Mustafa『Dunya』
トロント出身のシンガー・ソングライター(SSW)、Mustafaによる待望の初フルアルバム。インディ名門レーベルJAGJAGUWARよりリリース。2021年にJamie xxらが手がけ、Samphaをゲストに迎えたEPで話題を呼んでいた 中東的な香りも漂わせるポップスとしてのメロディセンスと痛切な歌詞との融合も素晴らしい。Simon Hessmann、Ramy Yousef、Aaron Dessner、Rosalía、Clairo、Nicolas Jaarが参加。
Cesar Precio『La suite logique des choses』
サイケ・ポップバンド、Bicheのメンバーだった、パリを拠点とするBrice Lenobleによる新プロジェクト、CESAR PRECIO。待望のデビューアルバムがリリース。ジャズやアメリカのブラック・ミュージックにも影響を受けたという優しく美しいメロディに、サックス、トロンボーン、フルート、ヴァイオリン、ギター、シンセ、オンド・マルトノ等の豊かな音色。Dina Ogon辺りが好きな人にも。
Canblaster『Liberosis』
かつてCLUB CHEVALのキーパーソンであり、フレンチ・エレクトロミュージック界ではベテランになりつつあるアーティスト、CANBLASTERによる初のフルアルバム。サウンドエンジニアにケミカルブラザーズも担当したSteve Dubを起用。今までのクラブフレンドリーからテクノ、アンビエント、ハウス、ダブステップと巧みに変化し、しっかりトレンド感も感じさせる高品質アルバム。
Caribou『Honey』
カナダ出身、ロンドンを拠点に活動するDan Snaithによるプロジェクト、CARIBOUの新作が、今や老舗インディポップ・レーベルとなったCITY SLANGよりリリース。10月には約9年ぶりの来日公演も控えて、音を作ることへの好奇心が止むことがないと公言するSnaithの言葉通り、スタイルもバラエティに富んだカラフルでしっかりトレンド感も詰まった全12曲のダンスミュージック・アルバム。
Tom Carruthers『Downtown Rhithms』
イギリスを拠点に、自身のレーベル、Non Stop Rhythmと共にリリースを重ねてきたTOM CARRUTHERSが、ニューヨークのハウス~テクノ最重要レーベル、L.I.E.S.よりニューアルバムをリリース。80年代後半から90年代前半ニューヨーク、シカゴ、デトロイトのオールドスクールなクラシック・ハウスの良質な部分を忠実に再現した素晴らしいアルバム。
Floating Points『Cascade』
エレクトロニカからバキバキのテクノまで幅広いスタイルに対応する、イギリスのFloating Pointsが待望のニューアルバムを「Ninja Tune」からリリース。アートワークは気鋭の現代アーティスト、中山晃子。フロアフレンドリーなテクノと、端正な美しいエレクトロニカが同居する、バラエティに富んだ高品質アルバム。
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