『清水文太の「なんで?」-BOTCHAN といっしょに-』の核となるテーマは「なんで?どうして?」。

人間が生きている間に出会うたくさんの疑問や違和感を、読者や清水文太の大切な仲間であるゲストに投げかけ、それを話し合う場を設けたい、議論してどうしたらもっとよい未来になるかを話し合いたい。そんな清水とボッチャンの願いをかたちにする連載企画となっている。
正しさと正しさが交わるとき、大事なものが見えなくなって、本質的な話ができなくなってしまうときがある。「なんで?どうして?無理!」となるのではなく「どうしてそう思うんだろう、そう感じるんだろう。きっと○○だからかもね」と気持ちを共有するための対話のきっかけを投げかけたいという想いを込めて対談を行っていく。

10月からスタートしたこの企画はひと月に一回ゲストを招待して、ゲストの日常で感じる違和感にフォーカスした対談を行う。全6回となるこの企画の第一弾ゲストは元水曜日のカンパネラボーカルのコムアイ。初回の対談は現在ブラジルに住むコムアイが日本とブラジルのコミュケーションの違いに焦点を当て、深掘りしていく。

清水文太
学生時代から水曜日のカンパネラのツアー衣装・著名人・企業広告のスタイリングを担当。
Benetton・designsix をはじめとしたブランドのクリエイティブディレクションも手掛ける。コラムニストとして雑誌「装苑」「NEUTMAGAZINE」をはじめとした多数メディアに寄稿。
2023年には作家として、スポーツブランド「NIKE」とともに自分らしい色を見つけていくための絵本『みんなのいろいろ』を出版。
音楽活動にも力を入れ、2019年に自身初のアルバム『僕の半年間』を発売。複数の広告・映像作品での音楽提供も行なっている。その後、電子音楽・和太鼓ユニット「清水文太とhina」を結成。WAIFU・SUPER DOMMUNE をはじめとした多数のパーティー・展覧会・イベントに出演し、ライブパフォーマンスの幅を広げている。
アーティスト・クリエイティブディレクター・コラムニストとして多岐にわたる活躍を見せている。

コムアイ
声と身体を主に用いて表現活動を行なっているアーティスト。日本の郷土芸能や⺠俗学、北インドの古典音楽に影響を受けている。主な作品に、屋久島からインスピレーションを得てオオルタイチと制作したアルバム『YAKUSHIMA TREASURE』や、奈良県明日香村の石舞台古墳でのパフォーマンス『石室古墳に巣ごもる夢』、東京都現代美術館でのクリスチャン・マークレーのグラフィック・スコア『No!』のソロパフォーマンスなど。水にまつわる課題を学び広告するアーティビズム・コレクティブ『HYPE FREE WATER』をビジュアルアーティストの村田実
莉と立ち上げる。NHK『雨の日』、Netflix『Followers』、映画『福田村事件』などに出演し、
俳優としても活動。 音楽ユニット、水曜日のカンパネラを 2021 年に脱退。

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