──「Up All Night」は1年ぶりのJAPAN 2ND SINGLEとなりますが、昨年、日本での活動ではどんなことが印象的でしたか?
MINJAE「昨年8月に「Tsuki (Lunatic)」発売記念 SHOWCASEを屋外で行ったんです。そのときはあまり天気が良くなくて、少し心配をしていたんですが、SHOWCASEが終わったくらいに雷が鳴って、大雨になってしまって。それにもかかわらず、最後まで見守って下さってありがたかったです。roady(xikers公式ファンダム名)はどんな天気でも絶対に僕たちを応援しに来てくださるので、本当に感謝しています」
──xikersには雨男が多いんですか?
MINJAE「その自覚はあまりないのですが、雨が降る確率は高いです! なので、roadyのみなさんは僕たちのことを“天気妖精”と呼んでいます。雨が降らなくて困っているところに是非呼んでもらえたら、期待に応えられるかもしれません(笑)」
SEEUN「あと、日本でのデビュー曲が「Tsuki (Lunatic)」ということもあって、レーベルの方が月の土をプレゼントしてくれたんです。とてもロマンチックで驚きました」
HUNTER「僕は日本に来るたびに、料理を楽しみにしています。昨年は美味しい和牛を食べました! もちろん、日本のroadyのみなさんに合えるのも、楽しみにしています!」
JINSIK「僕は日本の有名なところに行きたいと思っていて…。今年こそ東京タワーに行きたいです!」
SUMIN「ユニバーサルスタジオジャパンにも行きたい! まだ行ったことがないんですよ」
MINJAE「すっごく楽しいよ! ミニオンやハリーポッター!」
YUJUN「僕も小学生のころに行ったことがあるんですけど、スパイダーマンのアトラクションが大好きでした。新しいアトラクションもたくさんあるので、みんなで行きたいですね!」
──新曲「Up All Night」は、どんなコンセプトの楽曲なのでしょうか?
MINJAE「“青春のゆらぎ”がテーマになっています。僕たちの衣装も、日本の制服をイメージして作りました。きっとroadyのみなさんも喜んでくれるんじゃないかな?とワクワクしています」
SEEUN「韓国の制服と、似てはいるんですが、サイズ感や着方が少し違うんですよ!」
SUMIN「久しぶりに制服を着て、大人の方たちが“もう一度学校に行きたい”という気持ちが少しわかりました。学校が懐かしくなりました」
HYUNWOO「楽曲自体も、歌の始まりからすごく爽やかで、明るく清涼感があるんです。すごく楽しい曲です」
──パフォーマンスは難しくなかったですか?
JINSIK「振り付けを最初に見た瞬間から、“決して簡単ではないな…”と思いました。歌とパフォーマンスを通じて、うまく青春を表現できるようにたくさん努力しました」
HYUNWOO「わかる! 一生懸命練習した分、達成感もあったし、この曲のパフォーマンスも本当に好きになりました」
──歌詞ではどんなところに共感しましたか?
YUJUN「僕は2番のコーラスで、<踊り場で踊る>という歌詞があるんですが、僕自身、本当によく踊っていたので共感しました。小学生の頃、自分の特技自慢でよく踊っていたのを思い出しました」
JUNMIN「歌詞の中で、人生は選択の連続だということを歌っていて、“すごく深い歌詞だな”と思いました」
──MVはすでに公開されていますが、撮影はいかがでしたか?
YECHAN「実はMVの撮影日は、とても寒い日だったんです。それなのにこの制服での撮影だったので大変でした
JUNGHOON「早い時間から遅い時間までの長時間、適度に休みながらですが無事に撮影できたのがすごく嬉しかったです。それに、きっと、大変なことも打ち勝ってこそ強い人になれると思うので、一生懸命頑張りました」
YECHAN「その姿を見ていたら、“もっと自分たちも頑張らなくちゃ!“と思いました」
──素敵ですね。

──今回JUNGHOONさんが揃い、10人で活動をすると、より青春を感じたのではないでしょうか?
SEEUN「僕たちは学生のころから知っている間柄なんです。大人になっても、当時のように、お互いふざけたり、いろんなことを話している姿を見ていると、自分たちのことながら、本当に仲が良いなって思います」
──一番ふざけるのは誰ですか?
一同「SEEUNさんです!」
SEEUN「そうですね(笑)。メンバーの誰かがちょっとした失敗をしたりすると、すぐにからかいたくなるんです。そんな僕もかわいいよね?」
MINJAE「かわいくない!(即答)」
一同「あはは!」
SUMIN「いま、僕たちは一緒に暮らしているんですが、目が合うたびに、“枕投げしない?”って聞いてくるんですよ!」
SEEUN「人生辛い時や大変な時もありますが、人間はつねにポジティブになろうと努力をすることが大事だと思います。生きている時はとにかく楽しく過ごしたいんです!」
一同「あはは!」
JUNMIN「でも、こうやっておもしろい空気を作ってくれるので、いつもとってもいい雰囲気です」
──逆に、ネガティブなことがあったときはどうやって解消していますか?
SUMIN「何か目標にしていたものが上手くいかなかったときは、とりあえず寝て、翌日に解決するのも悪くないと思うんです」
──辛いことがあると、最初に寝るんですね!?(笑)
SUMIN「そうです! よし、寝よう!(笑)」
一同「あはは!」
SUMIN「“すぐに寝る”というのは例えで、一度その悩みから離れて距離を置いて、もう一度考えてみるのがいいんじゃないかな?と思っています」
YUJUN「失敗することも青春のうちのひとつだと思っていて。それに、失敗したからといって、もうツキがないっていうわけではないと思うんですよ。それよりも挑戦し続けることで、いつか成功につながるんじゃないかな?と思っています」
一同「カッコいい~!」
YECHAN「活動をしていると、いろんな事が起こりますが、つねにポジティブに考えることで、どんどん強くなれますし、その考え方が、いつか世の中を変えていくと思っています」
──現在、みなさんはアメリカでもとても人気ですが、その理由をどう捉えていますか?
MINJAE「僕たちは常にステージに全力を注いでいます。ありがたいことに、早い段階からアメリカにツアーに行き、いろんな情熱的なパフォーマンスを魅せる機会が多かったんです。きっとそれが今に繋がっていると思っています。まだまだもっといいリアクションをもらいたいという夢もありますし、どんどん期待を超えていきたいです」
──そのみなさんの次の夢を教えてください。
YECHAN「アイドルとして、どんどんパフォーマンスが上手くなることと、幸せに生きることです! 幸せに生きるためには、1日のルーティーンを決めて、ちゃんと健康でありたいです。今はそのために、運動もしっかりしています。次は格闘技もやりたいですし、ハイロックスに挑戦したいです!」
──みなさんは何があれば幸せですか?
JUNMIN「roadyさえいれば幸せです!」
一同「おぉ~!」
──改めて、JAPAN 2ND SINGLE「Up All Night」では、どんなところを見てもらいたいですか?
HUNTER「これまで魅せてきたようなエネルギッシュなものとは違って、ぴったりと息の合ったパフォーマンスになっています。そこを細かく見てもらいたいです」
JINSIK「あとはカップリング曲の「100%」もすごく素敵な曲です!」
SUMIN「「100%」はとってもエネルギー溢れる曲で、歌っていると自然と楽しくなってくるんです。みなさんも楽しみながら聴いてもらいたいです」
JUNMIN「「Period」は、僕たち初のバラードです。歌詞もすごく感動的で、歌う時にものすごく感情をこめているので、いつもとは違う姿を楽しんでもらえるはずです」
JUNGHOON「テンポの遅い曲だったので、レコーディングをするときに細やかなディティール、感情の持ち方を考えながら歌いました」
──では最後にメッセージをお願いします。
MINJAE「いつも計り知れないほどの愛と声援を送ってくださって、すごく感謝しています。僕たちが日本に来るたびにたくさん素敵な思い出を作れたらいいなと思っているので、日本のroadyのみなさんも、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです!」
(おわり)
取材・文/吉田可奈
写真/野﨑 慧嗣