先日公開された THE FIRST TAKE での「さくら」初歌唱が話題沸騰中のフォークシンガー森山直太朗。
昨年まで行われた総動員数 12 万人、計 107 本(国内 102 本、海外 5 本)に及んだキャリア最大規模のツアー、デビュー20 周年アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』の国内最終公演となった両国国技館単独公演を完全収録した映像商品「森山直太朗 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』in 両国国技館」<Blu-ray/DVD>は昨年大きな話題を呼んだ。その両国国技館の映像をベースに再編集したドキュメンタリー映画『素晴らしい世界は何処に』は、昨年 10 月、東京、大阪など4都市にて上映を行い、「素晴らしい映画体験!」「もう一度スクリーンで観たい!」「全国で上映を!」と多くの反響を巻き起こすなどの大きな反響を呼び、今年 3 月 28 日(金)より遂に全国公開される。
この映画は、約2年の同ツアーの旅路と、その終着点となる「両国国技館」をつづったライブ映像に加え、ツアー最中に父の死と直面した森山直太朗にフォーカスをあて、死という避けようのない事実と、そこを起点に逆流するように流れる家族の再生が描かれた作品となっている。 監督をつとめた番場秀一は、森山直太朗初のドキュメンタリー映画『人間の森をぬけて』(2019)に続き監督・撮影を手掛け、ライブ映像と舞台裏、森山直太朗の音楽と素顔を真(cid:20264)な眼差しで描いている。
この映画の主題歌となる新曲『新世界』は映画公開日と同日の 3 月 28 日(金)に楽曲配信される。この楽曲は、まだ全国上映が決まっていない昨年 10 月、4 都市のみで上映された際に、映画のエンディングで突如として流れ、真っ白な映像にまだ誰も聴いたことのないメロディー、森山直太朗の歌声とギター、そしてピアノの音が響き渡り、ファンの間でも大きな話題となっていた楽曲。そんなファン待望の新曲が遂に音源化されることとなる。
自身のドキュメンタリー映画の主題歌で、最新曲となる『新世界』のミュージックビデオが、映画公開日と最新曲の配信日となる 3 月 28 日(金) の 21 時に、オフィシャル YouTube チャンネルにて YouTube プレミア公開されることが発表された。さらに当日20時30分~、森山直太朗本人のInstagramアカウント(@naotaromoriyama)にてインスタライブを行い、カウントダウンするとのことなので、そちらもぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
ドキュメンタリー映画の公開、そして最新曲の配信などが続く森山直太朗情報に今後も是非注目してもらいたい。
森⼭直太朗
最新曲『新世界』
(映画『素晴らしい世界は何処に』主題歌 )
<Pre-Add(Apple Music) / Pre-Save(Spotify)>
https://naotaro.lnk.to/shinsekai
映画『素晴らしい世界は何処に』特設サイト
https://subarashii-sekai-movie.asmik-ace.co.jp
映画『素晴らしい世界は何処に』予告編
https://youtu.be/cg2is3HGNy4
森⼭直太朗関連情報
https://bio.to/naotaro_moriyama

【楽曲配信情報】
森⼭直太朗
映画『素晴らしい世界は何処に』主題歌
『新世界』3 ⽉ 28 ⽇先⾏配信決定
まだ、全国上映も決まっていない昨年 10 ⽉、たった 4 都市で上映された 映画『素晴らしい世界は何処に』のエンディングで突然流れた楽曲。
真っ⽩な映像に流れるまだ誰も聴いたことのないメロディーに 森⼭直太朗の歌声とギター、そしてピアノの⾳。
森⼭が亡くなった⽗に代わり、歌にしたためた ファン待望の楽曲が遂に⾳源化される。
【『新世界』とは】
⽗が幼少期から抱えたやりきれない⼼情や⼈を想う気持ちを彼に代わって歌にしたためた⼀曲。
⽗親が亡くなる半年前に「実は癌なんだ」と、聞かされた。
その⽗親も幼少期に⺟親を病気で亡くし、すぐに新しい⺟親を迎えなければならなかった過去がある。
⺟親が死ぬだけでも不条理なのに、その現実を受け⽌められず、「⾃分の気持ちなんて誰も分かってくれない」と思いながら、“寂しい”、“悲しい”という⾃分の思いを伝えられず、⼤⼈になっていった⽗親。
両親が離婚している森⼭にとって、⽗親と⼀緒に暮らした時間は 10 年間。
その後、30 年以上離れて暮らしていた⽗親に対して、”寂しさ”などの思いはこれまで感じてこなかったが、”⽗親の死”、”⽗親との永遠の別れ”を近くに感じ、無性に寂しくなった。
そんな⽗親と離れてしまうという、寂しい気持ちがリンクして、森⼭が⼀⼈、⾃宅にいる時に作った『新世界』。
⽗親の容態が悪くなっていく中で、いろんな⼈の優しさに触れ、⾃分⾃⾝に対しても幼少期に亡くなった⺟親に対しても素直になっていく⽗親を⾒ながら森⼭は、「死ぬことは⾁体的な苦しみから解放される」、そして「不慮の事故で抱えてしまった根源的な悲しみや苦しみからも解放される」と思った。
そして同時に、「死ぬということは、いろんなことから解放されて今よりも、もっと⾃由な世界に旅⽴っていく」と⾔う思いを実感した。
『新世界』の歌詞にある「僕」はすべて⽗親のことで、⽗親の⺟への想いが綴られている。
⽗親が⾔葉にできなかった⺟への想い、無念を代弁するような彼の気持ちを歌った。
結局⽗親はこの歌を聞くことはなかったが、映画『素晴らしい世界は何処に』と共に、⼈々に届けられ、そして⽗親にもきっと届くだろう。
【『新世界』と、映画『素晴らしい世界は何処に』】
この『新世界』が主題歌になったのは監督の番場秀⼀が作った映画『素晴らしい世界は何処に』の物語の中に、家族そして森⼭⾃⾝の⽗親の死が表現されていることがきっかけだった。
当初エンドロールを流すという構想はなく、『さくら』終わりで映像は終わる予定だった。
「やっぱり、最後エンドロールを流したい」と、森⼭と監督の番場の意⾒は⼀致、 そして、さらに「⽩い背景にエンドロールを流したい」という番場。
その”⽩い背景”と⾔う⾔葉に森⼭は、『素晴らしい世界』のツアー中に話をした「新しい真っ⽩な世界に旅⽴っていった⽗親に感謝と祝福の気持ちを込めて」という MC を思い出し ⽗親が亡くなる前に作った『新世界』という楽曲を提案した。
『新世界』は森⼭にとって真っ⽩な世界を意味する。
痛みも⾁体的な苦しみも、すべての境がなくなる真っ⽩な世界。
「癌だ」と伝えられたあと、家族で⾒た⽗親のレントゲンは真っ⽩だった。
とても綺麗な⽩だった。
その時⾒た⽩と、番場の作った⽩い背景が偶然にリンクした。
森⼭が 2022 年からおよそ 2 年をかけて巡ってきた 20th アニバーサリーツアー『素晴らしい世界』の時に考えていた「素晴らしい世界とは何なのか・・」という問いに対して、素晴らしい世界を探しても無かった、素晴らしい世界を探す執着を⼿放せた時に、森⼭が感じた「もう「素晴らしい世界」を探さなくていいんだ」という感覚と、亡くなった⽗親に森⼭が感じた「これ以上苦しまないでいいんだ、⾁体的な苦しみも精神的な悲しみからも解放されていく」という気持ちがつながった。
「究極な「素晴らしい世界」とは死後の⽣きているということから解放された世界」
ということを森⼭は⽗親の死で実感した。

【映画情報】
「素晴らしい映画体験!」「もう⼀度観たい!」「地⽅でも観たい!」と⼤反響!!
およそ2年におよぶツアー『素晴らしい世界』で、森⼭直太朗がたどり
着いた場所とは…。 珠⽟のドキュメンタリー映画、待望の【全国公開】!
◆3⽉28⽇(⾦)より【2週間限定】 全国公開のお知らせ◆
【STORY】
旅の最後に辿り着いた場所は真っ⽩い世界だった ツアーの途上で迎えた⽗親の死 空⽩の時間が少しずつ巡っていく デビュー20周年ツアー『素晴らしい世界』を巡るアーティストの森⼭直太朗。107本の公演をおよそ2年かけ各地を回る旅の途上、⽗親の死に直⾯する。幼少期に体験した両親の離婚、家族への愛、閉ざされた想いを胸に国内最終となる両国国技館公演を迎える。『素晴らしい世界』を探し求めて辿り着いた場所とは?
ツアー記録として撮影された映像と⾃⾝による独⽩(モノローグ)をもとに再構成したドキュメンタリー。両国国技館のライブ映像を軸に展開する死と再⽣の物語がここに。
【COMMENT】
【森⼭直太朗 コメント】
ツアー『素晴らしい世界』107本の軌跡とその果てに辿り着いた両国国技館でのライブが番場秀⼀監督の⼿によってドキュメンタリー映画になりました。
お客さん、そしてメンバー、スタッフみんなで作り上げた舞台やその景⾊が映画という形になるということ。この年齢になって卒業アルバムを受け取ったような何処か気
恥ずかしく、初々しい気持ちでいっぱいです。
⼜、この作品はツアー中に亡くなった⽗との別れと拭いきれない親と⼦のしがらみから解放されていく⾃分⾃⾝の⼼が描かれた物語でもあります。⾳楽の⼀⾯だけでなく、いつからか抱えてしまった⾔語化できない苦しみの中にいる同世代の⼈や親⼦の⽅にもご覧いただきたいです。
いつかの⽇か本当の⾃分に再会するために、⼆度とない今を⼈は⽣きている。スクリーンの越しに広がる“素晴らしい世界"であなたと出会えることを⼼に描きながら。
【番場秀⼀(監督) コメント】
ツアー映像として撮影したものが、このような形で映画となりさらには全国上映されることになって嬉しいです。この映画は、ライブを記録したドキュメンタリーではなく、家族とのつながりにも触れた映画となっており、たくさんの⼈の⼼に届く作品になっているのではないかと思います。また映像だけでなく⾳も素晴らしいので、ぜひ映画館でご覧になってください。
◇PROFILE : バンバ シュウイチ
京都⽣まれの映像作家。
1997年に映像ディレクターとしてデビュー。森⼭直太朗のほか、BUMP OF CHICKEN、椎名林檎、Superfly、くるり、エレファントカシマシなど数多くのアーティストのミュージックビデオやライブビデオを⼿がける。
【クレジット表記】
■タイトル:素晴らしい世界は何処に
■監督:番場秀⼀
■出演:森⼭直太朗
■主題歌:『新世界』森⼭直太朗
■公開表記:2025 年 3 ⽉ 28 ⽇(⾦) 2 週間限定 全国公開
■コピーライト:©2025 SETSUNA INTERNATIONAL
■製作:SETSUNA INTERNATIONAL
■宣伝協⼒:ユニバーサル ミュージック合同会社
■配給:アスミック・エース
内田也哉子、坂本美雨、柄本佑も絶賛!
旅の最後に辿り着いた場所、父の代わりにしたためた メロディーに涙が溢れるドキュメンタリー映画に、 各回から称賛の声が続々と到着!!
内田也哉子 (文章家)
どんなにたくさんの人たちに見守られようとも、彼はたったひとりでうたをうたう。
片手にギター、背中に愛がよく似合う、淋しげな勇者、森山直太朗。 あそび、もがき、幾度も起きあがるその佇まいに、無性に涙があふれる。
坂本美雨 (ミュージシャン)
歌いながら生き、人生が歌になっていく。一人の歌い手のその過程を見せてもらえるわたしたちはなんて幸せなんだろう。直太朗さんがぽつんとステージに立つ姿を、これからの人生、何度も思い出し、励まされるだろうと思う。
柄本佑 (俳優)
昔から「歌い手」として直太朗さんを知っていて「俳優」としての直太朗さんと出会い、その後呑んだりかんだりで親交を深めさせていただき「森山直太朗」を知った気でいました、、、とんでもない!
今作に映る姿を?て「ああ!本当の直太朗さんはこれか!」と膝を打ちました。
「artiste 森山直太朗」のはしゃぎたつ欲望から放たれる「素晴らしい世界」を浴びせられ、つい笑い泣き!次は生で浴びたいと思いました。
SYO (物書き)
独唱の最中に、質感を伴った視界と感情が流れ込んでくる。
父との最期の想い出、歌が持つ役割、生きてることの辛さ。
私たちは体験し、体感する。彼の人生の刹那を。その?を。
素晴らしい世界などない。ただ、その絶望は分かち合える。
本ツアーは、108 公演目の映画で完成するのかもしれない。
森直人 (映画評論家)
ファンムービーの域を超えた内容と質的充実に驚いた。
まるでドラマティックな映像叙事詩。その中で音楽が持つ多様な可能性についての考察と探究が脈打っている。
麻生要一郎 (料理家・執筆家)
両国国技館で“素晴らしい世界”を絶唱する、森山直太朗の姿が目に焼きつく。
その穏やかな表情と歌声から、不確かな時代を?きる僕らにとっての確かな希望を感じた。人生という螺旋階段を天に向かい登って行く視線の先に“素晴らしい世界”がきっと見えるだろう。
谷岡正浩 (編集者・ライター)
もし、意図して映画を作ろうとしたならば、このような作品にはならなかったに違いない。それほどこの映画はピュアな衝動と混沌に満ちたものになっている。映画が最後に描いた真っ?い世界が象徴するように、問いはさらなる問いを呼んで我々を何処か別の場所へと押し流していく。
一人の人生を生きるというのは、そういうことなのではないか。そして君はこの混沌の中をまだまだ生きていく。そうだろう? エンドロールが流れたあとも終わることなく、映画は私たちに問いかけ続ける。
野村訓市 (編集者)
ただのライブの記録映像じゃない。
両国国技館の中がカーニバルの子やに
静寂から歓喜へ。過去から今、未来へと。
直太朗君が作り上げた言葉と音楽がひと繋ぎに語る
1時間 40 分の素晴らしき世界。
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