TEAM SHACHI『笑う門には服着る』インタビュー――様々なジャンルの服（＝曲）を着たシャチの明るい未来

──プライベートレーベル発足後、初となるフルアルバム『笑う門には服着る（きたる）』は、“服（曲）を着る”をテーマに、いろんなジャンルの服（曲）に挑戦した1枚になってますが、それぞれのメンバーにいちばん似合う服（曲）を選んでいただけますか。まず、ハルさんから。

大黒 柚姫「ハルは一択だな」

秋本 帆華「私もそう思う！」

咲良 菜緒「ハルはファンタスティックだから「FANTASTIC MIRAI」でしょ？」

坂本 遥奈「そう！」

大黒「この曲は合いすぎてるよね。松隈（ケンタ）さんに作っていただいた曲なんですけど、ハルは元々BiSHさんが好きで、松隈さんの曲を普段から聴いてたのもあって、松隈さんが歌ってほしい歌い方を他のみんなより分かっているんですよね。ハルのソロ曲はかわいい系の曲が多かったけど、ハルにはこういう方向性がすごいバチッと合っています」

秋本「曲の歌い出しも、サビの歌い出しもハルだよね。私はレコーディングのときにあえて乱暴に歌うようにしていたんですけど、ハルはポップに楽しんでいるのに、そういう歌い方ができていて。楽しみつつ、元気いっぱいで、歌にわんぱくが炸裂していて、すごくいいなと思いました」

大黒「あと、英語ね。ハルは“舌ったりる”なんです」

秋本「あははは。説明をお願いします」

大黒「“舌ったらず”っていう言葉があると思うんですけど、本人曰く、“舌ったりる”なんですって」

秋本「舌が長いんだよね」

大黒「そう。だから、英語の巻き込む系の発音、特に“R”の発音が上手だなって思います」

秋本「これまでのシャチの楽曲でも、英語系はハルに引っ張ってもらっていて」

坂本「改名してからの1曲目の「DREAMER」の＜In this world＞から勝ち取るようになしました！意識していることなので、“R”の発音を褒められて嬉しいです」

咲良「ハルはラップパートも今までたくさんやっていた分、単語をより際立てて、強く発音できるんですよね。なるべくしてなったパート割りだなって思うし、すごく似合っていて、カッコいいです！」

坂本「嬉しい！普段から聴きたいって思えるくらいめちゃくちゃ好きな曲なので、“ファンタスティック・ハル”って思ってもらえるように、パフォーマンスも頑張ります！」

──松隈ケンタさんがサウンドプロデュースした前作のEP「AWAiTiNG BEAR」の後に、ライブアンセムになりそうなラウドでメタリックなロックナンバーが届いたことにはどう思いました？

大黒「すごく素敵だと思いました。シャチのライブへの姿勢とすごくリンクする歌詞だし、戦闘モードのシャチを表現してくれている感じがします」

坂本「強気でキメキメなワードが多いんですけど、メンバーが歌うと説得力あるよね。＜負けず嫌いで＞とか、＜ドがつく根性　見せてやろう＞とか」

秋本「＜逆境WELCOME TAKE A CHANCE＞とか、すごくない？本当にそういう精神だもん」

坂本「みんなが無理せずに、各々の強さでぶつかっている感じがしていいよね。私、ほーちゃんの＜創造なさい＞っていうパートが好き。ほのかちゃんっぽいなって思って」

咲良「“〇〇なさい”ね」

秋本「言ったことないよ～」

坂本「いや、言ってるよ。コアなファンの方ならわかると思うんですけど、ほーちゃんってこの可愛い見た目からは想像できないくらいのSっ気を持っていて。ちょっと強気なほーちゃんがたまに出てくるんですよ」

咲良「どちらかというと先生みたいな感じかな？“〇〇〜しなさい”は似合ってるよ」

大黒「じゃあ、なんか言ってみて！」

秋本　「みなさん、武道館に立つ私たちを想像なさい」

咲良「うん、言ってそう。別に違和感ない。“はい！”って思っちゃう」

坂本「あははは。そこがハマりすぎてて、逆に笑っちゃいました」

──（笑）では、続いて、柚姫さんに似合う服（曲）を教えてください。

秋本「2着あるんですよね…どっちにしようかな〜」

坂本「一択ですね」

大黒「私も一択。自分が着る服（曲）」

咲良「「沸き曲」でしょ？」

坂本「絶対に「沸き曲」。だって、似合うもん」

大黒「うん。自分でもそう思う（笑）」

咲良「単純に柚姫のパートが多いっていうのもあるし、ライブパフォーマンスがね、「沸き曲」は柚姫だなって思うの」

──イントロで縦一列になって、柚姫さんが先頭に立っています。

咲良「そうそう。柚姫のセンター曲っていう感じですね。デモを聞いた段階での食いつきっぷりもすごかったんですよ。“これ絶対、欲しい！”って言って」

秋本「今すぐにライブを始めちゃいそうな勢いでした」

咲良「“絶対にこの曲でライブするんだ！”って一人で燃え上がっていて」

坂本「メンバー間では、ほーちゃんも柚姫寄りの気持ちだったんですけど、柚姫が“ここまであがってこれんの！？”ってほーちゃんを煽っていて」

大黒「あはははは」

秋本「言われた！私も“この曲、好き！”って言ってるのに、ステージ上じゃないのに煽られて…」

坂本「それくらい、この曲が好きっていう強い気持ちがあったんだよね」

咲良「歌詞のワードも柚姫に合うんです。シンプルでどストレート。本当に似合うんですよね。ガヤまで似合ってる」

坂本「すごい笑顔で＜WAKI WAKI＞＜HAMI HAMI＞って言ってるのが似合う」

咲良「とっても柚姫の良さが出ている曲です。迫力もすごいですし」

大黒「かける思いがちょっと強いので」

坂本「ツアーではアゲきった最後の方に披露させていただいてるんですけど、途中から振りを止めて、ファンの方がちゃんと＜WA WA WAI＞を言ってるかの監視役みたいになっていて。私達、“先生”って呼んでるんですけど（笑）、すごい目つきでタフ民のことを見ていて。みんな怖がっています」

大黒「あはははは。怯えさせてる」

咲良「この曲の盛り上がりに関してはスパルタだもんね」

大黒「1人1人がマインド合わせなきゃいけないからね。シャチがタフ民に合わせて下げるのはおかしいので、“私のところまで上がってこいよ！”っていう」

坂本「あはははは。この曲でそこまで強気なのがおもしろい」

咲良「沸き上がるまでにはそこまで必要ってことだよね。柚姫は「沸き曲」の一択ですな」

秋本「頭を振り乱して踊っているのが柚姫の昔からの印象ではあるんですけど、それが全て出ている曲です。いい意味での盛り上げ隊長」

大黒「嬉しい。自分でも一択です。ライブパフォーマンスでは引っ張っていってるつもりなので」

咲良「めっちゃ引っ張ってくれてるよ。ありがとう！」

大黒「これからもグイグイ引っ張っていきたいなって思います！」

──帆華さんが迷ってた曲は？

秋本「「愛のニルバーナ」です。柚姫が好きそうな曲調だから」

大黒「好きー！」

秋本「歌詞もポップで前向きで」

咲良「愛って言ってるしね。柚姫は愛が重たいから」

秋本「いつも自分たちで褒め合ったりしてるんですけど、柚姫は本当に率先してメンバーのことを“すごいよ！”、“いいよ！”って言ってくれるんですよ。歌詞も柚姫にあっていて」

咲良「＜めちゃめちゃ元気あげたいな＞も柚姫っぽい」

大黒「ストレート系ですよね。ボイトレでも言われました。「愛のニルバーナ」を歌っているときだけ、声の艶が全然違うって。気持ちが乗っちゃってるのかな？」

秋本「柚姫の作詞も1行入ってるんですよ。＜一福去ってまた一福＞っていう柚姫の名言が入っていて」

大黒「去年、名古屋城で開催した夏のワンマンライブ『シャチサマ』のMCで話したんですよね。“一難去ってまた一難”ってあるけど、私達は楽しいことや良いことが終わったら、また新しい楽しいことや良いことが来るねっていうのを言いたかったんですけど、いい言葉が思い浮かばなくて、“一福去ってまた一福だね”って言ったら、こうやって形にしてくださって。とってもありがたいですし、楽しんで歌いたいと思います」

──続いて、菜緒さんに似合う服（曲）は？

坂本「私は「舞頂破（ぶちょぱ）」」

大黒「一緒！」

秋本「そうだよね！」

大黒「「舞頂破」が菜緒のイメージだもん。TEAM SHACHIプライベートレーベル第1弾楽曲なんですけど、サビのロングトーンを菜緒がずっと歌っていて。祈り捧げる系の曲なんですけど、その頂点に菜緒がいるイメージです」

坂本「菜緒の歌声がなかったら、「舞頂破」は私達の曲になれなかった気がするぐらい、突き抜けているサビの声がめっちゃ合っています。その声だけじゃなくて、間のブレスまで、「舞頂破」を素敵な曲にしているんです。そして、ライブの熱量でセットリストに「舞頂破」が来たときの菜緒の神々しさ！しかも、一番のサビは場所によっては立っているんですけど、ステージが高いところでは、菜緒が一人で座りながら歌っているんです。そんなこと、菜緒以外はできません」

大黒＆秋本「できないできない！」

坂本「その歌声の説得力といったらないよね」

大黒「私、すっごい好きなのが、＜呆然と立ち尽くしてろ／笑った奴ら＞っていう菜緒とハルのパート。強気すぎて、マジで菜緒だなって」

坂本「普段から言ってそうだもん。どっかで言ったたんじゃない？」

咲良「うん、言ってると思う（笑）。言ったことありそう…」

──僕は2016年のTIFのステージで“楽しくなかったら帰ってもらって構いません”って言い放った菜緒さんのMCに痺れた思い出があります。

秋本「あはははは。カッコいいね」

大黒「だから、どこかのMCで言ったやつを歌詞にしてくれたのかもしれないね」

坂本「しかも、その後に落ちサビがくるんですけど、菜緒だと思いきや、一旦ほのかちゃんから入って…」

大黒「諭しゾーンね」

坂本「一旦、落ち着かせて、ほのか、ハル、柚姫とつないで、菜緒が最後に＜必ずできるから。〜＞って、またロングトーンを伸ばす」

咲良「あははは。私、ずっと絶叫してるよね」

大黒「私たち3人は核心ついてる感じの詳しい言葉で繋いでいくんだけど、菜緒は多くを語らないんです。＜必ずできるから＞だけ。もう説得力でしかない」

秋本「菜緒の歌声だからだよ。私は菜緒のグーパンチみたいな歌声が大好き。菜緒にはこういう歌をいっぱい歌ってほしいです」

咲良「嬉しいですね」

大黒「ほーちゃんも「舞頂破」？じゃあ、満場一致だ。イメージ一緒なんだね、みんな」

咲良「アルバム収録曲じゃなかったら、自分が神々しいことを忘れてましたね（笑）」

大黒「よかった。思い出してね、自分が神々しいこと」

咲良「祈り捧げてるもんね。より神々しさを意識したいなと思います」

──最後に帆華さんですが。

秋本「どれどれ？」

咲良「むずかしいな…迷ってます」

大黒「ほーちゃんが一番さ、いろんな変化しているから」

秋本「確かにいろんな歌い方をしてる」

咲良「どれを取ろうかな…じゃあ、「勲章」で」

坂本「私は「愛のニルバーナ」」

大黒「「だれかのために生きる今日を」かな」

──帆華さんだけ意見が割れましたね。

咲良「楽曲としては、ほーちゃんぽいって思わない方が多いと思うんですけど、ほーちゃんの落ちサビが良すぎるんです。このアルバムの中で、帆華のいちばん良いパートだなって思っていて。あと、これまでもかわいい歌声はたくさん聴けてきたんですけど、ここまで熱量ある歌声はなかったかな？って。帆華が負けず嫌いだったり、熱い部分があるのは知っていたけど、歌に乗せて、ここまで伝わってきたのは初めてだったんです。“うわ、感情出てきた！”って思って。歌で、その部分の帆華が出てきたことがなんか嬉しかったし、“こんなほーちゃんいるんだ！”って、タフ民も驚いた方がいっぱいいたと思います。ほーちゃんぽくないって思った人もいるかもしれないですけど、それはいいギャップというか、いい一面だと思うし、今のシャチに大事な感情だと思うので。それをセンターが歌ってくれて、心強いし、嬉しいなって思っています」

秋本「私も初めてこんな歌い方を引き出してもらったって感じていて。松隈さんから“下手くそでもいいから感情を出して！”っていうディレクションをしていただいて。そこまで作ってくださったから、歌えたと思うし、その後に松隈さんから頂いた曲では、自分からそういう部分を引き出したいなって思うようにもなりました。自分の中ではすごく大きい出来事でした」

──名古屋城のアンコールでのMCも入れといてほしいくらいですよね。

大黒「確かに。あれ含めての「勲章」だよね」

咲良「朗読して入れたら？まだ間に合うかも」

秋本「もう1回言うの？嫌だよ。恥ずかしい」

大黒「じゃあ、アウトロは？」

坂本「＜勲章です＞の後に、“私たちの夢は…”って入ってるの」

大黒「めっちゃ良くない？感動するよ。　じゃあ、次のツアーで言って！」

秋本「“あれ？急に喋り出した？”ってなるでしょ」

大黒「ならない、ならない。これ、面白がってるんじゃなくて、真面目に言ってる！」

坂本「じゃあ、それでセトリ組むね！」

秋本「今後のツアーでもしかしたらやってるかもしれません（笑）」

──（笑う）ハルさんは盟友である浅野さん楽曲「愛のニルバーナ」を選びました。

坂本「今回の新曲の中で一番のハッピー曲。＜ピーニャカ　ピーニャ＞から始まる曲って何？って思うんですけど、＜ピーニャ＞が一番似合う」

大黒＆咲良「わかるわかる！」

坂本「シャチのセンターには、本当に何も考えずにハッピーで笑っていてほしいんです。聴いた瞬間に“これ、帆華ちゃんの曲じゃん！”って思ったくらい、かわいい声とマッチしてる」

秋本「私のマインドです、この曲は。だから、言ってもらえて嬉しいです」

咲良「ピーニャマインド？」

秋本「あははは。マインドがピーニャではないけど、この曲のポジティブさとか、前向きさは、私だけじゃなくて、シャチみんなに当てはまることだし、そういう面を見せていきたいなって思っています」

──そして、柚姫さんがアルバムの最後を飾るポップロック「だれかのために生きる今日」を。

大黒「この温かさがほーちゃんぽいなっていうのと、浦さん（浦小雪／Sundae May club）の書く歌詞がほーちゃんの性格っぽいなって思います。ほーちゃんが作詞した「光」では＜“人の為に”なんて言葉はずるいね＞って書いたけど、ここでは＜だれかのために生きる今日は／わたしのための今日だったの＞って歌っていて、勝手にエモくなっていました。似合ってるなって思いますし、振り付けの中でちょっとミュージカルっぽい感じのパートがあって…」

坂本「スタンドマイクで一人で歌ってる時に、3人が周りで演技をしていて」

大黒「基本的に “舞頂破ネキ”が歌っているときは…」

咲良「“舞頂破ネキ”って！ま、私だけいつも演技に参加できないんですよ」

坂本「3人で楽しく劇をやらせてもらってて。その劇でも一番光っています」

大黒「毎回アドリブをたくさん入れてくれるので、そういう意味でもほーちゃんの印象が強いです」

秋本「1つの見どころです！でも、11曲の中で一番レコーディングに時間がかかった曲で、ボイトレの先生にも“苦戦しましたね”って言われました。他の曲に比べたら言葉数は少ないんですけど、すごく苦戦したので、今、似合うって言ってもらえて、嬉しかったです」

大黒「この曲は解釈やニュアンスがバラバラだから、歌い方がみんな違うんですよ。でも、それぞれがファンに向けての愛と感謝を歌っているので、私たちからみんなへのメッセージを受けとってほしいなと思います」

──全11曲が揃ったフルアルバムが完成して、これからはどうなっていきそうですか？

大黒「明るいですよね」

咲良「それこそ、ファンタスティックな未来に行きたいよね」

坂本「会場に来てくれる方が“すごい未来になっていそうだな”って思うかな？」

大黒「それ、めっちゃ嬉しいかも」

坂本「今、ライブハウスツアーをやっているので、ファンの方と距離が近くて。改めて、いろんなノリ方をしている人がいるなって思って。以前はそれこそ一緒に踊るのがシャチのライブで、楽しさが強みだったんです。今もそういう面はあるけど、そればかりになってしまった時期もあって。でも、今は、客席の全員が踊っている時もあれば、目を閉じて体を揺らしてる人もいるし、メンバーのフリを完コピしている人もいれば、胸の前で手を組んで好きなメンバーをずっと見つめている人もいる。お客さんのジャンルが幅広いなっていうのを感じたことが、今回のツアーの発見でもあった気がしています。それは、今回のアルバムの幅広さがあるからこそだと思うので、リリースされて、よりたくさんの方に届いたら、さらに幅広い層がり集まるんじゃないかって思って、すごく楽しみです」

大黒「ツアーでは、毎公演、夢の武道館に向けてのMCをやっているんです。それもあって、移動の時間とか、空き時間でシャチに関しての話をナチュラルにすることが増えいて。それってすごく素敵だなって思うんです。自分たちの意識も高まるし、口にするからこそ、武道館に行きたい気持ちもどんどん強くなっています。だから、このツアーが終わってからの活動がどうなっていくのかが楽しみですし、今年は感染症予防の対策がまた緩和されるので、マスクありの声出しが解禁された去年よりも、自分たちにとってもチームにとっても、かけがえのない1年になるんじゃないかなって思います」

──菜緒さんはどんな未来を見てますか？

咲良「武道館に向けての加速をつけるタイミングの年かなと思っています。コロナが関係なくなって、フラットに何でもできる年にやっとなったなって思っていて。逆に言うと、言い訳ができない状況になったからこそ、本当にいろんなことにチャレンジしていきたいです。そして、早く武道館公演が実現できるのは嬉しいので、いろんなものをつまみ食いするけど、最短距離で武道館まで駆け抜けたいです。辰年でもあるので、スピード感みたいなのは意識していきたいなって思います。…ということで、帆華、大締めをお願いします」

大黒「感動させて、私たちを！」

坂本「ハンカチの用意できました！」

秋本「あははは。いや、マイク向けないでください（笑）。えー、2023年はチームとしてバズりたい、シャチを知らない層の方に知ってもらいたいっていうので、新たな取り組みとして、TikTokをやってみたりして…」

──正体を隠して投稿し始めたTikTok「待ち合わせに、飽きもと。」が大バズりしました。

秋本「ありがたいことにたくさんの方に見ていただけました。だから、2024年はシャチの曲でバズりたいなって思っています。今回、アルバムでいろんなジャンルの曲を出したんですけど、何年か経ってからバズったりするパターンもあるじゃないですか。いろんな曲を出すことによって、その可能性が広がるなって思ったので、とにかくいろんなことに挑戦して、いろんなところからお客さんに来てもらいたいです。そういう1年にしたいなって思います。そして、来てくれたみんなを好きにさせます！それが2024年のシャチです！」

（おわり）

取材・文／永堀アツオ
写真／中村功

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