主人公の神林リクを演じるのは、中島健人。近年ではドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」(20/NTV)、「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(23)、Netflix 映画『桜のような僕の恋人』(22)、映画 『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『おまえの罪を自白しろ』(23)など、演技の幅を広げて俳優としてのキャリアを重ね、2024年世界同時放送&配信予定のHuluオリジナル海外ト゛ラマ「Concordia(コンコルディア)」(仮題)にも出演している。本作では夢を目指していた大学時代から成功・挫折を経て、全てを取り戻そうと奔走する20歳~30歳の主人公の人生を演じ、自身も30歳を迎える節目の年に本格ラブストーリーに挑みます。

ヒロインの前園ミナミを演じるのは、シンガーソングライターのmilet 。4年連続でNHK紅白歌合戦に出場、
東京2020オリンピック閉会式でも歌唱したほか、『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(23) オープニング&エンディング主題歌でのMAN WITH A MISSIONとのコラボも話題となった。数々のドラマ主題歌も手がけ、海外でのライブも人気を呼んでいる。本作が映画初出演となり、シンガーソングライター活動と、すれ違いの結婚生活に不満を募らせる妻・ミナミ役という、振れ幅の大きい演技に挑戦する。

本作は、日本で2021年に公開されたフランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(原題:Mon Inconnue)を元に、現代の日本ならではの舞台、キャラクター設定に一部改変し、リメイク。
作品タイトルは追って発表となる。


本作のメガホンをとるのは、『陽だまりの彼女』(13)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『きみの瞳が問いかけている』(20)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(22)など数々の映画で監督を務める恋愛映画の名手・三木孝浩。みずみずしく透明感のある映像と温かい眼差しをもって描かれる登場人物の心理描写に定評があり、これまでも劇中で音楽を印象的に描いてきた三木監督の真骨頂とも言える演出と最旬のキャストとのタッグに期待が高まります。

【出演者コメント】
中島健人(なかじま・けんと)/神林リク(かんばやし・りく)役
プロフィール
1994年3月13日生まれ。東京都出身。2011年にSexy Zoneとしてデビュー。数々のドラマ、映画で主演を務める。2020年よりWOWOWで生中継される米国アカデミー賞授賞式のリポーターを務めるほか、2024年世界同時放送&配信予定のHuluオリシ゛ナル海外ト゛ラマ「Concordia(コンコルテ゛ィア)」(仮題)にも出演するなど国内外に活躍を広げている。
近年の作品として、ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」(20/NTV)、「彼女はキレイだった」(21/KTV)、「リビングの松永さん」(24/KTV)、Netflix映画『桜のような僕の恋人』(22)、映画『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『おまえの罪を自白しろ』(23)などがある。

コメント
「誰もが大共感できる最高の恋愛映画」に出逢えた気がします。
ずっと憧れだった三木監督のもと、神様のいたずらのような恋物語を描けることが夢のようです。
これまで監督が描かれた作品に、僕の大好きな作品が多く、今回、三木組に参加させていただけることは、これまでの自分の想いが報われる気持ちと共に心から光栄だと感じております。
20代最後にこの脚本を読み、30代最初にこの作品の主人公を演じさせていただきます。移りゆく時の流れを美しく過ごす、2人の登場人物に共感をしながら、脚本を読んで何度も笑って泣きました。
物語と楽曲のクロスオーバーの中で奏でられる、今回初共演のmiletさんの歌声もとても楽しみです。
誰かがいてこその自分。そして、普段気づけない「日常の愛おしさ」を気づかせてくれる美しく、勇気をもらえるこのラブストーリーを全力で届けたいです。

milet(みれい)/前園ミナミ(まえぞの・みなみ)役
プロフィール
東京都出身。思春期をカナダで過ごし、2019年にメジャーデビュー。グローバルな存在感を放つソングライティングとハスキーかつ重厚感のある独特な歌声を兼ね備えるシンガーソングライター。
東京2020オリンピック閉会式への歌唱出演や、2023年末には4年連続となるNHK紅白歌合戦に出場。大人気『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(23) オープニング&エンディング主題歌でMAN WITH A MISSIONとのコラボも話題に。数々のドラマ主題歌も手がけ、海外でのライブも成功させている。今年3月にはデビュー5周年を迎え初のアリーナ公演を4daysで開催予定。

コメント
 前園ミナミを演じます、miletです。
三木監督からこの作品のお話をいただいたとき、今まで映画の歌を歌うことはあっても出演する側になるなんて想像もしていなかったので、ただただ驚きました。私が演じさせていただく前園ミナミは、ひとつの世界では歌手になる夢を追いかけ、もうひとつの世界ではシンガーソングライターとして活躍する女性です。そのどちらのキャラクターにも親近感が湧き、彼女の夢や現実に対して抱く葛藤に私自身の心が重なる部分もあり、一気にこの作品に引き込まれていきました。
初めての映画でのお芝居は不安もありますが、演技のご指導も受けながら、主演の中島健人さんをはじめ、キャストのみなさん、スタッフのみなさんの力をお借りしながらまっすぐ挑戦していきたいです。
私だから表現できるミナミと向き合いながらこの作品の中で生きてみたいと思います。

【スタッフコメント】
監督/三木孝浩(みき・たかひろ)
プロフィール
1974年8月29日生まれ。徳島県出身。2000年よりミュージックビデオを監督し、カンヌ国際広告祭2009メディア部門金賞などを受賞。2010年、映画『ソラニン』で長編監督デビュー。以降の作品に、『僕等がいた』(12)、『陽だまりの彼女』(13)、『ホットロード』(14)、『アオハライド』(14)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『フォルトゥナの瞳』(19)、『きみの瞳が問いかけている』(20)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(22)などある。Amazon Originalドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』、Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』が配信待機中。

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中島健人くんを俳優として意識し出したのは約10年前。
知り合いのスタイリストさんからとってもいい子がいると薦められてからいつか一緒にお仕事したいと思い続けて、今回やっと念願叶ってご一緒することができました。溢れるオーラ以上にその聡明さ、佇まいの美しさにずっと魅了されていました。
そしてその相手役となるのがアーティストであり、本格的な演技初挑戦でもあるmiletさん。
最初に企画をいただいて、このヒロインを誰が演じられるのだろうと想像した時、ふと思い浮かんだのがmiletさんでした。以前ミュージックビデオでご一緒した時にパブリックイメージのミステリアスな雰囲気の裏側にある天性の明るさキュートさに魅せられ、もしmiletさんがお芝居をしたらどうなるんだろう?と興味を持ったことがきっかけでした。本人にとっても予想外のオファーだったと思いますが、新しい挑戦にものすごく前向きに飛び込んできてくれました。
ちょっとコミカルで心温まるファンタジーラブストーリー。二人がこの物語の中でどんなアンサンブルを見せてくれるのか。今から現場が楽しみで仕方がありません。


プロデューサー/松下剛(まつした・つよし)
コメント
 『きみの瞳が問いかけている』をご一緒した三木監督とプロデューサーチームで、新たなラブストーリーの題材を探していた中で見つかったのがこの物語でした。運命的に出会い、共に時を過ごした2人がその10年後、世界が変わって全く出逢っていなかったことになってしまった時に、その恋とそれまでの人生をどのように取り戻そうとするのか、時にコミカルに、時に人生を諭すように展開される物語に魅了されました。
 中島健人さんは、美しい容姿やジェントルな態度など、アイドルとしての完成度が極めて高いパブリックイメージがありますが、個人的には、さまざまな映画やドラマのお芝居で見せてくれる「苛ついた時の顔」が何より魅力的な俳優さんだなという印象でした。本作の主人公は、人生をかけて手に入れた成功と、運命の相手を同時に失ったところからもがく男です。その原動力は最初は怒りに違いありません。その怒りの表情が、最終的にどんな感情に変化していくのか今から楽しみです。
 miletさんには以前『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』の主題歌をお願いしたことがあり、メディアでお見かけする多国籍でミステリアスな雰囲気に違わぬトリッキーでパワフルな楽曲をご提供いただいたのですが、一番印象に残ったのは、その後舞台挨拶にご登壇いただいた際の、ご本人が持つ柔らかくて朗らかでポジティブな佇まいでした。この両極端のイメージをご自身の中で併せ持っているmiletさんにしか、本作のヒロイン、市井の人とカリスマティックなシンガーソングライターの両方を同じ作品の中で演じることができる人はいない!と、今から確信しています。


 
【ストーリー】
 大学時代にお互い一目惚れして結婚した<リク>と<ミナミ>。小説家を目指していたリクは、ミナミのサポートのかいもあり、一気に人気のヘ゛ストセラー作家に。一方、歌が好きだったミナミは歌手の夢がままならず、毎日仕事は゛かりで忙しいリクとのすれ違いの生活に孤独を感し゛ていた。そんなある日、リクの心ない一言がきっかけで二人は大喧嘩してしまう。翌朝リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話か゛かみ合わないことに戸惑いを覚える。なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌の一編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていた。リクは困惑しながらも、人生の全てを取り戻すべく奔走していく――。

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