「宇宙戦艦ヤマト2199 コンサート2015/追憶の航海編」が、劇場版5.1chサラウンドで体感できるとあって、平日の21時スタートという遅い時間にもかかわらず、熱心なヤマトサウンド・ファンで会場は埋め尽くされていた。
オープニングトークから宮川さん、氷川さん、さらには司会の小林さんも、ふたつのコンサートのウラ話や作品への熱い想いを語ってくれた。特に、氷川さんが語ったファンとして音楽に期待するもの、宮川さんの音楽家としての曲順に対するこだわりなど、ファンならずとも興味深い内容で、こういった話を踏まえたうえでのフィルムコンサートは楽しさも倍増したはずだ。
今回のリリースに際し宮川彬良さんから以下のコメントが寄せられている。
「約40年前、父・宮川泰は、〈宇宙戦艦ヤマト〉を書きました。それから長い年月を経て、私の世代が新たにこれを継承し、新規録音をさせていただく機会に恵まれました。スタジオはいつも音楽を立体化する場所であり、これまで沢山のミュージシャンを育んできました。私もその一人です。いつものスタジオでどのようにヤマトの音楽が生み出されているか、ミュージシャン達がどのような眼差しで楽曲と向き合っているかを“LIVE”で体感出来る貴重な機会でありました。
是非、ご自宅で何度でもお楽しみください」