全英初登場1位を獲得し、全世界で話題となっている『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』。ピンク・フロイドの公式サイトで、ドラマーのニック・メイスンがファンからの質問に対して、彼らしい飄々としたユーモアに満ちた回答をする動画が公開となった。
●Pink Floyd at Pompeii – MCMLXXII - Nick Mason Fan Q&A#2
Q:『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』に収録されなかったことで、現地レコーディング時の良い思い出はありますか?
ニック・メイスン:「どうだろうね。映画を作っていたことしか憶えていないんだ。ディナーを食べに行ったかどうかすら憶えていない。ホテルで寝るか食べるかして、すぐ円形劇場に戻っていったんじゃないかな。かなりハードだったね」
Q:ピンク・フロイドの歴史の中で、内容を変えずにもう一度体験したい時点はどこですか?
NM:「必死になってスタジオに戻るより、『狂気』をもっと長く(ライヴで)プレイすれば良かったと思うね。それで『狂気』のショーをポンペイかどこかでやれたら、それはそれは素晴らしかっただろうね。いやあ見てみたかったよ」
『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』ではアビー・ロードの食堂でニックがどうしてもアップルパイの“耳”(皮の部分)を食べたいとオーダーするも、ないと言われ「じゃあいらない」と駄々をこねるようなユーモラスで印象的な場面があるが、それについての質問も!
Q:50年経った今、ニックは「アップルパイの耳」を食べるのか。それとも今は「耳のないアップルパイ」が好きなのか?
NM:「私も少しは大人になったんだ(笑)。今はもうパイの耳にはこだわってはいない。でも好きだったんだよ!」
もう一本の動画ではこのように答えている。
●Pink Floyd at Pompeii – MCMLXXII - Nick Mason Fan Q&A#1
Q:歴史的な場所での無観客ライヴでしたが、オーディエンスのエネルギーなしに演奏することについてどうでしたか?
NM:「演奏には影響がなかったと思うね。野外で埃と光を浴びたことと、雰囲気がオーディエンスの代わりになってくれた。そこがこのフィルムの素敵なところだ。自分たち以外に誰もいないのにライヴ感があるというね。それがあったからこそうまくいったのだと思う」
Q:ニックがポンペイで着ていた蝶柄のTシャツの行方は?
NM:「ん~行方不明のままなんだ。非常に残念ながら、今の私には入らないだろうね。でも孫だったら入るだろうから、見つかったら着るかもしれないな」
ポンペイ遺跡でのライヴは初来日公演伝説の「箱根アフロディーテ」の2か月後に撮影された。このニックの蝶柄のTシャツは日本滞在中の写真でも確認されており、相当なお気に入りだった模様。また、『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』の「エコーズ」のシーンで、埃を巻き上げながらメンバーが坂を下ってくるシーンで、デヴィッド・ギルモアが“JALのバック”を 持っていることが、今回の4Kデジタルリマスター化によって判明している。これは日本到着時にJALからプレゼントされたもの。
『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』は5月9日付全英オフィシャル・アルバム・チャートで全英初登場1位を獲得。ピンク・フロイドとして2014年の『永遠(TOWA)』以来11年振り、通算7枚目の全英1位を獲得した。同時に全英オフィシャルVinylアルバム・チャート、ロック&メタル・アルバム・チャートでも全英初登場1位を獲得している。
『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』は1971年、イタリアのポンペイ遺跡で収録された、ピンク・フロイド伝説のライヴ・パフォーマンス。映像はオリジナルの35mmフィルムからレストアされ4Kデジタル・リマスタリング、音源はスティーヴン・ウィルソン(ポーキュパイン・ツリー)が新たに手がけた2025最新リミックス、そして新たにデザインされたニュー・パッケージで5月2日発売となった。日本では、日本独自企画の2CD+BDのセット、7インチ紙ジャケット仕様がリリースされ、5月2日発売日のオリコン・デイリーアルバムランキングでは2位、また週間洋楽アルバムランキングでは5位を記録している。
その詳細やポイント、関連動画を網羅した、スペシャル・サイトはこちら:https://www.110107.com/pinkfloyd_pompeii/
ご購入はこちらでも:https://sonymusicjapan.lnk.to/LiveAtPompeiiAW
全世界が伝説の遺跡ライヴに夢中!大好評『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』映画館追加上映もあとわずか!
世界各国の多くの映画興行チャートでトップ10入りを果たし、イギリス&アイルランド、イタリア、オランダ、ウルグアイではトップ5入りを果たした。驚異的な需要により、世界各地の一部地域で特別に追加上映中。映画館の大画面で観ることができる機会もあとわずか。是非見逃さないでほしい。
上映日程ほか詳細はこちらの映画公式HPにて。https://www.culture-ville.jp/pinkfloyd
【プロダクツ概要】
●『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』
PINK FLOYD at POMPEII - MCMLXXII
2025/5/2発売
伝説のポンペイ遺跡ライヴ――究極の最終形。
ピンク・フロイド1971年伝説のポンペイ遺跡でのライヴ・パフォーマンスが、映像は35mmオリジナル・フィルムからの4Kレストア、音源はスティーヴ・ウィルソン(ポーキュパイン・ツリー)による2025最新リミックス、新たにデザインされたニュー・アートワークで史上最強のクオリティで甦る。究極の最終形となる決定版!
★日本独自企画7インチ紙ジャケ2CD+Blu-ray仕様が実現!
ピンク・フロイド・アット・ポンペイ - ジャパン・エディション (2CD+BD 7インチ紙ジャケット仕様)
<完全生産限定盤> SICP6692-4 2CD+BD(3枚組) 税込7,700円 特典ポスター封入
*日本独自パッケージ(2CD+BDのセットは日本のみ。海外は単体での発売のみ)
*BDは日本語字幕付
★5月2日同時発売:2CD / BD / DVD
★5月21日発売:2LP(完全生産限定盤/輸入盤国内仕様)*2LPのみ5/21に発売日変更になりました
『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』スペシャル・サイト