サブジェクトが実際に使用されていた国際運送会社「DHL」の廃棄ユニフォームを使用して作ったサステナブルバッグは、ウェストバッグ、メッセンジャー、トートの3型となる。

画像左 SUBJECT. DHL WAIST BAG 25200円(以下全て税込) 画像中 SUBJCT. DHL TOTE BAG 28000円 画像右 SUBJECT. DHL MESSENGER BAG 33000円

今回のサステイナブルな取り組みは、DHLジャパンが公式にサポートすることで実現した。
このバッグコレクションは6月10日から、同ブランドウェブサイトで越境EC を通して、世界に向けて発売される。日本から海外への発送も、DHLの環境に配慮した輸送サービス「DHL GoGreen Plus(ゴーグリーン・プラス)」がサポートする。
プロダクトの企画・製作には、兵庫県豊岡市の工房や岡山県倉敷市の熟練職人が参加し、メイドインジャパンのクラフトマンシップが結集した。売上の一部は NPO 法人「メイドインジャパンプロジェクト」へ寄付され、地域産業と伝統技術の継承にも貢献する。

DHL ジャパン代表取締役社長のトニー カーンは、「当社のユニフォームには、グローバル輸送の最前線で活躍してきたスタッフたちの誇りと歴史が刻まれています。それが新たな価値を持つプロダクトとして蘇ることに、大きな意義を感じています。このたび、志を同じくする Seeker Creative Studio の成長を、越境 EC を通じて支援出来るのを大変嬉しく思います。さらに、「GoGreen Plus」活用により環境負荷を抑えつつ、日本のスモールビジネスの日本から海外への進出を後押しできる点も、価値ある取り組みだと考えています」と述べた。
一方で、SEEKER CREATIVE STUDIOは、「世界は変えられる。手のひらから、未来へ。SUBJECT.は既に存在する素材に新たな視点を与え、クラフトマンシップとアイデアによって価値を再構築していくブランドです。第一弾では、世界中を支え続けた DHL のユニフォームを再解釈。
そこに込められた時間と誇りを熟練の職人とともに丁寧に解きほぐし、次の時代に語り継ぐプロダクトへと仕立てました。私たちは、ただ再利用するのではありません。『欲しい』と思えるデザインの力と確かな職人の技術で社会の価値観そのものを少しづつ変えていくことを目指しています。この地球で生きていく子孫に何を残せるか?未来に責任を持つということは今、私たちが何を選ぶかにかかっています。SUBJECT.は、素材への敬意、作り手の技、そして未来への責任が結びついたプロダクトを世界に届けたい、と願っています」とメッセージを寄せた。

6月5日には、都内でローンチを記念したパーティーを開催し、ビジュアルプレゼンテーションを実施した

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