THE SUPER FRUIT 11月3日(日)開催ワンマンライブ「THE SUPER FRUIT WORLD 2024 in TOKYO DOME CITY HALL」ライブレポート

THE SUPER FRUITのワンマンライブ「THE SUPER FRUIT WORLD 2024 in TOKYO DOME CITY HALL」が、11月3日(日)に東京・TOKYO DOME CITY HALLで開催された。

THE SUPER FRUITは今年7月から、TOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブに向けて、「日本全国47都道府県フリーライブ – Road to TOKYO DOME CITY HALL -」と題した47都道府県フリーライブを敢行！そして、その集大成となるTOKYO DOME CITY HALLでの公演に詰めかけた約3000人を超える大勢のフルファミ（THE SUPER FRUITファンの呼称）が開演を待ちわびる中、オープニング映像では森で彷徨っている映像が流れ始め、”SUPAFURU WORLD”に迷い込むかのような演出で公演はスタート。そして、フルファミへのSUPAFURU WORLDへのインビテーションが届き、メンバーそれぞれの紹介映像へ。今か今かとメンバーの登場に胸を躍らされるファンを前に、ステージ上の紗幕が落ち、白を基調に、7色のメンバーカラーが散りばめられたクールなコートの衣装を身に纏い、テーマパークを彷彿とさせるようなカラフルで豪華なステージに、小田惟真、田倉暉久、星野晴海、堀内結流、阿部隼大、鈴木志音、松本勇輝の7人が登場！そして1曲目の「Seven Fruits (SUPAFURU WORLD Ver.)」が流れ始めると、ずっとこの日を待ち侘びていたフルファミからは大歓声が上がった。続く「パノラマ (Orchestra Ver.)」、「らりるサプライズ！」では、フルファミと一緒にClapをし、序盤から会場は一つになり、”SUPAFURU WORLD”の世界に引き摺り込まれていった。

メンバーの自己紹介パートでは、SUPAFURU WORLDの案内人として自己紹介を行い、メンバーそれぞれからの胸キュン台詞も披露し会場を沸かせた。セカンドシングル「サクラフレフレ」ではゴーカート選手権を行い、フルファミはそれぞれ自分の推しが1位になるように熱い声援が送られた。
続いて、学校のチャイムが流れ始めると「SCH。。L!」のパフォーマンスが始まり、「学園天国」やコーレス(コールアンドレスポンス)曲である「君はリアコ製造機」等、学校をモチーフとした楽曲のパフォーマンスを披露してメンバーの楽しそうな無邪気な表情で、集まったフルファミは顔をほころばせた。
その後メンバーが一度ステージ袖にはけると、画面上にモンスターが映し出され、ステージ上にもモンスターたちが登場。何が起こるかとドキドキハラハラしていると、雨が降り出し「馬鹿ばっか (ヤミーモンスターキャッスルVer.)」で、モンスターと傘を持ったメンバーによるステージパフォーマンスを披露。続いては11/20(水)発売となるミニアルバム「どーぱみんみん　サクセス論」に収録されているクールなダンスナンバーの「DanDanDaDance」を披露。キレのあるダイナミックなダンスにフルファミからは大きな声援が上がった。
そしてメンバー7人での「青い果実」を歌唱し、その後、ストリートな衣装に装いを変えて再びステージに登場。クールな「ダンスセクション」を披露し、オーディエンスを魅了し、続く「サマー☆★げっちゅー」では集まったフルファミとコーレスを楽しみ、会場は大歓声で包まれた。

そして「どーぱみんみん　サクセス論」収録で先日、つんく♂氏 作詞がサプライズ発表されたフルファミ注目の最新曲「君と僕とのサクセス論」をここで初披露！キャッチーなメロディと歌詞を楽しそうに歌うメンバーの姿にフルファミは思わず見惚れていた。
また同じくミニアルバムにも収録される新曲で、今夏TikTok中心に話題となりスマッシュヒットとなったヒャダイン氏 作詞作曲の「どーぱみんみん　あどれなりんりん」が流れ始めると、フルファミは本日イチバンの声援を送り、会場のボルテージは最高潮へ。
公演終盤には、TikTokで話題となったTHE SUPER FRUITの代名詞とも言える代表曲「チグハグ」をOrchestra Ver.で披露。

メンバーの小田から「ここでしか聴けない曲をみんなにプレゼントするよ」と語られ、本編ラストとなる楽曲「SUPAFURU WORLD」を披露し、大勢のフルファミがスマートフォンの白色ライトで会場を覆うように照らし、客席とステージがまさに一体となる神秘的な空間を創り出し、本編は幕を閉じた。
そして、フルファミからアンコールの歓声が鳴り響く中、突然リズムゲームの映像が流れ出し、リズムゲームに成功するとメンバーがアンコールに出てくるというもので、フルファミは必死にClapやコーレスをすることで見事クリアし、メンバーが登場するというTHE SUPER FRUITらしい演出となった。
アンコール1曲目は「I My Me Meow」を披露。可愛らしいアンコール衣装に着替えて客席から登場し、フルファミとハイタッチをするなどと、会場は多幸感溢れるハッピーなムードに包まれた。

続いての楽曲は、こちらもミニアルバムに収録される新曲「御伽話」をサプライズで初披露し、フルファミを沸かせた。その後、突然映像が流れ始め、メンバーとフルファミに向けたサプライズで、初の舞台「OH BABY!! PLEASE GO HOME!!」の開催決定と、5000人規模の史上最大キャパシティとなる幕張メッセ(展示ホール8)でのワンマンライブの開催を発表。驚きのあまり映像が終了しても中々立ち上がることの出来ないメンバーや、想いが込み上げて涙を流したメンバーも。まさにTHE SUPER FRUITの今年イチバンのサプライズ発表となった。
この発表を受けてメンバーの田倉は、「自分たちが一番びっくりしている」とコメントを残し、各メンバーはフルファミへのそれぞれの感謝の想いとこれからの意気込みを熱く語った。

最後は精一杯気持ちと想いを込めながら「ボクらの夜明け(Strings Ver.)」を披露して本公演は大団円を迎えた。

photo by 上溝恭香