れないプレッシャーをもたらす。

●2017年、自らが「aggressive elevator soul(アグレッシブ・エレベーター・ソウル)」と呼ぶ作品(5曲入りのEPに4曲を追加した『Spotlight People』)をリリースし、YouTubeでウィークリーのカヴァー・シリーズを発信して以来、Cameron LewはGinger Rootという船の船長を務め、曲作り、レコーディング、ミックスをこなしながら、アートやヴィデオをゼロから制作してきた。
Ginger Rootのシンセを中心としたオルタナティヴ・ディスコ、ソウル、シティ・ポップにインスパイアされたサウンドの魅力的な延長線上にあるビジュアル・ランゲージは、細部への比類なきこだわりと、大学卒業後に映画のセットで編集者として働いた経験から生まれたものだ。2018年、Acrophase Recordより、ファースト・アルバム『Mahjong Room』を発表し、2020年にはアルバム『Rikki』、2021年には日本文化にインスパイアされたEP『City Slicker』をリリースした。
『City Slicker』からのブレイク・シングル「Juban District」と「Loretta」をきっかけに、Ginger Rootはインターネット上で多くのリスナーとのつながりを生み出し、YouTubeの登録者数は30万人、Spotifyではおよそ100万人の月間リスナーを抱えている。
その間、Ginger Rootは、Khruangbin、Durand Jones、Omar Apollo、The Marias、Hippo Campusなど、モダン・インディの傑出したアーティストたちと共演もしている。
2022年にはEP『Nisemono』をリリース。それ以来、北米、ヨーロッパ、アジアなどでソールドアウト公演を行なっている。日本では、2023年1月に行った来日ツアー4公演(恵比寿リキッドルーム2公演、梅田クラブクアトロ1公演、名古屋クラブクアトロ1公演)がすべて完売するほどの人気を見せる。

◤GINGER ROOT(ジンジャー・ルート)について◢
*累計1億2400万回の楽曲再生数を記録。
*「Loretta」は26週に渡りSpotifyのインディ・ポップ・チャートにてTOP10を記録。またEP『Nisemono』からの複数の楽曲が香港、韓国、ベトナム、台湾のSpotifyバイラル・チャートにランクインを果たす。
*楽曲「B4」と「Loretta」は国内ではJ-WAVEで3位、「Over The Hill」はRadio Novaで1位を獲得し、その他にもKCRW、KEXP、BBC Music 6、Triple R、The Face Radio、SiriusXMの88Risingなどでもローテーション・スピンされている。
*「City Slicker」「Loretta」「Entertainment」「Loneliness」「Nisemono」は日本国内の複数都市でShazamチャートTOP10入りを果たす。
*日本テレビ系「日テレNEWS」やThe Japan Timesなどのインタビューも実現。NPRの放送ではシティポップの影響について語り、日本のラジオではYMOのメンバーである細野晴臣と音楽スタイルへの愛を語り合った。
*TikTokでは、「Over The Hill」が日本のTikTokトレンドチャートで2位を記録したしたほか、新世紀エヴァンゲリオンのテーマ「残酷な天使のテーゼ」のカバー音源を使用した動画は3万以上も投稿され、2024年1月には楽曲「Loretta」が日本でバイラル状況を巻き起こし、日本のShazamチャートなどにランクインする。
*EP『Nisemono』は、ローリング・ストーン誌(2022年のベスト・ミュージック)、ザ・フェイダー誌、NME誌、アンソニー・ファンターノ誌の2022年EP第1位に選ばれた。

ジャパン・オフィシャル・サイト

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