京都出身のロックバンド・くるりの岸田繁が書き下ろした、佐賀県嬉野温泉「旅館大村屋」の大浴場で流れている入浴専用音楽が『MUSIC FOR THE ONSEN』と題してCD販売決定。11月1日より旅館大村屋の売店と、同ECサイトにて販売が開始となります。

旅館大村屋は江戸時代から営業を続ける嬉野温泉で最も歴史を持つ温泉旅館です。大浴場は平成元年に建設された東館にあり、35年にわたって温泉客を癒やし続けてきました。今年に入り改装工事がスタートし、男性大浴場は既に工事が完了、女性大浴場も10月末に工事が完了となっており、そんな新たに誕生する半露天風呂にて岸田繁が制作した入浴専用音楽が流れるという、これまでにない入浴体験と音楽体験を味わえる大浴場が実現しました。

旅館大村屋15代目の北川健太氏から依頼を受け制作した入浴専用音楽は、岸田が実際に旅館大村屋に足を運び大浴場に浸かった体験などの、現地でのさまざまな経験をもとに、“旅館大村屋の半露天風呂での入浴専用音楽”として制作されました。

入浴専用音楽は、夕方から夜にかけての音楽『Vigorously Bubbling Hot Spring』と、朝風呂のための音楽『Emerging Hot Spring』の2曲(各約15分)があり、CDにはそれぞれのショートバージョンが収録されます。フルバージョンが聴けるのは現地のみとなりますので、気になる方はぜひ足をお運びください。

CD予約URLhttps://oomuraya.stores.jp/

また、旅館大村屋のnoteでは岸田繁のコメントや北川健太氏のインタビューを掲載した記事が公開中。こちらも合わせてチェックしてください。

記事URLhttps://note.com/ryokanoomuraya/n/n2c437969e6a7

なおくるりとしては、昨年10月に劇場公開し話題を呼んだ「くるりのえいが」が今冬発売予定となっており、現在タワーレコード京都店では「くるりのえいが(京都音博2024開催記念限定盤)」が先行販売中、イタリアの音楽家Daniele Sepe(ダニエレ・セーペ)氏と共にイタリアのナポリで制作した新曲「La Palummella」が配信リリース中、そして、来年1月からはおよそ2年ぶりとなるホールツアー「くるり ホールツアー2025 Quruli Voyage 〜くるりと弦楽四重奏〜」の開催が発表されるなど、精力的に活動中なのでそちらの情報もお見逃しなく。

[最新リリース情報]

岸田繁『MUSIC FOR THE ONSEN』
2024年11月1日(金)発売
品番:NCS-3053 価格:1,430円(税込)フォーマット:CD

<収録曲>
01.Emerging Hot Spring(short edit)06m38s
02.Vigorously Bubbling Hot Spring(short edit)07m05s
※大村屋の大浴場(半露天風呂)では各楽曲の完全バージョンが楽しめます

<形態>
・CD単体(大村屋売店限定):1430円(税込)
・入浴券付きCD(CD1枚、オリジナル温泉タオル1枚、入浴券1枚):2530円(税込)
・入浴券付きCD(CD1枚、オリジナル温泉タオル2枚、入浴券2枚):3630円(税込)
・入浴券付きCD(CD1枚、オリジナル温泉タオル2枚、お得な入浴券10枚セット):6930円(税込)
・温泉湯どうふ付きCD(CD1枚、オリジナル温泉タオル1枚、嬉野名物温泉湯どうふセット「豆腐2丁、温泉水、ごまだれ入り」):3590円(税込)

<予約URL>
https://oomuraya.stores.jp/
<note URL>
https://note.com/ryokanoomuraya/n/n2c437969e6a7

<大浴場リニューアルのためのクラウドファンディング>
クラウドファンディングについて詳しくはこちらをご覧ください。
https://note.com/ryokanoomuraya/n/n4f7422b92ba3

<岸田繁コメント>


歴史ある佐賀のいで湯、嬉野温泉の名物旅館大村屋。温泉と音楽を心より愛する北川さんのホスピタリティは素晴らしく、訪れた人々はたちまちこの宿の虜になってしまうことでしょう。
湯は柔らかく、身体の芯から解れていくことを実感します。温泉湯豆腐や山海の幸、そして名物嬉野茶は是非味わっていただきたい。そして、街のオーセンティック・バー顔負けの素敵なカウンターで、ハイエンド・オーディオに耳を傾けながら飲むアイラ・モルトもまた一興。
北川さんより、内風呂改装に併せて、半露天風呂で流れるアンビエント音楽の制作依頼。川のせせらぎ、野鳥や虫の鳴き声と、それらを包むいで湯のサウンドスケープ。
既に出来上がっている音風景を、音楽で彩るために注力したのは「風景と一体化する音」と、「巡るイメージ」。
まるで自分自身がそこにある風景になっているかのような音世界。あるいは、時代やそれぞれの想い出、身体の中のエネルギーや血が巡るような感覚。そんなことをイメージしながら音を編んでいきました。
どうかこのいで湯の魅力にどっぷり浸かっていただき、世にも珍しい「温泉入浴専用音楽」を楽しんでいただければ幸いです。

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