Jamie xx『In Waves』
The xxの頭脳であり、プロデューサーとしても多くのアーティストの作品に参加していて、今やUK音楽シーンの最重要アーティスト、Jamie xx待望のニューアルバムがリリース。Kelsey Lu、Honey Dijon、John Glacier、The xxのメンバーであるRomyとOliver Simが参加。ソウル、ハウス、エレクトロニック、ロックに最近また盛り上がりつつあるレイヴの要素も感じられる安定のクオリティ。
Chilly Gonzales『Gonzo』
パリ2024パラリンピック開会式での素晴らしいピアノ演奏が各方面から絶賛を受けるなど、相変わらず充実した活動を続けているチリー・ゴンザレスがニューアルバムをリリース。変幻自在のピアニストでありながら、ユーモアとアイロニーを交えてラップも披露する。まるで映画のサントラかミュージカルを聴いているような感覚におちいるようなストーリーのある熱量の高いアルバム。
Toro y Moi『HOLE ERTH』
毎度、異なるアングルから高品質なアルバムをリリースし続けるトロイ・モアのDead Oceans移籍後のニューアルバム。チルウェーブ、R&B、ソウル、インディポップ、エレクトロニック・ミュージックを彼流のローファイ感で仕上げたハズしなしの安定のクオリティ。US HIP HOPの雄、Don Toliver、デス・キャブ・フォー・キューティーのBen Gibbardが参加。
Orion Sun『Orion』/CDMP785/
2010年にメディアに登場して以来、確実に実力派SSW(シンガー・ソングライター)のひとりとなりつつあるOrion Sunが、インディ優良レーベルMom + Popより新作をリリース。SZA、Brent Faiyazを手がけたNascentと、Samphaを手がけたRodaidh McDonaldの名プロデューサーが参加。スロウでより質感のあるアルバム。オルタナティブR&B~インディソウル~インディロックを渡り歩く、最近のSSWの中では抜群のメロディセンス。
Nala Sinephro『Endlessness』
前作が各方面から高い評価を受けたNala Sinephroのニューアルバム。black midiのMorgan Simpson、KokorokoのSheila Maurice-Greyなど、UKミュージックシーンの中心となるアーティストが参加している。異端のハープ奏者であり、エレクトロニック、ジャズ、フォークを基調とした繊細で濃密な旋律を作り上げる。最近元気なアンビエント界隈の中でも注目株のひとり。
V. A.『ALOHA GOT SOUL presents SEASIDE VIBES』
2015年よりホノルルからハワイのソウル~AORシーンにおけるレア音源発掘&再発を続け、いまや世界中から注目を集めている「ALOHA GOT SOUL」。今年10月に行われるJAPAN TOURと共に2枚のコンピレーションをリリース。「SEASIDE VIBES」は清涼感のある新旧のハワイ・ミュージックがずらり。温かみのあるロマンティックなトラックが並ぶ「SUNSET DRIVE」もお勧め。
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