オリジナル・アルバム総売上枚数18千枚、本ベスト盤収録楽曲の総再生回数は64億再生を記録。世界中から愛される歌姫、ジャネット・ジャクソン。ファースト・アルバム『Janet Jackson』のリリースから40年経った今年、ユニバーサル ミュージックが保有する日本盤シングルとMVを収録したベスト盤が824日にリリースされた。本作品は日本企画で、CD2枚とDVD1枚の全3枚組。CDには全38曲、DVDには全44曲収録される。

日本盤シングルとMVのベスト盤リリースはジャネット・ジャクソンの作品の中でも初。
また今回、自身の3rdアルバム『Control』の日本発売時(1986年)に初回プレス盤のみに収録され、また日本のみでシングルカットされた楽曲「Start Anew」を収録。本楽曲はギタリスト/音楽プロデューサーの鳥山雄司とRalph McCarthyによる楽曲で、当時National(パナソニック株式会社)のビデオ・デッキのCMソングとなっており、現在はデジタル配信もされていない幻の楽曲だ。また、MVは世界初DVD化の楽曲が7曲含まれる。

なお、823日にはこちらの発売を記念し、ドキュメンタリー『ジャネット・ジャクソン 私の全て』の上映イベントが六本木のTOHOシネマズにて開催された。同ドキュメンタリーはヒストリーチャンネルを始め、HuluU-NEXTRakutenTVAppleTV等でも配信が開始されている。また、同イベントではドキュメンタリーの上映の他、MVの上映や、LiliCoを迎えてのトークショーも行われた。そして日本のファンに向けたジャネットからオーディオメッセージが到着し、来場していたファンが大いに沸いた。

今年ニュー・アルバムのリリースを予定しているジャネット・ジャクソン。
これからの活躍にも期待が膨らむばかりだ。

ジャネット・ジャクソン メッセージ: 「日本の友人の皆さん、私のキャリアを通して、皆さんがくれたすべての愛とすべてのサポートに感謝しています。皆さんはとても親切で、とても愛情深く、とても寛大で、そして優しく私に接してくれました。大変感謝しています。そして、私の家族に対しても、多くの愛情を注いでくれてありがとうございます。皆さんはとても美しい人たちです。本当に、本当に皆さんに感謝しています。ありがとうございます。すべてに感謝します」

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Janet Jackson(ジャネット・ジャクソン)

1966516日、インディアナ州ゲイリーのジャクソン・ファミリーに生を受ける。
7歳でデビュー、その後陰気TVシリーズに次々と出演。10代の頃に『ヤング・ラヴ』『ドリーム・ストリート』の2枚のアルバムをリリース。1986年ジャネットにとって新たなキャリアの幕開けとなった『コントロール』を発売。Jam & Lewisとの共作関係もこの作品からスタート。ソングライターとしての才能を開花させ、新しい自分自身を見出すきっかけとなった1枚となる。1989年『リズム・ネイション1814』を発表。4週間連続で全米チャートNO.1に輝く大ヒットとなり、スーパースターとしての地位を不動のものにした。1991Virginに移籍。1993年に超大作『Janet.』をリリース。数々のシングルヒットを生み出した。1997年『ザ・ヴェルヴェット・ロプ』はより私的な内容の作品となり、ファンがジャネットをより身近に感じるきっかけとなった。
 2001年、自身も出演した映画『ナッティプロフェッサー2~クランプ家の面々』のサントラに収録された「ダズント・リアリー・マター」が大ヒット。日本では100万枚近いセールスを記録。2004年、自らのミドル・ネームを冠した『ダミタ・ジョー』を発表。2006年、アーティストとしての起点となった『コントロール』から20年となる新生ジャネットの幕開けともなる『20 Years Old』がリリースされる。2019年、ロックの殿堂入りを果たした。
 デビュー・アルバム『Janet Jackson』から40年経った今年2022年、米ドキュメンタリー視聴率NO.1を獲得した自身のドキュメンタリー『ジャネット・ジャクソン 私の全て』が日本でCSヒストリーチャンネルにて6/12より放送。新曲『Luv I Luv』をドキュメンタリー内で初公開し、今年ニュー・アルバムのリリースを予定。

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