クラムボンのボーカル&キーボード・原田郁子が、4月に台湾、韓国、福岡にてソロツアーを開催する。台湾・台北公演は「Taipei Piano Session」と題し、昼公演は原田郁子の公演に寺尾沙穂がゲスト参加し、夜公演は寺尾の公演に原田がゲスト参加する。韓国・ソウル公演は現地アーティストとの対バンによる2日間公演。そして福岡・八女公演は歴史的な建築の旧八女郡役所にて開催される。

    

ツアー開催にあたっての原田郁子のコメントは以下の通り

    

春に3か所でライブできることになりました。

台北は12年ぶり、ソウルは15年ぶり、八女は初めて。

新たな出逢い、響き、楽しみです。

原田郁子

    

そして、2020年公開の映画『青い、森』のエンディング曲として原田郁子が作り、2023年発売のソロアルバム『いま』に収録された「青い、森、、」(Blue Forest)。そこから着想を得て、映画のその先を描くべく制作されたショートフィルム「Echoes in Araya」が原田の公式YouTubeチャンネルにて公開された。

    

井手内創が企画・監督・撮影・編集、内山拓也が脚本を手がけ、映画で志村役を演じた門下秀太郎が出演している。今回、楽曲「青い、森、、」のミュージックビデオとしてではなく、新たな映像作品として制作されたため、「Echoes in Araya」というタイトルがつけられている。

公開にあたっての原田郁子、井手内創、内山拓也のコメントは以下の通り

    

2020年5月、コロナが広がっていく中、

熱のこもった「はじめまして」のメールと、映画「青い、森」を拝見して、エンディングテーマをつくることをお引き受けしました。


「青い、森、、」は、私にとって、はじめて宅録でつくった曲でもあります。時間だけはあったので、あーでもない、こーでもない、と録音していって、だんだんと、音の中で、解放されていくのを感じました。


時は流れて、井手内監督と内山監督が、新たな映像作品をつくりました。深い森と河の流れは、映画の撮影ではいけなかった「青森」で撮影されています。


Echoes in Araya


このような交流ができて嬉しいです。 ぜひご覧ください。


原田郁子


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時間の中で、いつでもたゆたう私たち。

生きていると、つい大切なことを忘れてしまう。でもたまに、ちゃんと立ち止まりたい。

流れる水に触れて、自分も水のように流されて、その先を、今は見たいと思う。

そんな作品になったら良いな、と願いをこめて。


内山拓也


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映画を創り終わってからもずっと、彼はどこへ行ったのだろうかと思いを馳せていた。

答えの無い問いに落ち込んでいたある日、改めて楽曲を聴いた私は詩が背中を優しく押してくれている事に気が付いた。

本作で改めて一人青森へ赴き、春の光に美しく輝く川に足を踏み入れた瞬間、確かに何かに触れたことを私は恐らく一生忘れない。 


井手内創

【ライブ情報】
<台湾公演>
Taipei Piano Season
詳細:https://www.moonromantic.com/post/taipeipiano2025
    
<韓国公演>

詳細:http://kuchu-camp.net/xe/board_event_standby/90778
    
<福岡公演>
原田郁子 Live in 八女  ~ いまここ ~
チケット:https://yame-ongaku.square.site

HP

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