古畑は、2011年にSKE48第5期オーディションに合格し、2012年8月にTeam Eへ昇格。2013年には「美しい稲妻」でシングル初選抜入りを果たし、SKE48 25枚目シングル 「FRUSTRATION」 では、センターを務めるなど、グループの中心メンバーとして活動する中、ソロライブの開催や、写真集発売など個人としても活躍を続けておりました。今年9月24日には日本ガイシホールにて卒業コンサートを開催。本日はアイドル人生の締めくくりになる最後の公演が行われました。
公演では卒業後の活動について、株式会社ゼストにソロアーティストとして所属し、2022年10月1日から活動開始すること、アニメプロジェクトへの参画が決定した事を発表。
SKE48の卒業生が株式会社ゼストにソロアーティストとして所属するのは初となります。
SKE48 古畑奈和 卒業公演 REPORT
チームKⅡ【最終ベルが鳴る】公演

「最終ベルが鳴る」公演は「マンモス」でスタート。「最終ベルが鳴る」、「ボーイフレンドの作り方」、「偉い人になりたくない」と続けてパフォーマンス後、自己紹介でファンから古畑へのサプライズとして劇場内の旗やファンのマスクが特別仕様になっていることに古畑は「すごい!旗はFRUSTRATIONみたい!」と感動し、お馴染みのキャッチフレーズ「私と素敵な笑顔の交換をしませんか?」を披露しました。
古畑が憧れの先輩だという岡本彩夏は、 「奈和さんが卒業を発表されてからふざけてばっかりでしたが…」と目を潤ませたが「奈和さん今までありがとうございました。これからもずっと大好きです」と話し、和やかに公演は進んでいきます。
MCでは、“卒業後に奈和さんと遊ぶプランを考えよう”という企画で盛り上がり、満足気な笑顔を見せた古畑。「会いに行こう」で本編を終えると、アンコールでは事前に録音されたファンの方からの「奈和ちゃん」コールと大きな拍手が会場中に響きわたります。「シャムネコ」「メロスの道」「支え」まで公演曲16曲を披露後、古畑が「一番大切なこの曲を披露したいと思います」とセンターを務めた「FRUSTRATION」を全員で披露しました。
その後のMCを挟み、センターステージが開くと古畑をセンターに日高優月、水野愛理が登場し「MARIA」を披露。披露後のMCでは日高と水野が「奈和さんと最後にユニットを出来ていい思い出になりました!」と話しました。

MC終わりにはドレス姿の古畑が登場し、白いサイリウムに会場が染まる中、卒業曲である「ひかりさす」を力強く披露。その後はいよいよ卒業セレモニーに。ファンの皆様から卒業ドレスに合わせた真っ青な花冠と花束のプレゼントが届き「とっても綺麗!」と歓喜すると、司会を担当した日高から、「ここである方からお手紙が届いています」と伝え、太田彩夏が代読しました。同じくSKE48を卒業する須田亜香里からだったその手紙では、「奈和ちゃんは私が唯一背中を追いかけた後輩です」と語られ、加入してきたときの衝撃やこれまでの感謝など愛溢れる感動的な手紙が送られました。会場からはすすり泣く声が聞こえる中、2通目は同期である江籠裕奈から今までのことを振り返った手紙が涙ながらに送られました。
最後の挨拶で古畑は、これまでのことを振り返り、「SKE48に出会えてなかったらみんなと出会えてなかった。意味があってここに立てたと思うので出会ってくれてありがとうの気持ちです」とファンの皆様やメンバーへ感謝の気持ちを伝えました。そして2022年10月1日より株式会社ゼストから、ソロアーティストとして活動をしていくこと、古畑奈和としての公式サイト&ファンクラブを開設し、9月29日より事前登録が可能な事と、本格開設が11月を目処に行う旨を発表いたしました。最後には、あるアニメプロジェクトへの参画が決定したことも発表され、「もっと素敵な景色をみんなに見せていけるように頑張ります」と意気込みました。最後には「みんな笑顔で終わりましょう!」と「DA DA マシンガン」で劇場公演を締めくくり、「また楽しい時間を過ごしましょう!」と充実した笑顔でステージを後にしました。

古畑奈和 コメント

今日は大切な劇場で大好きなTeam KⅡ の仲間たち、そしてずっと私を支えて応援してくれたファンの皆さんと幸せな時間を過ごせていい時間だったなと心から感じています。このSKE48で過ごした11年間は本当に幸せで、辛いことがあったとしてもファンの皆さんと乗り越えられた時とか、これもアイドルだからこそ悩めてるんだなっていうのを思ったら本当に幸せなアイドル人生を送れていたなと思います。次の夢を見つけるのは大変だったけど、やっと本気でやりたいことを見つけ、私の人生において欲が出てきたので、これからは一人のソロアーティストとしてたくさんの方の背中を押していけたらいいなと思います。そして自分がしたい表現をアイドルの時よりも出来たらいいなと思います。不安なことも多いですが、これからも楽しんで乗り超えていけたらいいなと思います。本当に11年間幸せな時間をありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
■プロフィール:古畑奈和(ふるはた・なお)
1996年9月15日生まれ。愛知県出身。身長160cm。
2011年10月にSKE48 5期生として加入。2013年には「美しい稲妻」でシングル初選抜以降、現在に至るまで表題曲選抜メンバー。2019年のSKE48の25thシングル「FRUSTRATION」ではセンターを務めている。「AKB48 選抜総選挙」では2014年に55位で初ランクインを果たし、2017年には14位、2018年には15位とAKB48の選抜メンバーとしても活躍した。2015年にはミュージカル「AKB49~恋愛禁止条例~」で主演を演じ、2017年にはソロシングル「オルフェス」、2018年にはミニアルバム「Dear君とボク。」をリリースした。2019年にはソロライブを成功させ、2022年5月31日には自身初となる写真集「感情の境界線」を発売。9月24日には卒業コンサート「ハニーフェス」が日本ガイシホールで行われた。
●古畑奈和公式&ファンクラブサイト
事前登録:9月29日(木)21:00~
URL:https://furuhatanao.com/
※2022年11月頃より本格稼働予定

「最終ベルが鳴る」古畑奈和卒業公演
SET LIST
overture
M1. マンモス
M2. 最終ベルが鳴る
M3. ボーイフレンドの作り方
M4. 偉い人になりたくない
M5. リターンマッチ
M6. 初恋泥棒
M7. ごめんね ジュエル
M8. おしべとめしべと夜の蝶々
M9. 17人姉妹の歌
M10. Stand up
M11. Coolgirl
M12. 回遊魚のキャパシティ
M13. 会いに行こう
EN1. シャムネコ
EN2. メロスの道
EN3. 支え
EN4. FRUSTRATION
EN5. MARIA
EN6. ひかりさす
EN7. DA DA マシンガン
┗2022年9月29日(木)@SKE48 劇場
古畑奈和卒業コンサート LIVE REPORT
- 古畑奈和卒業コンサート@日本ガイシホール ~ハニーフェス~
名古屋・栄を拠点に活動するSKE48のメンバー古畑奈和が、9月24日(土)に地元名古屋の日本ガイシホールにて卒業コンサートを開催。
>>LIVE REPORTはこちら! >>
INTERVIEW
- 古畑奈和「ひかりさす」インタビュー
- ――キミとはこれでサヨナラじゃないんだから
2022年9月末を以て、SKE48から卒業する古畑奈和が卒業楽曲「ひかりさす」を8月24日にリリース。
ゴスペラーズの黒沢薫氏がプロデュースし、古畑奈和の歌声の魅力を最大限に引き出された「ひかりさす」~11年間のアイドル活動を経てリリースされる卒業楽曲に込めた思いを聞いた!
>> インタビューはこちら! >>
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