今年4月、結成15年目にして待望のメジャーデビューを果たし、11月12日(水)にメジャー1stアルバム『MAGIC TIME』をリリースしたT字路sが、全国ツアー「MAGIC TRAVELLIN' BAND TOUR 2025」を完走した。
本ツアーでは、バンドメンバーとして長岡亮介(Gt.)、坂田学(Dr.)を迎え、T字路sにとって初となるバンド編成で全国を巡回。名古屋、東京、札幌、仙台、福岡、岡山、大阪の全国7都市を巡り、各地でアルバム『MAGIC TIME』の楽曲を中心に、これまで2人編成で紡いできた楽曲を新たなバンドアレンジで披露した。
長年歌い続けてきた言葉とメロディはそのままに、バンドサウンドならではの広がりが加わり、T字路sの新たな一面を感じさせるツアーとなった。各地の公演では、観客一人ひとりにまっすぐ向き合うステージが印象的で、全国各地から大きな反響が寄せられた。
ツアーファイナルとなった12月19日(金)大阪・ゴリラホール公演では、各地で積み重ねてきた熱量が結実した、ツアーの集大成とも言える濃密なステージが繰り広げられた。
1曲目の「その日暮らし」から、伊東妙子(Vo. & Gt.)と篠田智仁(Ba.)による、いつも通りの2人編成で4曲を披露。会場の空気が十分に温まったところで、「お待たせいたしました。マジックトラベリングバンドをお呼びしたいと思います!」と伊東が呼び込むと、長岡亮介(Gt.)、坂田学(Dr.)が登場し、バンド編成での演奏がスタートした。
アルバム『MAGIC TIME』収録曲を中心に、長年愛されてきた「これさえあれば」や「泪橋」などを含む楽曲が次々と披露され、ツアーを通して築き上げてきたバンドならではのグルーヴが会場を包み込んだ。
ステージ上では、伊東が長岡亮介を「りょうちゃん」、坂田学を「まなちゃん」と呼ぶ場面もあり、ツアーを重ねる中で深まったメンバー同士の信頼関係と温かな空気感が印象的だった。
終盤、伊東は「皆さまの愛のおかげでここまでやってこれました。みなさまの愛に感謝して、お返しして、最後に愛の曲をお送りしたいと思います」と語り、「愛の賛歌」を歌唱。観客の拍手に包まれながら、全国ツアーは感動的なフィナーレを迎えた。
メジャーデビュー、アルバムリリース、そして全国ツアー完走と、2025年を通して新たなフェーズへと歩みを進めてきたT字路s。その確かな進化と、変わらぬ人間味あふれる音楽は、今後の活動への期待を一層高めるものとなっている。
【12/19(金)大阪公演 セットリスト】
1. その日暮らし
2. 交差点
3. 花束
4. 暮らしのなかで
5. ブギーマンブギ
6. あたしのトラック
7. 燃やせ燃やせよ
8. トレモロ
9. 美しき人
10. これさえあれば
11. このままでいいのさbaby
12. 優しい雨
13. 175
14. 素晴らしき日々
15. 明日の足跡
16. 蛙と豆鉄砲
17. はきだめの愛
18. スローバラード
19. 夜明けの唄
20. マイ・ウェイ
21. 泪橋
22. T字路sのテーマ
EN1.新しい町
EN2.愛の賛歌
【RELEASE INFORMATION】
T字路s / メジャー1stアルバム「MAGIC TIME」
発売日:2025年11月12日(水)
仕様・品番・価格:
初回生産限定盤【CD+BD】 ESCL-6137~6138 \6,930/(税抜価格 \6,300)
初回仕様限定盤【CD only】ESCL-6139 \3,300(税抜価格 \3,000)
レーベル:EPIC Records Japan
CD購入:https://erj.lnk.to/IVXBRW
【全国ツアー情報】
MAGIC TRAVELLIN' BAND TOUR 2025
11月17日(月) 名古屋 ダイヤモンドホール
11月23日(日) 六本木 EXシアター
11月28日(金) 札幌 ペニーレーン
11月30日(日) 仙台 RENSA
12月5日(金)福岡 BEAT STATION
12月6日(土) 岡山 YEBISU YA PRO
12月19日(金) 大阪 ゴリラホール
ライブ情報:http://tjiros.net/live/
【PROFILE】
T字路s(ティージロス)
伊東妙子(Vo/Gt)と篠田智仁(Ba)によるデュオ。2010年5月に結成し、ブルース、フォーク、ロックンロールをベースに、人生における激情や悲喜交交を圧倒的な歌声で表現した楽曲で、熱い支持を集めている。
2025年4月、ソニー・ミュージック/EPICレコードジャパンより「美しき人/マイ・ウェイ」でメジャーデビュー。今夏は「FUJI ROCK FESTIVAL」「JOIN ALIVE」などの大型フェスに出演し、11~12月に開催した初のバンド編成による全国ツアーを完走。進化を続けるその歩みに、さらなる注目が集まっている。
