「ジルサンダー」が新たな旗艦店「ジルサンダー銀座」をオープン

日本では21店舗目となる同店舗は、2フロア、627平方メートルの面積で、耐久性のある環境を構築することへのクリエイティブ・ディレクターのルーシー＆ルーク・メイヤーの信念を反映し、天然素材や再利用素材を取り入れ、経年変化を楽しめるようにデザインしている。

この空間は、自然な風合いを活かした石材、優美なカーブを描く真鍮素材、深みのある色合いの木材で構成。什器はCDケースから再生したプラスチックで作っている。床には大判のイタリア産トラバーチンを敷き詰めた鉱物的な地表が2フロアに広がる。階段と壁も同様に、トラバーチンのシルバーブルーで空間を演出し、粗く磨いた表面処理や素材感を活かしたスコア―ド仕上げで完成させた。

柔らかな自然光が照らすアーティストのアトリエのような環境をつくるべく研究した店内にはブランドにとって初となる、アートインスタレーションのためのエキシビションスペースを設置。このスペースには、彫刻家のレイチェル・ホワイトリードの作品「ベルガモ II （Bergamo II）」を配し、建築のデザインと融合させた。

メンズのレディ・トゥ・ウェア、シューズ、バッグ、アクセサリーなどのフルラインに加え、「ジルサンダー銀座」限定カプセルコレクションも用意。銀座の歴史へのオマージュである「銀」に因んだこのコレクションには、「7 デイズシャツ」、「カンノーロ」バッグなどブランドのシグネチャーアイテムを、銀箔をあしらった独特の加工や素材で揃えた。

また。同店舗では、ブランド初のラインナップとなる、ファインジュエリーコレクションを初公開。ホワイトゴールド、イエローゴールド、ダイヤモンドの独自のデザインが並ぶ。