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――12月23日にリリースされる「Burn It Black e.p. 」は、すごく聴き応えのある一枚ですね。一曲一曲が非常に個性的ですが、みなさんそれぞれの推し曲を教えてください。

柴崎 楽「僕は「Burning in the nights」です。この曲は僕たちが5周年を迎えたときの思いや意志を詰め込んだ曲なんですね。もともとこの曲以外の3曲はあったんですけど、僕たちが"もっと自分たちの気持ちがこもった曲を作りたいです"って言って、プロデューサーさんとディスカッションして作り上げていったんですよ。それだけに今まで僕たちがやってきた曲の中でも、特に思いがこもったものになっていて。だから、たくさん聴いてほしいですし、歌詞にもトラックにも注目してもらいながら楽しんでくれたらなって思っています」


スパドラ

柴崎 楽



――個人的にこだわった部分はありますか?

柴崎「9人でバシッと決めたフォーメーションダンスです。それは僕たちの強みでもあるので、それをしっかり見てもらおうということで、みんなで固めました」

ジャン海渡「僕も「Burning in the nights」がおすすめです。今、楽も言っていましたけど、メンバーそれぞれの気持ちが入った曲を作りたいっていうことを自分たちから提案しましたし、スタッフさんたちとディスカッションする前に、メンバー内でディスカッションしたんですね。そこで、表現したいことや、オファーしたいプロデューサーの方も決めたんです。そしたら、スタッフさんもそれに応えてくださいましたし、ありがたいことにプロデューサーさんもOKしてくださったんですよ」


SUPER★DRAGON

ジャン海渡



――それはすごいことですね。

ジャン「そうなんです。それでメンバーが直接お会いして、こういう楽曲が作りたいって伝えました。だから本当に繊細に僕たちの気持ちを汲み取った楽曲になっていると思いますし、このEPの中でもいちばん僕たちのこの5年間の思いが詰まっている楽曲になったので、思い入れも強いです。レコーディングのときも、自分たちの感情のままに歌ったので、僕自身もいちばん好きですね」

池田彪馬「連続になっちゃうんですけど(笑)、僕も「Burning in the nights」です。最初に楽も言っていましたけど、この曲は、僕たちからこういう曲が欲しいですって切り出さなかったら、生まれなかった楽曲なんですよ。でも、5周年の記念すべきEPとしてリリースすることになっていたので、現段階での集大成でもあり、これからに向けてのメッセージ性がある楽曲を作りたくて......実際そういう曲になっていると思うので、思い入れも深いです」

古川 毅「僕も「Burning in the nights」なんですけど(笑)、3人も言っていたように、とにかく自分たちの思いが詰まった曲になっていますね。どういう楽曲にするかっていうのも、9人でグループLINEで何度も話し合いましたし、プロデューサーさんに伝えるときも、イメージが近い曲を具体的に出したほうがいいと思ったんですよ。だから、そういう曲も何曲か提出しました。プロデューサーさんも、僕が個人的にこの方に託してみたら、また新しいスパドラの可能性が見えるんじゃないかと思った方が引き受けてくださったんです。僕らの話を聞いて意志を汲み取った上でしっかり作品にしてくださったので、過去を語るというよりは未来に向けたパワーのある曲になっていると思います」


SUPER★DRAGON

池田彪馬



――メロディラインはちょっとせつない感じなんですけど、歌詞に込められた思いは、とても熱いですもんね。

古川「スパドラはミクスチャーユニットなので、これまでもミクスチャーロックでエモーショナルな楽曲は出してきていたんですね。でも、ダンスミュージックでエモーショナルな楽曲はあまりなかった。「Burning in the nights」も決してアグレッシブな楽曲ではないんですが、自分たちの内側に秘めた闘志のようなものを具現化した楽曲にはなっていると思います」

――「Burning in the nights」もそうですが、今回収録された楽曲は、全体的に"上を目指す"というニュアンスがキーワードになっている気がします。

古川「そうですね。実は「BLACK BOX」や「SUPER★DRAGON」という曲は、もうちょっと前にリリースする予定だったんですよ。でも、コロナ禍でそれができなくなって。だから、タイミングを見てきた中で今回のEPという形のリリースになったんですけど、内向きにはならずに、こういう状況でも絶対に攻めたことをやっていきたいって僕らは思っていたんですね。そういう未来に向けた姿勢が現れた作品になっていると思います」


SUPER★DRAGON

古川 毅



――この感じだと、みんな推し曲は「Burning in the nights」になりそうですかね?(笑)

志村玲於「じゃあ、ちょっと流れを変えて、僕は「Burning in the nights」と「SAMURAI」にします(笑)。まず「Burning in the nights」は、振り付けをお願いしたコレオグラファーの方も担当していただくのは初めてなんですね。でも、僕らは前からファンというか、昔から見ていて、"この人ヤバイよな!"って言っていた方なんです。その方にラブコールをした結果、受けていただけましたし、プロデューサーの方と同じで、どういう振り付けにしたいかっていうことを自分たちで書いて伝えてたんですよ。しかも、出来上がってきたものに対しても、もっとこういう部分が欲しいですっていうように、細かいところも擦り合わせていけたんですね。だから、振り付けもコレオグラファーの方といっしょに作り上げていけた気がします」


SUPER★DRAGON

志村玲於



――そういうふうに自分たちでやりたいことが具体的に見えていたのも、5年間培ってきたものがあるがゆえでしょうね。

志村「そうですね。5年間やってきたことで生まれたものをうまく取り入れてもらいましたし、未来に向かって発信していくような前向きさもあるので、曲中のブレイクするところでは、殻を破る感じの爆発的なパワーが出るような構成にしてくださったんですよ。僕らがやりたいと思っていたことが全部伝わった振り付けになっているので、本当に言うことないですし、早くこの曲を持ってツアーを回りたいと思っています」




――「SAMURAI」のおすすめポイントは?

志村「この曲は僕といつも振り付けを統括してくださっている方で全体を作って、サビはメンバー全員で作りました。そもそもは海外の方に向けてっていうコンセプトの曲だったんですけど、自粛期間ずっと家にいるみんなといっしょに楽しみたいなっていう思いもあったんですね。だから、誰でもできるような振り付けも入っているんです。僕が振り付けをするのは今回が2回目だったんですけど、曲自体がキャッチーで歌詞もユニークだったので、めちゃくちゃふざけるか、ちょっとかっこよさを入れるかっていうバランスが難しくて。そこをその統括のコレオグラファーさんとすり合わせながらやっていきましたね」

――サビの部分はみんなで話し合って?

志村「はい。"侍と言ったらこうだよね"みたいにいろいろディスカッションしていって完成しました。この曲は、もうライブでやっているんですけど、みんなが楽しめる曲になったらいいなって思っています」

――ユニークさとかっこよさのハイブリッドみたいな仕上がりになっていますよね。

志村「ありがとうございます。本当にめちゃくちゃ頑張りました!かっこよすぎてもしらけちゃうと思ったので、いいバランスをとることを心がけたんです。このEPの中では異色の曲になっていると思うんですけど、コロナ禍の今だからこそ、みんなで楽しめる曲も必要かなって思ったのでおすすめしたいですね」

田中洸希「僕は「Distance」ですかね。この曲は、スパドラとしては初めての曲調なんですけど、誰もが聴きやすい曲になっていると思います。それに2020年はコロナ禍で大変なこともあって、どうしてもネガティブになってしまう人も多いと思うんですよ。でも、やっぱり前を向いて歩いて行ってほしいし、ポジティブに考えてこれからも生きていって欲しい。だからそういう意味も込めてあるんです。今は難しくても、いつかはみなさんの前でライブができる日も来ると思うので、そのときまで待っていて欲しいというメッセージも含まれていますね」


SUPER★DRAGON

田中洸希



――ミドルチューンのエモい楽曲なので、聴いていてグッと来ますし、ボーカルもぬくもりがあって素敵です。

田中「ありがとうございます。この曲は最初から歌割りが決まっていたわけじゃなく、歌いながら誰がどこを歌うかを決めていったんですよ。だから、ほとんどのメンバーが歌っていますし、結構自由にやらせていただいたので、レコーディングも楽しくできました」

飯島 颯「僕も「Distance」です。今回のEPにはコロナ禍で、ちょっと悲しい世の中に何かを訴えかける曲だったり、自分たちの決意を表す曲が収録されているんですね。その中でも「Distance」は、ファンのみなさんと僕たちの関係性を示した曲。歌詞の中に"遠く離れていても、その時はやってくる"っていうフレーズがあるんですけど、それが本当に僕たちが伝えたい言葉。僕は、この曲を実際にライブができる日までいっしょに前を向いて歩んでいこうっていう意味に解釈しているんですよ。だから、ファンのみなさんに、ぜひ聴いてもらいたいですね」


SUPER★DRAGON

飯島 颯



――大切な人やファンの人に捧げるような楽曲なので、そういうみなさんの思いが届くといいですよね。

松村和哉「今は会えなくなっているけど、生きていれば、いつかは絶対に会えるよっていうことを「Distance」では、みんなにあらかじめ伝えたかったんですよ。そして、本当にライブで直接会えたとき、この曲がよりいっそうエモーショナルなものになるはず。だから、そういう楽しみもありますね」

伊藤壮吾「もともと春にツアーを計画していたんですけど、それが全公演中止になってしまったんですよ。しかも、僕らも家から出ることができなくなってしまったんですけど、なんとかして前に進もうということになって、「SUPER★DRAGON」のミュージックビデオみたいなものを作ったんです。個々が自分の家で撮ったものを合わせて作った映像なんですけどね。そういう経緯もありますし、内容的にも、生きづらい世の中にはなっているけど、そこから明るく前に進んでいこうという曲になっているので、「SUPER★DRAGON」は、本当に今聴いてもらいたいなって思います」

松村「今年こういう状況になってしまって、ステイホームっていう言葉もイヤというほど聞いたじゃないですか。"籠る"っていうことがだんだん当たり前になってきていると思うんですけど、いつか外に出られるときが来たら、それを心置きなくぶち壊そう。そういう意志を乗せたのが「BLACK BOX」っていう曲になっていますね。だから、たくさんの人に聴いてもらいたいと思っていますし、個人的には、この曲の振り付けがすごく好きで。踊っていて楽しいですし、フォーメーションも面白いので、いつかライブで見てほしいと思っています」


SUPER★DRAGON

松村和哉



――未来への展望という意味で、2021年は皆さんどんなことをしたいと思っていますか?

松村「2020年は5周年を迎える節目の年だったんですけど、有観客でライブが出来なかったりしたので、直接伝えるっていう意味では不完全燃焼だったんですよ。でも、そのかわり配信でしか出来ないことも見つけられた。配信でも感情が動くものが作れて、ファンのみなさんと感覚を共有できることがわかったんです。だから、そういう経験も糧にして、2021年はよりクリエイティブなものを自分たちで考えて、アウトプットしていける年にしていきたいと思っていますね」

古川「そうやって何かを作るとき、やっぱり「Burning in the nights」のように自分たちから行動するっていうことがいちばん訴える力があると思うんですよ。今回は、僕たちがこういう曲を作りたいと言ったことでまわりのスタッフの方たちも動いてくださったんですけど、それってすごくいい形だなって感じたんですね。だから、その経験を今後にもちゃんと生かしたいですし、来年は、もっとたくさん制作に関わっていきたいと強く思っています。いずれは自分たちで作詞作曲もしていきたいと思っているので、そのためのステップにできるように2021年は成長していきたいですね」

池田「自分たちが制作に携わることで、よりよいものが出来る。それを「Burning in the nights」で実感したんですよ。でも、この曲は自分たちから動かなかったら出来ていなかった。ということは、今までは動いていなかった部分もあったのかなとも思ったんです。だから、2021年は積極的に動いて、もっともっとスパドラに磨きをかけていきたいですね」




――たぶんグループに関しての考えは皆さん同じだと思うので、個人的にチャレンジしたいことを語ってもらってもいいですよ。

松村「僕は、今年ライブする意味みたいなものをめちゃめちゃ考えたんですよ。そこで再確認したこともあったので、それを2021年の早いうちにぶつけたいと思っています」

伊藤「えーと、僕、鉄道が大好きなんですよ(笑)」


SUPER★DRAGON

伊藤壮吾



――鉄ヲタなんですね!

伊藤「はい(笑)。でも、今年はコロナ禍で鉄道会社さんも大変だったと思うんですね。僕も電車がらみでテレビや雑誌に出していただくことがあるので、それをきっかけに見ている人の旅行意欲を喚起できるようなことをして、鉄道を元気にできたらなって思っています」

――鉄道会社の人みたいなコメントですけど(笑)、本当に電車に乗っている人が少ない時期がありましたもんね。

伊藤「そうなんです。僕も自粛明けの7月末くらいに東京駅に行ったんですけど、あまりにも人がいなさすぎて泣いちゃったんですよ(笑)。あんなに人がいない東京駅は、人生で初めてだったので。だから、また活気を取り戻してほしいなって思いますね」




飯島「僕は来年ハタチになるんですよ。大人と認められる年齢になるので、もう一度物事の考え方とかを見直していきたいと思っています。でも、大人になっても挑戦は続けていきたいので、いろいろなことに興味を持ってやっていきたいですね。それと活動面では、ダンスに対しても改めてしっかり向き合いたい。そうすることでスパドラのフォーメーションダンスを向上させていきたいです」

田中「僕は体力をもうちょっと増やしたいですね。僕って、あまり筋肉がつかない体質なんですよ。それがひとつの悩みだったりするので、そこに力を入れてやっていきたいなって思っています」

志村「僕は今、舞台のほうの仕事もやらせていただいているんですよ。だから、スパドラもお芝居も全力でやれたらいいと思っています。どちらも表現力が必要なので、お芝居で得たものをスパドラとしての表現にも生かせるようにしたいですね」

古川「僕も役者業もちょこちょこやらせていただいているんですけど、このステイホーム期間に自分が役者としてやっていることの意味をすごく考えたんですよ。それで出た答えは、自分が役者をやっているのはスパドラのためっていうこと。だったら、役者として作品に出るときも、スパドラを背負ってやるべきだなって腹をくくれたんです。そういう感覚が明確になったことで、これまでとは作品への臨み方や熱意も変わってくるはず。だから、2021年は、今まで以上に責任感を強く持って役者の仕事もやっていきたいですね」

池田「僕は前々からソロでステージに立ってみたいと思っていたんですよ。でも、自分の実力を考えたとき、まだまだだなと感じて、やってみたいということ自体言えてなかったんです。ただ、今はこの5年間で築き上げてきたものを試してみたいという思いが自分の中で大きくなってきたので、個人としては、ソロでステージに立つことを目標に頑張っていきたいと思っています」

柴崎「僕は今やっている趣味をグループに還元できるように成長させていけたらなって思っています。絵を描くので、それをステージセットに生かしたり、ギターもやっているので、それをパフォーマンスに使えるようにもっと上達させるとか。そうやってグループに貢献できることを増やしたいですね」

ジャン「僕が個人的にやりたいのは......まだやっていない髪形に挑戦することですかね(笑)」

――どんな髪形にしたいですか?(笑)

ジャン「ソフトモヒカンですかね。デイビッド・ベッカムが若い頃にやっていたような。近々やりたいと思っているので、この記事がアップされたときは、もうソフトモヒカンかもしれないです(笑)」

(おわり)

取材・文/高橋栄理子
写真/柴田ひろあき





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2020年12月23日(水)発売
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