── 2ND ALBUM『Heat Beat』のリード曲「ハルコイ」は、いつ頃に出来た曲なのでしょうか?
谷口太一「実はかなり昔から温めていた曲なんです。「ハルコイ」を最初に聴いた時に、みんなで“これ!”、“絶対に歌いたい!”と大盛り上がりしました。でも、“この曲は絶対に大事な時にリリースするべきだ”と話し合って、温存していました」
── DXTEENの勝負曲としてリリースしようと考えていたんですね。
大久保波留「はい。「Tick-Tack」の頃だったかな?」
田中笑太郎「そうそう! 最初は韓国語の歌詞だったんですが、その時点で“すごくいいな”と思っていました」
── この曲の歌詞は、「両片想い」の作詞をされているgratiaさんが手掛けていますね。ということは、温めていたサウンドに、「両片想い」と同じ世界観でgratiaさんに歌詞をお願いしたということになるのでしょうか?
田中「その通りです」
── なるほど!
──ちなみに、「両片想い」の歌詞はより多くの人達から注目を浴びることとなりましたが、それは想定内でしたか?
谷口「そこまで“絶対バズる!”とは思っていなかったんです。でも、歌詞の良さは最初から感じていましたし、DXTEENとしてもこういった曲をやりたかったので、「両片想い」を頂いたときは素直に嬉しかったです。それに、みなさんが“いい”と言ってくれたことで、“自分たちの感覚は間違っていなかったんだ”と思えて、大きな自信になりました」
──特にに笑太郎さんが歌う<“好きな子”っていう響きがぴったりの笑顔>というフレーズが注目を集めていましたね。
田中「すごく嬉しかったです。なにより、こうやって歌詞の細部までしっかりと届いていることに感動しました。でもだからこそ、次にリリースする曲はどういう曲がいいのか…悩みました」
──「両片想い」は、福田歩汰さんが出演したドラマ『修学旅行で仲良くないグループに入りました』の主題歌でしたが、ご自身が出演しているドラマの主題歌を歌うことはどう感じていましたか?
福田歩汰「ものすごく刺激的でした。それに、初めて連続ドラマに出演するということですごく緊張もしていましたし、いろんな悩みもあったのですが、イベントなどで“ドラマを見て来ました!”と言ってくださる方もすごく増えたのでとても嬉しかったです。なにより、僕たちがいいと思った「両片想い」がドラマをきっかけにたくさん聴いてもらうことができて、たくさんの人に広まってくれたことが本当に嬉しくて!」
平本健「ドラマもすごく評判が良かったよね。歩汰って、DXTEENではボケたり面白いことを言うようなキャラクターなのが、ドラマでは可愛い役だったからこそ、新たな一面も見れました」
──文化祭前になると告白されて困る役でしたよね。
福田「そうなんですよ! クリスマスと文化祭の前が一番告白される時期で…! 本当に困ってしまうんですよねぇ」
谷口「そういう役だろ?」
福田「はい(笑)。僕自身とはまったく真逆の人間でした(笑)。ドラマの中だけですが、僕の理想の高校生活を送ることができましたし、学生時代に僕が思い残したことをすべて実現できたので最高に楽しかったです!」
田中「第二の高校生活!(笑)」
福田「戻りたい~!」
一同「あはは!」
──そして、1月23日に「ハルコイ」が デジタル先行リリースされましたが、ときめいた歌詞はありましたか?
大久保「2番のサビで、(寺尾)香信の<きゅんきゅんしてよ/僕でしてよ/キザもたまに頑張るよ>というパートがすごく好きなんです! なによりも、そのフレーズを香信が歌っているところがいいんですよ。“香信が恋をしたら、きっとキザも頑張るんだろうな”と考えてきゅんとしちゃいました(笑)。それに、好きな子のために頑張る姿が言葉にされていてすごく“ウブいな”と思いました!」
平本「“ウブいな”っていいね(笑)」
大久保「もしかしてここの歌割り、自分で決めたの?」
寺尾香信「決めてない(笑)。歌割りはスタッフさんが、歌詞を見て“誰が似合うかな?”と考えてくれています。今回、僕のそのフレーズでは、“一番甘い声で歌って”というディレクションをいただいたので、極限まで…多少ぶりっ子になってもいいから甘く歌おうと意気込んでレコーディングに臨みました」
谷口&田中「ぶりっ子!」
大久保「すごくよかったよね! 波留は香信の声がすごく好きなんですよ。あと<どんな台詞だって言えるんだ/君のためなら>も香信のパートで、すごくいいんです」
寺尾「ここは気持ちを込めて歌いやすかったですし、すごく好きなところです」
平本「僕は「両片想い」のときに、『修仲』の主題歌にピッタリだと思っていましたけど、この「ハルコイ」も、ドラマの主題歌にピッタリだと思います。<この恋がもしドラマなら/目があうたび主題歌が鳴る>という笑太郎のフレーズ、最高ですよね。この曲が恋の主題歌として描かれているところがすごくいいと思いました」
──SNSでも、そこが“神歌詞”と話題になっていましたが、またもや笑太郎さんが担当している歌詞なんですね。
田中「はい、神歌詞担当です(笑)」
平本「バズ製造機や!(笑)」
田中「あはは。たまたまです(笑)。こうして歌詞をきっかけに聴きに来てくださる人がいることはすごく嬉しいですし、この曲もたくさんの人に伝わってもらえると嬉しいです。これからも大事に歌っていきたいです」
谷口「<僕は君の人生のファン>というフレーズもいいんですよ。相手の悪いところもいいところも全部肯定して、“すべてが好き”という最高の表現の仕方だと思います。そこが個人的にグッときました。生きていれば、家族や仲間、友だちなど大切な人ができますよね。そういった人達への気持ちを、僕はすごく大事にしています。そことすごくリンクしているように感じました」
福田「ラストのサビの<きゅんきゅんしてる/青春してる>は、<きゅんきゅん>のところだけが無音になっているんです。そのギミックのおかげで気持ちが高まっているのを感じますし、そこからのラストへの盛り上がりがすごく良くて。実はそこでは、僕がひとりで踊るパートがあります!」
谷口「スーパー歩汰タイム!」
田中「そう! スーパーあゆちんタイム!」
福田「ぜひ注目してほしいです!」
──SNSでは、“「両片想い」のその先を歌っているのでは?”という考察もありましたが、真意のほどは…?
大久保「そこは聴き手の皆さんの想像にお任せします! とは言え、僕もそう思っていて。でも、僕たちは青春をコンセプトに歌っていますし、NICOのみなさんから“大好き!”という言葉を頂いているので、NICOが僕たちのことをこう思ってくれていたら嬉しいです」
──この「ハルコイ」も収録されている2ND ALBUM『Heat Beat』は、かなり成長を感じるアルバムになったと思いますが、どんな作品になったと思いますか?
平本「アルバムの曲すべてが、強い個性を持っています。そこで僕たちのいろんな姿を見てもらいたいですし、いろんなジャンルの曲を歌うことで、DXTEENの新たな魅力に気づいてもらえるはずです」
大久保「僕たちが“こういう曲があったらいいな”というものが詰まったアルバムになりました。アルバムだからこそ挑戦できた曲がたくさんあります!」
平本「中でも「Want me」はかなりセクシーな曲です。これは僕たち全員が20歳を超えたからこそできた曲だと思います」
──自分たちの理想の姿に近づいた感覚ですか?
寺尾「そうですね。特にライブでは大きな成長を感じています。単純に場数を踏んだこともありますし、各々のマインド、ステージに望む姿勢はかなり成長したように感じています。中でも、ライブをするときに、以前よりも、すべての方に楽しんでもらえるような意識をより持つようになりました。それがいい形で有明アリーナの『2026 DXTEEN ARENA LIVE 〜FULL OUT!〜』でも演出面に出てきたように感じています」
福田「アルバムには、ボーカル的にも成長がすごく感じられる曲が揃っています。「Elements」なら、カッコよく、クールに。「Want me」なら大人っぽくセクシーに。そんな風に、わかりやすくコンセプトがあるので、より歌が上手くなったことや、成長したことを感じられました」
谷口「歩汰、すごく歌が上手くなったよね!」
田中「わかる! 有明アリーナで歩汰くんと一緒に「Come Over」を歌ったときに、もともと真っ直ぐでさわやかな声がさらに良くなっていたんです! プライベートで二人でよく一緒にカラオケに行くんですが…」
谷口「仲良し!」
田中「はい(笑)。よくback numberさんの曲などを歌ってくれて…本当に上手いんです!」
福田「嬉しい~。笑太郎はDISH//さんの「猫」を歌うよね」
谷口「え? 聴いたことない!」
田中「LAPONEに入るときにオーディションでもこの曲を歌ったよ」
一同「そうだったの!?」
福田「すごくいいんですよ。いつか聴ける機会があったら聴いてほしいです!」
──楽しみにしていますね。そして新曲「JOY」についても聞かせて下さい。
平本「この曲は「DREAMLIKE」に続くような、ライブ向けの楽曲です。サビも6人全員で歌っているんですよ。お客さんたちと一緒に飛び跳ねながら、タオルを回しながら一緒に楽しめる楽曲になりました」
──DXTEENのユニゾンって、実は珍しいですよね。
平本「そうですね。これまでは1人ひとりが歌うのが定番だったので、新しいDXTEENを見せられる曲になりました」
谷口「この曲では、一緒にクラップができたり、メロが簡単なのでみんなで歌うこともできます。NICOのみんなと早く歌いたいです!」
田中「この曲は、みんなで一緒にブースに入ってレコーディングをしたんです。そこでガヤをいれたり、クラップを入れたりして、すごく楽しかったです。それに、歌詞にはこれまでの曲タイトルなども入っていて。聴くたびに発見があるはずです」
──ではアルバムタイトルの『Heat Beat』にかけて、それぞれ最近ドキドキしたことを教えて下さい!
谷口「最近、笑太郎が、SNSで面白かった動画を見せてくれるんです。その中に紛れて、途中からおばけがバーン!って出てくるような驚かせる動画を送ってきたときは本当にドキドキしました!」
田中「太一くん、“ビビらんよ”と言いながら、すごく驚くんです!(笑)」
平本「同じ動画でも驚くよね?」
谷口「2回目は“来る来る来る…来たー!”ってなっちゃうから!」
一同「あはは!」
福田「僕は、家の“ピンポン”の音です。寝坊や遅刻をすると、メンバーが“ピンポン”しにきてくれるんです。僕はほとんど遅刻をしないタイプなので、その音を聞く機会はないんです。でも、朝の早い時間に宅配便が届いて“ピンポン!”と鳴ると…」
一同「わかる~!」
福田「「“え! 遅刻した!? ヤバイ!”ってドキドキして起きることも(笑)」
大久保「僕も同じ状況で、寝ぼけたままモニターに対して“遅刻した!?”って叫んじゃったことがある!」
田中「わかる~!」
大久保「ドアを開けて宅配便で本当に安心しました!」
福田「マジでドキッてなる! 今後は全部置き配にしようかな(笑)」
──これは共感の嵐でしたね!
谷口「香信は何でドキッてするの?」
寺尾「僕は穏やかな暮らしをしているからな~。そういえば最近、ドラム式の洗濯機を買ったんです。ドラム式ってフィルター掃除が毎回必須なんですが、排水フィルターも定期的に掃除が必要で。でも、そのフィルターは脱水してから開けないと水が出てきてしまうんです!」
──わかります、わかります! しかも勢いよく!
寺尾「そうなんですよ! 驚いちゃって!」
大久保「水が溢れて来た時、一度思考が止まるよね(笑)」
寺尾「そう! あの時は尋常じゃない焦り方をしました」
大久保「僕は「ハルコイ」のリリースイベントで撮影可能の初披露の時にすごく緊張してしまって、センターにいるのに振り付けが飛んでしまいました! 本当にドキドキして、その後ちょっと引きずりました…」
平本「撮影可能だから、SNSにその姿もアップされちゃったんだよね」
大久保「そう! でもそれをきっかけにもう絶対に間違えないようになりました!」
平本「僕は有明アリーナのライブでイヤモニと外の音の差がすごすぎて、タイミングがわからなくなってしまったときはドキッとしました」
田中「あれは難しかった~!」
平本「広い会場の洗礼を受けました。でもいい経験になりました!」
田中「僕はプライベートで歩いている時に、後ろから“わ~!”という声が聞こえて、“僕に言われているのかな?”と思って振り返ったら全く違う人に話しかけていて、ドキッとしました…」
一同「あはは!」
谷口「それ、あるよね」
田中「近い距離だったから“はい!”って返事しちゃって(笑)」
寺尾「その人も驚いたんじゃない?(笑)」
田中「その人は落ち合った友達に夢中になっていて…ひとりでドキドキしていました(笑)」
──あはは。それぞれの貴重なドキドキ体験をありがとうございました! では最後に読者にメッセージをお願いします!
谷口「アルバム『Heart Beat』をリリースした後は、東名阪のツアー『2026 DXTEEN 2ND ONE MAN LIVE TOUR 〜Heart & Soul〜』が待っています! アルバムに収録されている楽曲もたっぷり聴けますし、有明アリーナのライブを超えられるようなライブを準備しているので、遊びに来てくれたら嬉しいです!」
(おわり)
取材・文/吉田可奈
写真/野﨑 慧嗣
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RELEASE INFORMATION
LIVE INFORMATION

2026 DXTEEN 2ND ONE MAN LIVE TOUR 〜Heart & Soul〜
2026年4月26日(日) 大阪 なんばHatch
2026年5月6日(水) 愛知 Zepp Nagoya
2026年5月9日(土) 東京 Zepp DiverCity(TOKYO)
























