12月8日(金)上海公演ライブレポート

ちょうど4年前、2019年12月に「PRODUCE 101 JAPAN」にて結成したグローバルボーイズグループ“JO1”。番組視聴者である“国民プロデューサー”累計約6,500万票の投票には、中国からの熱狂的な応援も多数含まれていました。

当たり前のように、“デビューしたら現地に行って直接感謝を伝えられる”と思っていた矢先の新型コロナウイルスの流行。もちろん世界中が同じように苦難の連続であったが、JO1とJAM(ファンネーム)にとっては、人一倍長く感じた、大変な4年間だったのだと、本公演が開催されて改めてメンバー自身痛感している様子でした。

河野純喜は、「上海の皆さんに会いに来られるまで4年かかりました。本当にお待たせしました。ずっと会いたかったんですけど、こうやってたくさんのJAMの皆さんに会えて本当に幸せです!」と話し、涙する観客も。パフォーマンスは、4年経った今だからこそ見せられる大きくなったJO1のステージで会場を湧かせ続けました。

ステージに11人のシルエットが浮かび上がると、魔法陣のような難易度の高い振り付けの「SuperCali」で彼らの圧倒的なパフォーマンスに引き込みます。 「Rose」では大人な表情を見せ、「Trigger」では激しいダンスをかっこよく決めます。

鳴り止まない歓声に迎え入れられ、それぞれが愛嬌満点の中国語で自己紹介すると、JAMも大きな声で名前を呼び答えます。そして続く「Run&Go」「NEWSmile」では明るく弾ける笑顔で踊り、「We Good」では自撮り棒を持ったメンバーが撮影をしながら観客と一緒に楽しみます。さらに、日本のツアーでは披露していなかった人気楽曲「Dreaming Night」も歌唱し、幸せなムードで包み込みます。

バラードブロックでは、今の季節にぴったりな「僕らの季節」を特別アレンジしたアコースティックver.や、「Romance」などを歌い上げます。さらにラストスパートではライブ終盤となったこのタイミングで、「Algorithm」「Speed of Light」など激しい楽曲でたたみかけ、さまざまなタイプの楽曲をJO1らしくパフォーマンスします。

アンコールでは、それぞれ感謝を伝えます。

金城碧海「こんなにたくさんのJAMの方に支えられている僕は、JO1は、幸せ者です。4年前から“会いに行くから”と言い続けて、やっと会いに来られて嬉しいです。」

豆原一成「上海最高です!8月から日本全国、アジアとまわってきたんですけど、最後にふさわしい最高のステージになったと思います。」

川西拓実「デビューする前から本当に皆さんに会いたくて、大変な時も皆さんがいたから頑張れました。本当に感謝しています。また帰ってきます。」

白岩瑠姫 「4年の時を経て、やっと皆さんに会いに来れました!ここまで結構長かったんですけど、皆さんに会う日を楽しみに、僕たちも頑張ってきました。4年っていう期間は待たせすぎたなーって思っているので、すぐにまた会いにきます!」

川尻蓮「悩みとか大変なこととか、たくさんあると思います。これからも皆さんの支えになれるようJO1一同f頑張ります。僕たちから一個だけお願い。本当にまた会いにきて。皆さんが僕たちを求めてくれないと僕たちは会いに行けないと思うので、これからも僕たちのことを求めてきてください。一生支えます。」

木全翔也「終わることが寂しいんですけど、こうやって皆さんで楽しい時間を過ごすことができて嬉しかったです。また皆さんで集まれるように、僕たち頑張って行くのでこれからも応援よろしくお願いします!またね~!」

鶴房汐恩「本当に楽しかったです。皆さんのおかげで走り抜けることができました。ここで、上海JAMのみんなに、もし日本に来たら絶対にウケる一発ギャグを教えます。“白血球、赤血球、ケツキック~!”」

大平祥生「皆さん楽しかったですか?やっとこうやって会いに来れて嬉しいです。皆さん、また必ず会いましょう。大好きです。」

佐藤景瑚「もう…最高でした!上海最高!大好きー!また絶対会いましょう!約束~!」

與那城奨「皆さん今日は会いにきてくれてありがとうございます。皆さんのおかげで上海に来ることができました。これからもずっとずっとJAMのそばにいますので、そばで見守り続けてくれると嬉しいです。本当にありがとうございます。みんな大好きです!」

最後に全員で写真撮影を行おうとすると、会場に集まったJAMから「世界中のJAMに届いてJO1のNEWSmile」と書かれたスローガンが掲げられ、メンバーもとても嬉しそうな様子でした。

そして最後はデビュー曲「無限大」と、4年前のオーディション『PRODUCE 101 JAPAN』のテーマ曲「ツカメ~It‘sComing~」で締めくくると、これまでの思いを噛みしめるように、自然と観客も一緒に大合唱となりました。

12月7日(木)記者会見レポート

上海吉本文化芸術伝播有限公司初の主催イベントとなるグローバルボーイズグループJO1の上海公演前日に、上海国家会展中心 虹館EHにて、記者会見を実施しました。

4都市を巡る初のアジアツアーの最終公演となる今回、改めて上海メディアへ向けツアーに関する質問に答えました。記者会見の冒頭で、ステージ上の大型モニターにJO1のライブ映像が流れ、いままでのステージをダイジェストで紹介。

その後、メンバーが登壇し「Go to the TOP!JO1」です!と挨拶し、会見はスタートしました。
司会進行を務めるharukaさんからメンバーに向けグループについてのいくつかの質問がありました。

まずは、上海の印象をお聞かせください。という質問に、河野純喜は「実は、父親が上海で仕事をしていたことがありその時に行ったことがある、街の夜も華やかで美味しい食べ物があり、焼き小籠包が好き」と答えました。

そして、JO1というグループの名前の由来を聞かれた白岩瑠姫は、「PRODUCE 101 JAPAN」というオーディション番組でその練習生たちが1つになって、世界の頂点を目指していくという意味が込められている。

同時に、JAM(JO1のファンネーム)の由来を質問された川尻蓮は、「J・A・Mの頭文字にはJO1の「J」、JO1とファンを繋ぐANDの「A」、ファンを指す“ME”の「M」を合わせた意味があり、そのほか「JAM」という単語には容器や入れ物を「満杯」という意味が込められている。」とそれぞれ説明しました。

会見の中盤では、昨年12月11日に行われたJO1のドキュメンタリー映画『未完成』のオンライン上映会で会場に集まった現地ファンの記念写真を紹介し、当時を振り返りました。その話を受け、木全翔也は、「いままでは画面越しでしたが今回は対面でファンの皆さんと会えるので頑張りたいと思います。」とライブへの意欲をみせました。

そして、この映画について印象に残っている出来事聞かれた豆原一成は「『未完成』は、デビューから幕張メッセで行われた初めての有観客ライブまでを追った映画です。最初のデビューが決まった時の記者会見を11人でしたことがあるのですが、顔がまだ若くて印象に残っています。」とデビュー当日のことを振り返りながら答えました。

会見の後半では、今年の全国アリーナツアーのダイジェスト映像が流れ、勢いのあるライブシーンが紹介されました。今回の上海公演が2023年最後のツアーとなることについて、過去のアジアツアーで印象に残ったシーンを聞かれると佐藤景瑚は、「アジアツアー初日のジャカルタ公演で、ライブ中に音が止まってしまったけれど、みんな焦ることなく一致団結してそのままパフォーマンスを続けて成功することができたので、いいスタートダッシュできた。それが一番印象に残っている。」とチームワーク良さをアピールしました。

最後に、リーダーの與那城奨は、「公演は、アジアツアーの中で一番規模が大きいのでみんなで協力してファンの皆さんと一緒に素晴らしいステージをつくっていきたい。」と翌日に開催される公演についての意気込みを語り、上海メディアに向けた記者会見を終了しました。

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