ビクターエンタテインメントのロゴマークやグッズとして音楽ファンを中心に広く親しまれている犬のキャラクター「ニッパー(NIPPER)」の認知度向上と親しみやすいキャラクターの訴求を図ることを目的として、ビクターに所属するアーティストが1年間アンバサダーを努める「ニッパー大使」。初代を努めたシンガーソングライター・山崎あおいに次ぐ二代目として、山内の就任が決定した。幼少の頃から犬と共に過ごし、もともと無類の犬好きだという山内は「ビクターのシンボルであるニッパー大使に任命して頂き、とても光栄です。ニッパーの誕生にまつわるストーリーを知って、大使として皆さんにこのお話をもっと知ってもらいたい。そして、このストーリーを曲として唄いたいとも思っています」と、就任への意気込みを語っている。就任期間は1年間で、今後は歌手活動の中でグッズの共同開発なども含め、様々なコラボレーションを展開していく予定だ。

“ニッパーの日”と制定された2月8日、東京都内にあるビクターエンタテインメント本社で行われた就任発表会には山内本人も登場。壁面に掛けられた絵も合わせて50体のニッパーに囲まれ、集まった多くの報道陣を前に、3月23日発売のニューシングル「流転の波止場」を初お披露目した。本作は、昨年発表した「スポットライト」で念願の「紅白歌合戦」初出場を果たして以来となる、注目の新曲。作詞を手掛けた仁井谷俊也が、夢を求めて故郷や恋人とも別れ、放浪の旅を続ける男の歌を、歌謡界の大海原に船出した山内の姿に重ねて描いたという、まさに今の山内惠介だからこそ歌える楽曲に仕上がっている。 歌い終えた山内は、「この度ニッパー大使に就任致しました、山内惠介です。ビクターのシンボルであるニッパーの大使に選んで頂けたことは、歌手冥利というか人間・山内惠介冥利に尽きるな、と思っております。今年は歌手としてはもちろん、ニッパー大使としても頑張っていきたいと思います」と挨拶。
その後の囲み会見では、今後一年間の大使としての活動について「実話に基づいたニッパーのエピソードを知らない方も多いと思うので、僕の歌と共に多くの人に伝えていきたい。コンサートで“ニッパー物語”を伝えるようなコーナーを設けたり、コラボグッズも作りたいですね」と意気込み、「ニッパーと言えばビクターの看板なので、今回大使に選んで頂いて責任を感じますが、僕は無類の犬好きなので、そこは自信を持って務めたいです」と自信をのぞかせた。また、「僕の実家は昔から今に至るまで犬が絶えない家庭で、特に子供の頃は両親が共働きで家に居ないことが多かったので、犬はそんな時に一緒にいてくれる心強い存在でした。一緒に散歩しながら大好きな美空ひばりさんの曲を歌って、よく聴いてもらっていました」と、当時の愛犬とのエピソードを披露。
さらに、新曲「流転の波止場」については、「明るく笑顔で歌える曲。今年は笑顔の一年にしたいので、ピッタリの曲だと思います。ニッパーも国民的キャラクターなので、それと同じように、今年はこの曲を国民的大ヒット曲にして、また『紅白歌合戦』に出たいので、もし出られた時には、ニッパーが華を添えてくれたら嬉しいですね」とアピール。「去年、皆さんのおかげで親孝行がたくさん出来たと思うので、今度は“ファン孝行”をしていきたい。この歌でファンの皆さんを元気にしたいです」と、ファンへの恩返しを誓った。

「ニッパー大使」就任に寄せた山内惠介コメント

この度、ビクターのシンボルであるニッパー大使に任命して頂きとてもとても光栄です。 子供の頃から犬がいるのが当たり前の家庭で、常に2~3匹は飼っていました。野良犬を拾ってきたこともあるぐらい犬が大好きでしたから。
高校生で福岡から上京後、デビューした当時は実家にはサブとロクと言う名の2匹の犬がいました。
数年実家に帰らなかった時期があったのですが、テレビやラジオから流れる僕の唄声を聞いて、耳を傾け反応していたようです。僕の声がわかったみたいで、聞いてくれていたんだと思います。
音楽は、人間のものだけじゃないんだなと思った次第です。
ニッパーの誕生にまつわるストーリーを知って、大使として皆さんにこのお話をもっと知ってもらいたい。そして、このストーリーを曲にして唄いたいとも思っています。

旅盤
山内惠介「流転の波止場」〈旅盤〉
3月23日発売/CD:VICL-37148/カセット:VISL-37148/1,300円(税込)



港版
山内惠介「流転の波止場」〈港盤〉
3月23日発売/CD:VICL-37149/カセット:VISL-37149/1,300円(税込)
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