11月24日(金)京セラドーム大阪 にて、グローバルボーイズグループ“JO1”の初単独ドーム公演「2023 JO1 2ND ARENA LIVE TOUR ‘BEYOND THE DARK:RISE in KYOCERA DOME OSAKA’」の1日目が開催された。

超満員となった本公演は、8月から全国6都市13公演をめぐった、全国アリーナツアーの追加公演として、ツアー初日に発表され、コロナ禍のデビューで、思うように活動のできなかった日々を吹き飛ばすような念願の単独ドーム公演の開催となった。

ペンライトでぎっしりと埋め尽くされた会場に迎え入れられ、11人のシルエットがステージに浮かび上がると、割れんばかりの歓声が轟きわたる。

そして、 1曲目は6TH SINGLEのリード曲「SuperCali」でJAMの掛け声とともに一気にドームを掌握すると、年末の「第65回 輝く!日本レコード大賞」で優秀作品賞に選出されている「Trigger」でワイルドなJO1を魅せつけた。

最初のMCでは、リーダーの與那城奨が「すごいですね〜全部JAM。夢にまでみた光景です」と感慨深そうに話す。さらに、このステージに向けて用意したというメンバーカラーのストーンで彩られたハンドマイクを、川尻蓮は「これ、かわいくなーい?」と嬉しそうな様子も。

アリーナツアーから、パワーアップしたユニットステージに加え、キュートな表情が輝く「NEWSmile」、さらに、先週11月17日(金)に公開されたばかりの映画『OUT』の主題歌「HIDEOUT」をサプライズで初披露。ソウルフルなムードが会場の熱を高めていく。

初披露曲が続々とパフォーマンスされ場内が沸き立つ中、激しいダンスユニットの「Itty Bitty」、優しく甘い歌声のボーカルユニットの「Mad In Love」も初お披露目。それぞれで魅せるさまざまな魅力に、会場は大きな歓声で応えた。

ボーカルの魅力をふんだんに魅せるブロックでは、「With Us」をドーム全体で大合唱。客席のペンライトによって“WithUs”の文字が浮かび上がり、会場一体となってJAMと歌で心を交わす。

アンコールでは、6基の大きな気球型バルーンに乗ってメンバーが登場。撮影可能曲として「We Good」「Touch!」を歌いながら、会場をまわります。2人ずつ気球に乗るなか、唯一1人で乗った佐藤景瑚は寝そべって大満喫の様子。

メンバーたちが「楽しい!」と興奮しているなか、與那城と一緒に乗っていた川西拓実は、「奨くんがビビりすぎてヤバいです!」とリーク。ドームならではの豪華な演出に、JAMはもちろん、本人たちも楽しむ様子がうかがえた。

最後のコメント前には、豆原一成が「紅白出るぞー!」「レコ大出るぞー!」「最高だぞー!」と観客に向け投げかけ、直接の報告に大歓声。

そして1人ひとり、ファンへ思いを伝える。

鶴房汐恩は「楽しすぎて一瞬でした。今日はこの思い出を寝るときに思い出して、また頭の中で1公演していただいて、明日は寝不足になってください。」と話し、他メンバーは「なんでやねん」と総ツッコミ。

木全翔也は、「デビューして4年。たくさん苦労もあったし、僕らを応援するのも大変な時期もあったと思うんですけど」となかなかファンに会うことができなかった時期を懐古。「でもこうやってドームに立てるくらいすごい熱量で応援してくれて、こうして皆さんに大きな恩返しができるようになって嬉しいです。またね。」

與那城は、気球がすごく怖かったと再度振り返り、「ずっとそれ言ってる」とツッコまれるも、「すごく怖かったけど、JAMのみんなが元気をくれるからどこへも行けるし、JAMが応援してくれれば、こんなに高いところまで行ける」とつなげました。

川西は、“京セラドーム大阪”にライブを観に来たことがあると話し、「そこで、夢を追いかける気持ちをもらって今こうしてステージに立っています。夢は本当に叶います!私が証明です!」と勇気づけるエールを送りました。

全31曲の大ボリュームを全楽曲生バンド編成で行った本公演は、25日(土)の2日目公演に続き、約4カ月のツアーを締めくくる。

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