今年、日本最大級の音楽フェスティヴァル、サマーソニックでヘッドライナーとして来日し、観客を熱狂に誘ったイタリアのロック・バンド“マネスキン”。バンドのベーシストであるヴィクトリアが、11月29日にセカンド・ソロシングル「RATATA」をリリースした。
同楽曲は8月にリリースされた、ソロデビュー・シングル「ゲット・アップ・ビッチ!シェイク・ヤ・アス(ウィズ・アニッタ)」同様、激しいテクノ・ナンバーに仕上がっており、雷のようなキック・ドラムと粗削りなパーカッションのシンコペーションを融合させ、激烈なエネルギーで推進する。異彩を放つアンセミックなラテン・ヴォーカル、フックの織り交ざった突進するサウンドがリスナーを弾き込んでいる。
先日、ブラジル・サンパウロのファンの前で特別に同曲をプレイしたヴィクトリアは、ヴィンテージの車にオーディエンスを乗せて街中を回りながら曲をかけるというユニークな形で曲を初披露した。さらに盛り上がる中、締めくくりとして市内で極秘に開催されたポップアップ・パフォーマンスでは、ヴィクトリアの生々しいエネルギーが観衆を恍惚状態に送り込んだ。
【ヴィクトリア「RATATA」パフォーマンス inサンパウロ ※ヴィクトリア公式instgramより】
https://www.instagram.com/p/DCpJrrQtL2o/
ヴィクトリアは同曲についてこう語る。「今の南米のシーンすべてにものすごくインスピレーションを受けているの!バイレ(訳注:ポルトガル語で「ダンス」のこと)とテクノのクロスオーヴァーが大好きだから、“RATATA”では4つ打ちのテクノのキックと、リオのバイレ・ファンクのパーカッシヴな要素と、ポルトガル語のヴォーカルをミックスして、実験できてすごく楽しかった。ライヴ・セットではいつもプレイしていて、毎回すごく楽しいから、リリースしてみんなと分かち合いたいって心から思ってたんだ!」
バンド活動と並行し、ヴィクトリアは元来好きであったエレクトロニック・アートの探求を進め、その思いは初のDJツアーという形で間もなく結果となり、2024年3月にキック・オフしてからはニューヨーク、シカゴ、リーズ、マンチェスター、ベルリン、バルセロナさらにはイビサのクラブ、DC10で行われたイベント、シルコロコ(Circoloco)でのギグを行い、日本ではサマーソニックの前夜祭として8月16日に開催され、クラブ系のアーティストが多く出演する、オールナイトイベント“ソニックマニア”でその雄姿を日本のファンに見せつけてくれた。
今後もバンドとはまた違った側面で大いに楽しませてくれることだろう。ボリュームを上げて、ヴィクトリアの電撃的なアンセムに誘われてダンス・フロアに向かう心構えをしておこう!
【ヴィクトリア・リリース情報】
セカンド・ソロシングル「RATATA」
2024年11月29日配信スタート
※配信・購入サイト
https://SonyMusicJapan.lnk.to/Victoria_rtt
▼【ソロデビュー・シングル「ゲット・アップ・ビッチ!シェイク・ヤ・アス(ウィズ・アニッタ)」ミュージック・ビデオ】
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