DJスネイク、待望のニュー・アルバム『NOMAD』をリリース！Stray Kids、Travis Scott、Future、J Balvin、Damian "Jr. Gong" Marleyほか豪華アーティストが参加

2025年11月7日（金）、伝説的アーティストでプロデューサーのDJ Snakeが、国や言語、そして音楽ジャンルを越境する17曲入りのニュー・アルバム『Nomad』をリリースした。前作からおよそ6年、待望の新作となる本作は、長年のキャリアを通じて世界各地の音楽文化へ深い敬意を込めてきたDJ Snakeの新たな幕開けを告げる一枚だ。

最新作『Nomad』については、DJ Snakeがエレクトロニック・ミュージック・アーティストとして史上初めて8万人を収容するフランスの国立スタジアム「スタッド・ド・フランス」での単独公演を完売させ、見事成功を収めた歴史的ライブで初めて発表された。新進気鋭の若きアルジェリア系フランス人プロデューサーから、現代音楽を代表する存在へと進化したDJ Snakeの軌跡を刻む『Nomad』は、レゲトン、中東のストリートミュージック、バイレ・ファンクなど実に多様な音楽を自在に融合し、彼の音楽を象徴する、無限の創造性と豊かな文化的多様性を体現している。

DJ Snakeは本作について次のように語っている。

「僕はインド系、カリブ系、アフリカ系、中東系など、さまざまなバックグラウンドを持つ人々に囲まれて育った。そのミックスこそが僕の音楽の基盤なんだ。」

「『Nomad』はそんな自分の原点へのオマージュ。常に動き、学び、世界が持つ音を混ぜ合わせていく、まるで“遊牧民（ノマド）”のようにね。『Nomad』はただのアルバムじゃない。ひとつの文化的ステートメントなんだ。」

DJ SnakeはStray Kidsとのコラボレーション曲「In The Dark」をサプライズ発表し、世界中のファンを驚かせた。世界的なDJのDJ Snakeにとって、「In The Dark」がK-POPトップグループとの初共演となる。リリースされたばかりの「In The Dark」は、Stray Kidsの爆発的なエネルギーとDJ Snakeのジャンルを融合させるプロダクションが見事に混ざり合い、東洋と西洋の音楽が交わる象徴的な瞬間となっている。

 

DJ Snakeは「去年パリで開催された慈善募金イベント〈Le Gala des Pièces Jaunes 2024〉で初めてStray Kidsに会った。そこで自分たちは双方ともに、この出会いは始まりにすぎないと確信したんだ…。自分はK-POPシーンには常に感銘を受けてきたし、この音楽ジャンルに物凄い影響力を持つStray Kidsとコラボできるのは本当に光栄だ。」

 

最新アルバム『Nomad』では、Stray Kids以外にも数々の初共演が実現している。グラミー賞ノミネート歴を持つアフロハウス・アーティストBantuを迎えた「Company」、レゲエ界のアイコン Damian “Jr. Gong” Marleyをフィーチャーした「Bam Bam」、そしてベース・ドリヴンな音が特徴的なDJ Snakeの別名義（アルター・エゴ）プロジェクト “The Outlaw（ザ・アウトロー）” が満を持してデビューする「Final Fantasy」などが収録されている。さらに、FutureとTravis Scottを迎えた「Tsunami」ではDJ Snakeがヒップホップへの原点回帰を果たし、ソロ楽曲「Nomad」「Monte Carlo」「Cairo Express」「KIKI2000」では、DJ Snakeのノマドとしての旅路の各章が描かれている。

『Nomad』リリースに先駆けた今夏、DJ Snakeは最新アルバムの世界観を提示する先行シングルを次々と発表した。最初にリリースされたのは、5月のスタッド・ド・フランス公演で初披露された、Bipolar Sunshineフィーチャリングの「Paradise」。フィル・コリンズの名曲「Another Day in Paradise」を現代的に再解釈した楽曲だ。

続くSpace Lacesとの共作「Reloaded」では、マリリン・マンソンの「This Is the New Sh*t」を大胆にサンプリングし、ダンスフロアを燃やすようなエレクトロ・チューンに仕上げている。

そして、DJ Snakeが非常にパーソナルな思いを寄せたプロジェクトが、Amadou & Mariamの代表曲「Sabali」を再構築した「Patience」だ。現代の移民問題のリアルに迫る力強いメッセージが込められたMVも発表され、より良い未来を求めて故郷を後にした人々の姿を、繊細かつ人間味あふれる視点で描いている。

 

夏の後半には、長年の友人でありコラボレーターであるJ Balvinとの再共演となる90年代レゲトン風ナンバー「Noventa」をリリース。文化とジャンルを実になめらかに融合させたこの楽曲は、DJ SnakeとJ Balvin双方のスター性を際立たせる作品になった。

Don Toliverを迎えた「Something Wrong」では、Donの唯一無二のボーカルを通してDJ Snakeのヒップホップ・ルーツに焦点を当て、Dillon FrancisとTRXGGXとの「Bring The House Down」では、トラップ・ミュージックのエネルギーを再燃させ、シーンのリバイバルを高らかに告げている。

この10年で、DJ Snakeは世界的に最も影響力を持つエレクトロニック・ミュージックの象徴的存在へと成長し、世界中の人から愛される膨大なカタログを築き上げてきた。

「Turn Down for What」（feat. Lil Jon）に始まり、RIAAダイヤモンド認定されている「Lean On」（with Major Lazer & MØ）、Selena Gomez・Ozuna・Cardi Bをフィーチャリングゲストに迎えた「Taki Taki」、そしてJustin Bieberとの名曲「Let Me Love You」など、DJ Snakeの作品は常にグローバル・ポップ・ミュージックのサウンドを牽引してきた。また、DJ SnakeはこれまでにRIAA認定プラチナ50枚獲得し、累計ストリームは300億回を超え、世界中の有名なステージで数々のヘッドラインを務めてきた。中でも、初めてパリの凱旋門の屋上でライブを行ったエピソードは、彼の名を音楽史に刻んだ。

   

『Nomad』は、DJ Snakeがさまざまな音楽のスタイルやカルチャーを旅しながら受けた影響をブレンドし、時代を超えて愛されるダンスフロア・アンセムへと昇華した作品だ。 本作はDJ Snakeにとって重要な節目となるアルバムになっており、世界各国の音楽ジャンルやカルチャーを自在に行き来し、それらを結びつける彼の稀有な才能を際立たせている。