ファンキー加藤ソロデビュー10周年記念 FC限定イベント「熱唱戦隊ジュウネンジャー」3部制10時間イベント、シークレットゲストに いきものがかり 水野良樹、キマグレン クレイ勇輝、ベリーグッドマン Roverの豪華ゲスト登場！

今年2月にソロデビュー10周年を迎えたファンキー加藤が、8月17日にFC限定イベント「熱唱戦隊ジュウネンジャー 〜FUNKY KATO 10th ANNIVERSARY〜」を開催した。

今回ソロデビュー10周年ということで、3部制イベントの１部開演時間の11:00〜3部公演終了時間の21:00までの計10時間の長時間イベントとなった。

冒頭、5周年記念ライブでも登場したFC会員にはお馴染みの謎の戦隊ヒーロー「熱唱戦隊ゴネンジャー」が、10周年になり「熱唱戦隊ジュウネンジャー」と称して登場！
5人から10人に増えたジュウネンジャーが、「急性ラブコール中毒 Solo ver.」に合わせてパラパラを踊るオープニングで、笑いと拍手に包まれてスタートしたイベントは、ライブはもちろん、ソロ10周年を振り返るトークショーに、ファンキー加藤私物プレゼントを賭けたクイズコーナーに加え、10周年記念らしくシークレットゲストとのトークショーと、びっしりと詰まった豪華イベントには集まったファンも大満足の内容だったようだ。
特にシークレットゲストとのトークショーでは、各回毎に超豪華ゲストが登場し、客席からは悲鳴にも近い大きな歓声と拍手が巻き上がった。

1部には彼らが新人時代からの付き合いのあるRover（ベリーグッドマン）。
DJを置いて応援歌を中心に観客を魅了する姿は、ファンモンと同ジャンルのスタイルの中でも特に親近感を覚えるグループだ。
トークではそんなグループ内のお互いの立ち位置がとても共通する部分があり、悩みや苦労を共感し合い、お互いに笑いが起こる姿は他所ではなかなかみられないだろう。ファンキー加藤とベリーグッドマンは2019年に2マンライブを開催したことがあるのだが、当時のファンキー加藤として、先輩としてのライブを見せ付ける勢いで、かなり気合を入れてライブに挑んだ事も吐露すると、Roverもそのパフォーマンスを観て、改めて自分達はまだまだこれからだと感じたと返した。
仲の良い先輩、後輩という間柄ではありつつもライバルとしてのリスペクトを持って接する様が、むしろとても心地良い関係性であると感じさせるワンシーンであった。

2部にはクレイ勇輝（キマグレン）が登場。
トーク中も「こいつは友達！」とゲストを“こいつ”呼ばわりしてしまう程の仲の良さで、軽快なトークが進む。
クレイ勇輝が、ISEKIとの勝負のために組んだバンドメンバーに急遽ファンキー加藤を引き入れて、Vo.クレイ、Gt.ファンキー加藤、Ba.亀田誠治など、豪華なメンバーをノーギャラで集めてしまう話や、同じ時代に音楽業界を戦ってきた仲間であり、「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」の経営者として、裏方としても活躍していたクレイ勇輝の行動力や企画力にも話は広がる。
後にファンキー加藤やファンモンとしてTikTokでの音楽イベントへ参加する際も、声を掛けたのは運営チームとしてのクレイであり、ファンキー加藤にとっては友達であり、アーティスト仲間であり、イベンターでありと、不思議な関係性を持つ存在である。
またファンモンと同じくキマグレンとして解散、再結成を経験したお互いの当時の事情や心境などを語るなど、オフライントークならではの深い話に観客も惹き込まれていた。

ラストの3部には水野良樹（いきものがかり）が出演。
2人の仲を知るファンからはゲスト予想するも、当日は群馬県・高崎市で“いきものがかり”としてイベント出演していた事もあり、出演はないだろうと思われていた為、登場とするや驚きと喜びの大歓声が起こった。
ファンモンといきものがかりは2006年にメジャーデビューと同期デビューしており、まだ客席に2〜30名しか居ないライブハウスを一緒に回っていた事もある、盟友であり、戦友と二人は語る。
互いの音楽活動を意識して自分達よりも大きな会場でライブする事や、紅白に先に出場した事に嫉妬をしつつも、互いをリスペクトし、J-POPのまさに王道といえる楽曲を世に送り出し、その道を突き進む2組の姿はデビュー当時は世間に揶揄されたことも多くあったという。そんな中でこの音楽業界を駆け抜けてこれたのはお互いの存在があったからこそといった話にはファンキー加藤が涙ぐむシーンも。2026年にグループとしてのデビュー20周年を迎えるファンモンといきものがかりの動きにも注目していきたい。

ファンキー加藤との繋がりが深く、お互いの出会いや裏話で盛り上がりをみせたスペシャルゲストとのトークショーの後は、FC限定イベントならではの楽曲が並ぶライブへ。

ワンマンライブなどで、普段あまり歌われることのない「ヒマワリノユメ」や「DIVE」「ただいま〜HOMETOWN〜」などなど、各部でセットリストを一部変更して披露。
10時間という時間をかけて、10年分の感謝を込めた想いを会場に集まったファンに届けた。