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――三代目パートナーの井上麻里奈さんの登場です。なんでしょう、第2回の収録にしてすっかりこなれた感もあって、すごく盛り上がりましたね。
井上麻里奈「ありがとうございます。第1回からこのテンションでやらせていただいています(笑)」
三間雅文「俺のキャスティングが偏ってるんだと思います。俺の好みの問題なんですけど、性格がドMなんで、いじってくれるだろうなって人をパートナーに選んじゃってる」
――それは、音鬼リスナーはみんな気付いていると思います(笑)。
井上「えー!」
三間「いや、ちゃんと頼りになる人を選んでるんだけど、俺が頼りにする人って俺をいじってくれる人なんだってことに気付いたってことです」
井上「私、結構がんぱっていじってるんですよ。三間さん的には、こちらが委縮しちゃうとやりづらいだろうなと思って」
三間「あ、そうなの?」
井上「そうですよ。“あー、私、結構失礼なこといっぱい言ってるな”と思いながら」
――なるほど。そういうキャラクターが要求されてるんだって感じ取って?
井上「はい。番組的にはそうなのではないかと」
――そういう意味では、三間さんキャスティングはぶれてないですよね。初代の朴 ?美さん、二代目の林原めぐみさん、そして井上さんと、すごくいい雰囲気を作ってくださって。
三間「そうですか。そう思っていただけているなら、なによりです」
――三間さんは、番組内で林原さんを“めぐみくん”、井上さんも“井上くん”て呼んでいますよね?
三間「うん、社長と秘書って設定だからね。だってふだん、俺、林原さんのこと“めぐみくん”なんて呼んだことないもん。林原さんもSっ気があるからさ、最初の収録のとき、俺を困らせようとして“めぐみくん”て呼んでって言い出して」
井上「なるほど、そうだったんですね」
三間「そうですよ。まあ、井上くんはふだんから井上くんって呼んでいるので違和感ないけど」
――今日の収録では、石川界人さん、下野 絋さんと、藤田 咲さんにゲストとしてお越しいただきましたが、井上さん的には秘書キャラ、楽しめましたか?
井上「はい、楽しかったです。トーク番組って、こちらが楽しまないと面白い番組にならないですからね」
――一方、三間さんのトークのなかに、すごくセンシティブというか、繊細さを感じる部分もあって。僕も、インタビューや写真撮影で“素でお願いします”っていうディレクションをしてしまうことがあるんですが、その言葉の難しさというか……。
三間「そうですね。僕も言葉を省略しすぎて“素で”って言っちゃっているときがあるかもしれない。演者を素にさせるのも、リラックスさせるのも僕の仕事の一部だからね。言葉を惜しんじゃいけないよね」
井上「私は、声優とか役者って自分じゃないものになれる仕事だと思っているし、そのことに喜びを見出していたりもするので。だから、なかには素の自分を曝け出すことに抵抗がある声優さんもいるのかなって思うことはありますね」
――三間さんの“この現場で何か新しいものを生み出そうとしなくてもいいんだよ。自分の手持ちの武器で”っていうディレクションをするんだってメソッドには膝を打つ感じがしました。
井上「うん、確かにそう言ってもらえるとわかりやすいですし、安心感もありますよね」
三間「写真なんかも同じじゃないですか。ありのままの姿を撮りたいときは“どう撮ってもらいたいかって考えちゃだめだよ、そのままで十分かわいいんだから、それがあなたの魅力なんだよ”って伝えなくちゃいけない。アニメの現場もそう。いや、とんがってる人が多いから大変なんだけど、それが楽しくもあるんですよね。声優も音響監督も楽しさだけを求めていると絶対長続きしないし、大変さの先に楽しさがあるって気付いて欲しいよね……って、やっぱりMだな俺って(笑)」
井上「ふふふ!大変なのが好きなんですね」
(おわり)
取材・文/encore編集部
写真/柴田ひろあき
■番組インフォメーション
1月24日(水)~「音鬼と井上麻里奈のH話×3」 出演:三間雅文、井上麻里奈 ゲスト:佐倉綾音
1月31日(水)~「音鬼と井上麻里奈のH話×3」 出演:三間雅文、井上麻里奈 ゲスト:諏訪部順一