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sudio VASA BLÅ
イヤホンは、小さいながらもかなり目立つ存在だ。iPhoneが登場した頃、街で白いイヤホンをしている人を数多く見掛けるようになった。付属のイヤホンが白だったからだ。それまでイヤホンといえば黒ばかりだったこともあって、この白いイヤホンはとにかく目立っていた。その後、色とりどりのイヤホンが数多く発売されるようになって、デザイン面で個性を打ち出すブランドも増えてきている。sudioもそのひとつだ。
sudioの最新モデル、Bluetooth対応の「VASA BLÅ」(ヴァーサ・ブロー)は、10.2mm口径のダイナミックドライバーにフラットケーブル、マイク内蔵の3ボタンリモコンが付属。音質はクセのないフラットな味付けで、スマホ付属のイヤホンなどから移行する人には馴染みやすいだろう。ポップスやアコースティック系の音源にはしっくりハマってくれた。Bluetoothのバージョンは4.0で、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応。AACコーデックに対応していない点は少し残念だ。
[/section] [section heading="お手本のようなゴールドの使い方"]VASAシリーズ最大の特徴は、ゴールドのハウジングだ。用意されている4色すべてハウジング部は金色なのだが、メインカラーに合わせてホワイトとブラックはピンクゴールド、ブルーとイエローはイエローゴールドと少し色味を変えている。ゴールドという色は使い方次第では下品に見えてしまうこともあるが、VASA BLÅの場合は上品さを醸し出している。ちなみにハウジングの最も外側、装着時に見える部分はメインカラーになっている。そのため、ゴールドはその周辺にチラッと見えるだけだ。こんなところにも、北欧デザインらしいカラーリングの上手さを感じさせられた。
[/section] [section heading="所有感を満たしてくれるデザインや付属品"]本体部は約23gと軽量。ケーブルを首の後ろに回すタイプなので、重さで引っ張られる心配は元々ないのだが、やはり軽いだけあって快適な装着感になる。イヤーピースはシリコン製で、4サイズが付属。フィット感、音漏れの少なさはともに上々だ。右のケーブルにリモコン、左にバッテリーが付く。バッテリー部にはmicroUSB端子が付き、充電はそこから行う。120分のフル充電で約8時間稼働する。ちなみにバッテリー残量は、スマホと接続するとスマホ側で分かるようになっている。
しかしながら、北欧ブランドならではのこだわりが分かるのはデザイン性だろう。よくよく見ると、基本的にはシンプルだ。なのに、なぜかセンスを感じられる。それはおそらく、ハウジング部のゴールドであり、フラットケーブルにプリントされた「sudio VASA BLÅ」の文字であり、ソリッドなメインカラーの質感なのだろう。さらには、メインカラーと同色のレザーケースやゴールドのケーブルクリップも付属する。こういった細かい部分にこだわることで、所有感を満たしてくれるのはさすがだ。音質だけでなく、身に付けるモノだからこそデザインにもこだわりたい。イヤホンもファッションの一部だと思う。そんな人にこそぜひ一度手に取ってもらいたい。
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