Z世代に注目の俳優を輩出してきたスターダストプロモーションが手がけるEBiDAN(恵比寿学園男子部)グループの一員として、”すべての愛を愛す”をコンセプトに結成された8人組ダンスボーカルグループICEx(よみ:アイス)。
2025年1月・2月にはツアー「ICEx Second Concert Tour 2025 "ROUTE-8"」を開催し、全公演ソールドアウト。8月からメンバーの出身地をまわる、グループ最大規模のツアー「ICEx Third Concert Tour 2025 "BOKUNCHI"」の開催も決定している。
そんなICExが前ツアーにて突如発表した、期間限定ユニット企画「ICEx Fight!!」。 本日、そのバトル企画の勝者を決める単独公演を豊洲PITにて開催した。結果、勝利したユニットは阿久根温世・千田波空斗・竹野世梛・八神遼介のIV-y(アイビー)となり、結果発表と同時に7月16日(水)IV-yの新曲「Crazy Drive」を配信することが決定した。今回は、そのバトル企画の一部と結果発表が行われた単独公演の模様をレポート!
【IV-y「Crazy Drive」配信リンク】
https://jvcmusic.lnk.to/crazy_drive
<「ICEx Fight!! -Five Games Battle-」ライブレポート>
8人組ダンスボーカルユニット「ICEx」が、2025年7月7日に豊洲PITにて『ICEx Fight!! -Five Games Battle-』単独公演を開催。 メンバー・ファンが両ユニットの健闘を願う中、オープニング映像がスクリーンに映し出され、これまで繰り広げられてきた数々のバトルの軌跡を映像で振り返り会場のヴォルテージは上昇した。
オープニング映像が終わるとスペシャルMCとして「SUPER★DRAGON」のジャン海渡、田中洸希の2名が登場。 観客が固唾を飲んで見守る中、バトルBGMと共に、MCからの呼び込みで上手から「ULYSSES」、下手から「IV-y」が姿を現すと、場内から歓声が沸き起こった。ユニットの挨拶とともに、双方のファンが熱狂し会場の熱気はさらに高まる。
発表から本公演までの3ヶ月を「一瞬だった」と語るULYSSES志賀は、「Coolerのみんなを幸せにする」とコメント。一方IV-y阿久根も、「みんなを楽しませるためにやってきたので、今日は全力で戦いたい」とコメント。両ユニットがそれぞれの想いを語ったところで、これまで競ってきた5番勝負のうち、2本の結果発表が行われた。 まずは、YouTubeでのダンスパフォーマンス動画の再生回数を競う「パフォーマンスバトル」はIV-yが勝利。YouTubeのバラエティ企画の動画再生数を競う「エンタメバトル」はULYSSESが勝利し、これで両者の得点は1対1のイーブンに。そして、次に行われる「チームワークバトル」の結果は、メンバーたちも会場で初めて知ることとなる。 バトル内容は「脱出ゲーム」でどちらのチームがより早く脱出できたかを競うもので、ULYSSESが勝利し1ポイントリードする形となった。ここから先のバトルは、公演内容をもって勝敗が決定となる。志賀は「一から構成や演出など手がけているので、頑張ります!」と意気込みを語る。
そして、ライブ順はジャンケンで決定。勝ったULYSSESは「先行の方がかっこよくね?」という声がありつつも、「戦略的に考えて後攻でいく」と判断し、この勝負にかける本気度がCooler(ファン)にも伝わった。
一度ステージからメンバーが捌け、MC2名が場内を温める中、いよいよIV-yのステージがスタート。 ユニット限定の衣装で登場したIV-yは、名前の由来である“ツタ”を連想するような色味のMA-1を着用。 1曲目の「恋ソーダ」では、通常のメンバー編成とは異なる特別な組み合わせで頭サビを披露。会場全体をキュンキュンさせる、まさにソーダのように弾けたパフォーマンスを見せた。本曲では事前にYouTubeで本バトル企画の中で公開されていたこともあり、ユニットとしての幕開けにふさわしい盛り上がりを見せた。
本公演のMCでは、トークもバトルの対象であるとし、竹野が「今からNGワードゲームをやります!」と宣言。罰ゲームで敗れた2人は“キュンキュン台詞”を披露することに。阿久根が早々に千田の仕掛けたNGワードに引っかかり罰ゲームが決定。阿久根もやり返し、結果的に千田と阿久根が台詞を披露する展開となった。 続く楽曲「Maniacs」では、ステージに置かれたソファーを使ったペア演出などもあり、色気ある演出で観客を魅了。途中、音が止まりスクリーンに映し出されたのは八神と竹野の最年少コンビ。日頃喧嘩ばかりの2人がまさかのキスを披露し、会場からこの日一番の歓声が上がった。最後は全員がソファーで眠る演出で締めくくられた。
続いて登場したULYSSESは、青と黒を基調としたクールなジャケット衣装に身を包み、青い照明の中キレキレのダンストラックで一気に空気を塗り替える。 1曲目「Dash and Rush」では疾走感のあるパフォーマンスでユニットの世界観を体現。2曲目「Butterfly Echo」は、パフォーマンスバトルでも披露された楽曲。バトルでは敗北したものの、ライブでは一層熱のこもった表情と真摯な姿勢で会場を魅了した。
MCに入ると筒井が「自己紹介コールを考えてきた」と発表し、オリジナルの自己紹介で会場との一体感を作り出した。さらに、七夕当日ということで、キュンキュン台詞を披露する企画も実施。知的にキメる筒井、独特の世界観を出す中村など、各自の個性が光った。 そして「We Are ICEx!」ではコール&レスポンスも交え、前半のパフォーマンスとは一転した明るさと広がりで、ULYSSESの幅広い魅力を見せて前半戦が終了。
ライブは折り返し、再びIV-yが最後のパフォーマンスで登場。「CANDY」「Miracles」「Cyber」の3曲メドレーを披露。 ポップで王道な「CANDY」からスタートし、「Miracles」ではこれまでにないクールな表情を見せ、「Cyber」では千田がジャケットを脱いでセクシーさも覗かせるなど、IV-yの表現力の幅を存分に発揮した。 4人が椅子に座り、モノクロの世界のように静かに想いを込めて歌い上げる演出も印象的だった。 そして、「ぶち上がっていこうぜ!」の掛け声とともに、勝利した場合に配信されるIV-yの新曲「Crazy Drive」を初披露。 情熱的な赤い照明の中、ラップと歌のパートが交差する構成で、高みを目指すIV-yの姿を力強く描き出した。 続く「BOOM BOOM BOOM」では一転して和やかな空気に戻し、コール&レスポンスで一体感を生み出し、IV-yの最後のステージを締めくくった。
いよいよ最後のパフォーマンスとなるULYSSESのステージ。 「ナイトフライト」では志賀・山本、筒井・中村のペアでの絡みを交えつつ、しっかりとしたダンスで魅せた。「シブヤ午後6時」ではメロディをアレンジしてセリフパートを盛り込み、間奏には電話で待ち合わせをするという演出を入れるなど、ULYSSESらしい世界観で観客を惹き込んだ。 最後に披露されたのは、勝利した際に配信される新曲「Blue Wish」。 “届かない青い蝶”をモチーフにしたこの楽曲では、冒頭から蝶のように舞う美しいダンスを披露。ラストでは青く染まったステージに胸元の蝶が浮かび上がり、幻想的な空気で締めくくられた。 「結果はわからないですけど、後悔はない」と語る竹野。 すべてを出し切った両ユニットは、満身創痍ながらもその表情には清々しさがにじむ。 結果を待つ間に広がるのは、ICExらしい明るさではなく、この勝負に懸けた真剣な想い。その静かな覚悟が、ステージ上からひしひしと伝わってきた。こうして熱きバトルの第1部は幕を閉じた。
2部ではミニゲームで「プレッシャーけん玉」「密着ボール運び」「スリッパ卓球」の3つの企画をすべてIV-yが制し、いよいよ「決着の時」を迎える。COOLerの投票で勝敗を決める「ライブパフォーマンス」はULYSSES、「トーク」はIV-yに軍配が上がった。緊張が高まる中、「IV-y」の名前が上がりこの日1番の歓声が沸いた。そして1人ずつこれまでの軌跡を振り返る。IV-yの阿久根・竹野・千田・八神は見事に勝利を果たし、喜びを伝えつつも、ULYSSESのパフォーマンス力や企画や演出などを考えることの難しさ、1つのチームを作り上げる難しさなど複雑な心境であることを述べた。「こんな時にあいつがいれば」と、それぞれのメンバーの存在意義を改めて知るきっかけとなったと話す八神。負けたULYSSES志賀・筒井・中村・山本も「悔しい」と本音を吐露したものの、「8人でICExを頑張っていきたい」と改めて伝えた。今回は同じメンバー内で戦うというユニークでありながら複雑な企画であったが結果としてメンバー1人1人がICExとして自分がどうあるべきかを考えるきっかけとなった。8月から始まるグループ最大規模のツアー「ICEx Third Concert Tour 2025 "BOKUNCHI"」にもICExの更なる成長に期待したい。
リリース情報
2025年7月16日(水)発売
配信シングル「Crazy Drive(IV-y)」
▼配信はこちら
https://jvcmusic.lnk.to/crazy_drive
※各音楽ストリーミングサービスおよびダウンロードサービスにて配信予定
2025年7月23日(水)発売
ニューシングル「インストール」
▼ご予約はこちら
https://www.jvcmusic.co.jp/ICEx/install/
<商品内容>
通常盤(CDのみ) VICL-37786 / 税込¥1,210(税抜¥1,100)
M1, インストール / M2, 青と白
初回限定盤A(CD+BD) VIZL-2457 / 税込¥3,300(税抜¥3,000)
M1, インストール / M2, ALPHA
[Blu-ray]ICExアウトドア
初回限定盤B(CD+BD) VIZL-2458 / 税込¥3,300(税抜¥3,000)
M1, インストール / M2, Jelly Beans
[Blu-ray]
01.Documentary of ICEx Second Concert Tour 2025 "ROUTE-8"
02.Dash and Rush
03.理想郷
04.運命の1ページ
ワンマンツアー情報
「ICEx Third Concert Tour 2025 "BOKUNCHI"」
【日程・場所】
【愛知】COMTEC PORTBASE
2025年8月27日(水)開場17:30/開演18:30
2025年8月28日(木)
≪1部≫開場13:00/開演14:00
≪2部≫開場17:30/開演18:30
【大阪】NHK大阪ホール
2025年8月30日(土)開場17:00/開演18:00
2025年8月31日(日)
≪1部≫開場12:30/開演13:30
≪2部≫開場16:30/開演17:30
【宮城】東京エレクトロンホール宮城
2025年9月15日(月祝)開場17:00/開演18:00
【東京】LINE CUBE SHIBUYA
2025年9月22日(月)開場17:30/開演18:30
2025年9月23日(火祝)
≪1部≫開場12:30/開演13:30
≪2部≫開場16:30/開演17:30
詳しくはこちら
https://icex.jp/contents/956771