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encoremode
2020.08.05

オンとオフ――高橋悠平(アッシュ・ペー・フランス)

encoremodeブレーンメンバーによるコラムをお届けします。今回の寄稿者は、アッシュ・ペー・フランスの商品事業部所属、バッグブランドの販売促進を担当する高橋悠平さん。テーマは「オンとオフ」です。

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最近、オンとオフについてよく考えることが増えた。 急に始まったリモートワーク。便利だなと感じることも沢山あったが、オンとオフのボーダーを自分でつくることに苦労した。(結局は、朝起きて朝食を済ませたら、今までの通勤と同じように着替え、仕事が終わったらルームウェアに着替える、それで切り替えることに落ち着いた。そして、外へ着ていくのに躊躇する洋服をここぞとばかりに堂々と着るという、意外なストレス発散法を見つけた。もちろん大好きな帽子とアクセサリーも忘れずに!)

今は、「新しい日常」に心と体を慣らしながら、リモートの恩恵を享受しまくってしまったばかりに、オンとオフのバランスについても考えるようになった。オフの日の過ごし方は何となくインドアへとシフト、家での過ごし方も板についてきた。(と言っても、今まで行かなかったスーパーへ行き、簡単なずぼら飯を作ったり、今まで飲まなかったコーヒーやお茶を淹れたり、あとはYouTubeとネットショッピングが主という怠惰な生活だ。)





すでに世の中はウィズコロナへと移り変わり、仕事では顧客とのつながりをどう増やしていくのかに移っていった。 スマートフォンの普及率が80%とも言われる中で、オンラインとオフラインのボーダーはすでになくなっているが、このタイミングで本格的にECを使い始めた方も多くいるのではないだろうか。まさに自分がそうである。部屋の片隅には、お届け物のボックスが積み上げられている。





休業中から若手ショップスタッフとチームを組んで、デジタルコンテンツについて話し合い、具現化することをスタート、着実に反応が出てきている。いつでも現場のスタッフは強い。今は、これから始まる21年春夏シーズンのショールームに向けて、BtoBのオンライン展開について格闘中だ。

そんな中、たまたまSNSで流れてきたCharaのオンラインライブ配信「Rainbow Stare Case」。すぐにチケットを買い、ライブ配信には間に合わなかったが、アーカイブ配信を見た。虹色に塗られた階段と大きなミモザの壁画が印象的なCharaの自宅はステージに変わり、穏やかなムードの中、自身の曲からカバーまで心地よい音に、最高にやさしい気持ちになった。 結局、空いた時間に数回リピートで見てしまった。(現在は、僕の見たVol.1のアーカイブ配信は終了。)オンラインのライブでこんなに素敵な気分になれるとは。

僕にはやっぱりオフラインでしか感じられないものはたくさんある。モニター越しではわからない色や質感、におい、会話、そして音も。

オンでは、少しでも生身に近い想いを発信していかなければと改めて思い、オフでは、暖かくなったら、と買ってタイミングを逃した靴を履いて大好きなあの店にそろそろ顔を出そうと思う、今日この頃である。





(おわり)

文/高橋悠平 (アッシュ・ペー・フランス)

高橋悠平(たかはし ゆうへい)
1984年、神奈川県生まれ。アッシュ・ペー・フランス株式会社 商品事業部所属。2005年入社、レディスのインポートアクセサリー雑貨をメインとしたセレクトショップにて、店長、バイヤー、MDを経験。2020年よりバッグブランドの販売促進を担当。







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