
2025年1月からスタートした国内アリーナ・ドームツアー「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」に続く、ワールドツアー「KENSHI YONEZU 2025 WORLD TOUR / JUNK」が、4月6日(現地時間)のアメリカ・ロサンゼルス・YouTube Theaterでの公演をもって閉幕。
ワールドツアーでは、上海、台北、ソウル、ロンドン、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルスの7都市計10公演を実施し、全公演がソールドアウトで9万人を動員。全国で35万人を動員した国内ツアー「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」と合わせて計44万人を動員し、約3ヵ月にわたる米津玄師の史上最大規模のツアーは大成功を収めて完結した。



ライブでは最新アルバム『LOST CORNER』の楽曲を中心に全24曲を披露。代表曲「Lemon」、アメリカレコード協会(RIAA)からゴールド認定を受けるなど海外でも大ヒットを記録した『チェンソーマン』主題歌「KICK BACK」、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の主題歌「地球儀」、『僕のヒーローアカデミア』主題歌「ピースサイン」、映画『シン・ウルトラマン』主題歌「M八七」、『虎に翼』主題歌「さよーならまたいつか!」、映画『ラストマイル』主題歌「がらくた」、VOCALOID曲「ドーナツホール」など、一つひとつの楽曲が始まるたびに大きな歓声が上がり、公演を待ち望んでいた各地のファンの熱気が溢れんばかりに伝わるステージとなった。
米津は軽やかでリズミカルなポップソングから壮大なメロディを歌い上げるバラード、激しくダイナミックなロックナンバーまで幅広く迫力に満ちたパフォーマンスを見せ、大歓声とシンガロングが巻き起こった。



アンコールではTVアニメ『メダリスト』のオープニング主題歌「BOW AND ARROW」や、4月より放送がスタートしたTVシリーズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の主題歌「Plazma」といった最新曲も披露し、ラストを「LOST CORNER」で締め、熱狂のうちにライブは終了。
米津はワールドツアーを振り返り、最終となるロサンゼルスのMCでは「これだけの人が集まってくれて、本当に嬉しいです。日本語の歌で、言葉も何を言っているかわからないかもしれないけれど、それでも熱烈に迎え入れてくれるということに、本当に感激しました」と語った。
米津玄師の音楽の魅力が、国境と言語の壁を超えて伝わっていることを示したワールドツアーは、各地の熱狂的な歓声と大きな拍手に迎えられ、大成功のうちに幕を閉じた。



セットリスト KENSHI YONEZU 2025 WORLD TOUR / JUNK
01. RED OUT
02. 感電
03. マルゲリータ
04. アイネクライネ or メランコリーキッチン
05. LADY
06. Azalea
07. ゆめうつつ
08. さよーならまたいつか!
09. 地球儀
10. YELLOW GHOST or POST HUMAN
11. M八七
12. Lemon
13. 海の幽霊
14. とまれみよ
15. LENS FLARE or Flamingo
16. 毎日
17. LOSER
18. KICK BACK
19. ピースサイン
20. ドーナツホール
21. がらくた
<アンコール>
22. BOW AND ARROW
23. Plazma
24. LOST CORNER



米津玄師 2025 TOUR / JUNK
公演日程
1/09(木) 宮城 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
1/10(金) 宮城 宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
1/17(金) 新潟 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
1/18(土) 新潟 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター
1/22(水) 神奈川 横浜アリーナ
1/23(木) 神奈川 横浜アリーナ
1/28(火) 愛知 Aichi Sky Expo (愛知県国際展示場) ホールA
1/29(水) 愛知 Aichi Sky Expo (愛知県国際展示場) ホールA
1/30(木) 愛知 Aichi Sky Expo (愛知県国際展示場) ホールA
2/08(土) 福岡 みずほPayPayドーム福岡
2/09(日) 福岡 みずほPayPayドーム福岡
2/15(土) 大阪 京セラドーム大阪
2/16(日) 大阪 京セラドーム大阪
2/21(金) 北海道 大和ハウス プレミストドーム
2/26(水) 東京 東京ドーム
2/27(木) 東京 東京ドーム
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KENSHI YONEZU 2025 WORLD TOUR / JUNK
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3/08 (土) 上海 MERCEDES-BENZ ARENA
3/09 (日) 上海 MERCEDES-BENZ ARENA
3/15 (土) 台北 TAIPEI ARENA
3/16 (日) 台北 TAIPEI ARENA
3/22 (土) ソウル INSPIRE ARENA
3/23 (日) ソウル INSPIRE ARENA
3/30 (日) ロンドン EVENTIM APOLLO
4/01 (火) パリ ZENITH PARIS
4/04 (金) ニューヨーク RADIO CITY MUSIC HALL
4/06 (日) ロサンゼルス YOUTUBE THEATER
米津玄師 プロフィール
ハチ名義でボカロシーンを席巻し、2012年本名の米津玄師としての活動を開始。
2018年、TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」の主題歌として「Lemon」を書き下ろし“ミリオン”セールスを記録。「第96回ドラマアカデミー賞」にて最優秀ドラマソング賞を受賞。日本レコード協会にて史上最速の300万DL認定など数々の記録を樹立。同年、NHK2020応援ソングとして、Foorin「パプリカ」を発表。
「Lemon」は年間を通して支持が拡大し続け、年間ランキングチャートを総なめにし、MV9.1億回再生を突破、デジタル・フィジカル合算300万セールス突破と年度を象徴する楽曲となった。年末には紅白歌合戦に初出場、初のテレビ歌唱が大きな話題を呼び、翌年2019年の年間ランキングでも2年連続で年間ランキングを席巻。Billboard JAPANでは日米初となる2年連続での首位、オリコン週間カラオケランキングでは歴代1位となる「連続1位獲得週数85週」を記録するなど、音楽史に残る数々の快挙を成し遂げた。
2019年、菅田将暉「まちがいさがし」をプロデュース。映画「海獣の子供」主題歌として「海の幽霊」をリリース。 Foorin「パプリカ」のセルフカバーを発表。TBSドラマ「ノーサイド・ゲーム」の主題歌、シングル「馬と鹿」をリリースし、フィジカル・デジタル合算で120万セールスを記録、その後開催され社会現象となったラグビーWCでも楽曲が使用されるなど大きな反響を呼んだ。そして12月には、「NHK2020ソング」として、嵐の「カイト」を制作。紅白歌合戦にて嵐により初披露された。
2020年、TBSドラマ「MIU404」主題歌として「感電」を書きおろし、5thアルバム「STRAY SHEEP」を発売。
発売翌週にミリオンセールスを突破。その後150万枚までセールスを伸ばしオリコン合算アルバムランキングで200万ポイントを突破。2020年の年間ランキングは46冠を獲得した。また、ユーザー数3億5,000万人を誇るゲーム「FORTNITE」での革新的な全世界バーチャルライブの開催や、「ユニクロ」とのコラボTシャツの全世界販売、「GIVENCHY」新作コレクションへ各国の著名人と共に参加する等、意欲的な活動が国内外共に大きく評価された。グローバルチャートIFPIでは世界7位にランクイン、「Forbes」が選ぶアジアのデジタルスター100に選出。日本国内では、芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)を受賞するなどの結果を残した。
2021年、NTV「news zero」のテーマソングとして「ゆめうつつ」を発表。TBSドラマ「リコカツ」主題歌、シングル「Pale Blue」をリリースし、Billboard総合ランキング1位、オリコンDLランキングは史上初のTOP3独占という記録を残した。また、8月には落語をモチーフとした「死神」のMVを公開した。
2022年、「PlayStation」CMとして「POP SONG」を書き下ろし、自身も出演。映画「シン・ウルトラマン」主題歌として「M八七」を書き下ろし、TVアニメ「チェンソーマン」のOPテーマとして「KICK BACK」を書き下ろした。「KICK BACK」は、Spotifyグローバル・ランキングでTOP50にランクインと国内アーティスト初の記録を達成。さらに、「オリコン週間シングルランキング」(12/5付)ではソロアーティストとしては令和初となる初週売上30万枚越えを果たし、初登場1位を獲得。Billboard JAPANアニメチャートでは21週連続首位を記録している。
2023年、「ジョージア」のCMソングとして「LADY」を、「FINAL FANTASY XVI」テーマソングとして「月を見ていた」を書き下ろした。7月には、スタジオジブリ最新作、宮﨑駿監督の「君たちはどう生きるか」主題歌として「地球儀」を書き下ろし、米津玄師名義としては100曲目を迎えた。また、アジアで最も影響力のあるアーティストとして「LOEWE」FW23メンズコレクションキャンペーンに登場。8月には「KICK BACK」が、アメリカレコード協会(RIAA)によりゴールド認定を受け、“日本語詞”楽曲として”史上初” の快挙を達成。同協会が今年活躍したアーティストを総括する“RIAA Class of 2023”においては史上初、そして唯一の日本人アーティストとして選出され2023年のハイライトとして大きくピックアップされ伝えられた。
2024年4月、NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌として「さよーならまたいつか!」を、5月には「ジョージア」CMソング「毎日」、8月には映画「ラストマイル」の主題歌として「がらくた」を発表。8月21日には6thアルバム「LOST CORNER」をリリース。9月にはジャケットイラストのユニクロUTを全世界発売し、ハチ名義で「ドーナツホール2024」のMVを公開、描き下ろしイラストを使用したGODIVAの商品を発売した。11月にはNetflixシリーズ「さよならのつづき」主題歌として「Azalea」をリリース。6年ぶりの出場となった「第75回紅白歌合戦」では、「虎に翼」とのスペシャルコラボで「さよーならまたいつか!」を披露した。
2025年1月、TVアニメ『メダリスト』オープニング主題歌として「BOW AND ARROW」を発表。MVでは、羽生結弦氏との共演が大きな話題となった。劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-』主題歌として「Plazma」を発表し、4月より放送のTVシリーズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 』への主題歌起用も決定。「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」を開催し、国内アリーナ・ドーム公演を経て、アジア、ヨーロッパ、アメリカを廻るワールドツアーで44万人を動員した。
MVに関しては、「Lemon」が9.1億回再生突破し、日本人アーティスト初の記録を更新し続けているだけでなく、1億回再生が16作品という圧倒的な記録を達成(『Lemon』 『アイネクライネ』 『LOSER』 『ピースサイン』 『灰色と青(+菅田将暉)』 『orion』 『Flamingo』 『感電』 『打上花火』 『パプリカ』 『春雷』 『馬と鹿』 『海の幽霊』『KICK BACK』 Foorin『パプリカ』 菅田将暉『まちがいさがし』)、公式YouTubeチャンネル登録者数は764万人を突破している。