歌手、グラビアアイドルとして活躍する望月琉叶が、10月よりスタートさせた、5人の有名ボカロPとタッグを組み5ヵ月連続で新曲を配信リリースする企画の第2弾シングルの詳細が発表された。新たなボカロPは『ボッカデラベリタ』『ラブカ?』などで知られる柊キライに決まり、11月30日に『ロジカリアン』が配信リリースされる。

望月は学生時代から「演歌」と「ボカロ」に興味があり、歌手になる夢を持ち続けてきた。今回のプロジェクトは、演歌歌手として順調なスタートを切り一つの夢を叶えたが、ボカロPと音楽を作りたいというもう一つの夢をどうしても叶えたかった望月が自ら望んで提案した企画であり、ニコニコ超会議を主催するドワンゴが全面バックアップする形で5人のボカロPとのコラボレーションが実現した。

10月にリリースされた第1弾シングル『MONSTER』はプロデューサーに「シカバネーゼ(feat.Ado)」がYouTubeで1200万再生されるなど多くのヒット曲を生み出すjon-YAKITORY(ジョンヤキトリー)を迎え、人の心に潜む“バケモノ”のような感情に悩み苦しむ姿を描いた、攻撃的でエモーショナルなサウンドに仕上がった作品であった。

新たに発表された第2弾作品のプロデューサーである柊キライは、2020年に公開した『ボッカデラベリタ』がYouTube内で2000万回を超える再生回数を達成し、同年の『ラブカ?』ではAdo歌唱バージョンとの同時投稿が話題となり、YouTubeではAdoバージョンと合わせて4000万回以上の再生回数を達成するなどのヒット曲を持つクリエイターだ。

11月30日にリリースされる『ロジカリアン』は、柊曰く「私は宇宙人だと言っている人の歌」と語るように、自らを論理を伝える「ロジカリアン」と名乗りながらも、音楽と言う感情的な手段で声を届けて回る、ある意味矛盾した男の姿を描いた不思議な世界観の歌詞と様々な音楽ジャンルが融合した独創的なサウンドを持ち、幾重にも重ねたコーラスが印象的な楽曲になっている。

第3弾以降の新曲のボカロPも今後順次発表される予定だが、今注目のボカロPが既に決定しているとのこと。望月琉叶の今後の活動に注目したい。

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