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iFI-Audio iFI Retro
1958年に登場した管球式コントロールアンプ「MARANTZ 7」、管球式ステレオパワーアンプ「LEAK STEREO 20」という歴史的銘機をリスペクトしたというレトロな外観、放熱スリットから覗き込むと、そこにはEL84X真空管4本、ECF82真空管2本が見え隠れする。そう、STEREO 50は現代のA級回路に真空管アンプを甦らせた、類のないコンセプトのオーディオなのだ。
[/section] [section heading="アナログからハイレゾ、ワイヤレスまでを網羅するユーティリティ"]STEREO 50の驚きはデザインのみではない。驚くことなかれ、STEREO 50はハイレゾ対応なのだ。PCとUSBケーブルで接続すればUSB DACとして動作し、最大768kHz/32bitのPCM、Octa-DSD512という現存する最高スペックのハイレゾ音源をカバーする性能を持つ。ワイヤレスも、Bluetooth、CDクオリティの音質を伝送するaptxコーデックに対応、パネル上部にはNFCも備える。入力は光デジタルにアナログ、レコード好きにも嬉しいフォノ端子接続も備える力の入れ様だ。
一方、操作ギミックは徹底したアナログ仕様。インプットの切り替えはパネル前面にあるダイヤルを手回しで合わせて、デジタル入力の切り替えはパチンと軽やかなトグルスイッチ。自動切り替えなだんて無粋なものはない、これこそが“オーディオを触る”という喜びを今に甦らせているのだ。
[/section] [section heading="レトロな外観、現代的なHi-Fiサウンド"]STEREO 50の内蔵する25W+25Wのスピーカー出力に合わせてデザインされたスピーカー、LS3.5でそのサウンドを聴くと、音志向はレトロ調というよりむしろ、想像以上に現代的。真空管の味わいもより高解像を志向している。
例えば、カーペンターズの『トップ・オブ・ザ・ワールド』を聴いても音像のフォーカスが定位し、音分離のよさを見せつけるし、SHANTIのジャズナンバーも重低音のほどよいパワーを伝えつつ、ムーディーに仕上げている。お好みでパネル前面のアナログ・トーン・コントロールつまみを回せるという、今どきのオーディオにはめずらしい機能もiFI Retroならではの愉しみだ。
レトロな外観からは、インテリアオーディオと思うかもしれないが、iFI Retroは、久々に見て、触れて、愉しいオーディオだ。ダイヤルやスイッチを操作して質感を味わう、レコードプレーヤーを繋ぐ、スマートフォンやPCと接続する・・・・・・昔ながらのオーディオから今どきのリスニング環境まで、思い思いのオーディオ像を描く。iFI Retroはそんなシステムなのだ。
[/section] [spec heading="iFI-Audio" href="http://ifi-audio.jp/"][/spec]